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J-GLOBAL ID：201702290075461498   整理番号：17A0894667

ALOS-2データを用いた2017年3月末コロンビア洪水被害の偏波解析

Analysis of Flood Area in Colombia at the end of March 2017 using ALOS-2 Polarimetric Data

著者 (4件)： 千石周 (新潟大) ,  山口芳雄 (新潟大) ,  山田寛喜 (新潟大) ,  佐藤亮一 (新潟大 教育)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 107(SANE2017 13-21)  ページ： 31-36  発行年： 2017年06月16日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 洪水は世界各地で発生しており,様々な被害が報告されている。洪水が起きた際には迅速な救助が必要であるため,被害状況の把握は重要である。しかし人員による現地調査は二次被害が起こりうるため危険である。そこで多偏波合成開口レーダ(PolSAR)による観測が期待されている。PolSARは昼夜天候に左右されない観測,高分解能な画像の取得,偏波を用いた詳細な解析が可能である。中でもALOS-2に搭載されているPolSARは大きな成果を上げている。本稿では,PolSARによる洪水被害観測の有効性を検討するため,洪水前後のPolSARデータに対して偏波解析を行った。その結果,PolSARを用いた洪水被害観測は有効であることが確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： *測地衛星 ,  *合成開口レーダ ,  コロンビア共和国 ,  *水害 ,  *観測 ,  円偏波 ,  相関関数 ,  分割法 ,  データ解析 ,  *有効性
準シソーラス用語： ALOS衛星 ,  分解法 ,  *偏波合成開口レーダ

分類 (2件)： レーダ  (ND13010H) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (8件)：

• Y. Oh, S. Y. Hong, Y. Kim, J. Y. Hong, ′′Polarimetric Backscattering Coefficients of Flooded Rice Fields at L-and C-Bands: Measurements, Modeling, and Data Anal-ysis,′′ IEEE Trans. Geosci. Remote Sen., vol. 47, no. 8, pp. 2714-2721, Aug. 2009
• L. Giustarini, R. Hostache, P. Matgen, G. J. -P. Schumann, ′′A Change Detection Approach to Flood Mapping in Ur-ban Areas Using TerraSAR-X,′′ IEEE Trans. Geosci. Re-mote Sens., vol. 51, no. 4, pp. 2417-2430, Apr. 2013.
• P. Iervolino, R. Guida, A. Lodice, D. Riccio, ′′Flooding Wa-ter Depth Estimation With High-Resolution SAR,′′ IEEE Trans. Geosci. Remote Sens., vol. 53, no. 5, pp. 2295-2307, May 2015.
• 郷右近英臣,越村俊一,松岡昌志,′′合成開口レーダー画像による津波浸水ラインの半自動抽出ツールの開発,′′土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.70,No.2,2014,I_1486-I_1490
• コロンビアの土石流、死者273人にその壮絶な現場写真, http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/04/colombia_n_15795534.html, May 24

タイトルに関連する用語 (5件)： ALOS-2 ,  コロンビア ,  洪水被害 ,  偏波 ,  解析