特許
J-GLOBAL ID:201703012222688848

熱伝導率可変デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 サトー国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-106378
公開番号(公開出願番号):特開2016-216688
出願日: 2015年05月26日
公開日(公表日): 2016年12月22日
要約:
【課題】簡単な構成でありながらも周囲温度に依存せずに熱伝導率を自在に変化可能なデバイスを提供する。【解決手段】熱伝導率可変デバイス21において、導電膜24,25への正電圧及び負電圧の印加を電圧制御回路29により制御することで、EC電極28では「WO3+XM1++e-←→M1xWO3(←→は可逆であることを示す)」の可逆的な酸化還元反応が起きる。EC電極28では可逆的な酸化還元反応により熱伝導率が変化し、外部から熱取込層22に取り込まれた熱がEC電極28を介して熱放出層23へ伝導する熱の挙動(熱の伝導速度)が変化する。熱伝導のオンオフを切り換える熱スイッチとして幅広い分野での用途を期待することができる。【選択図】図13
請求項(抜粋):
金属絶縁体転移を起こす化合物と、 外部から熱を取り込む熱取込手段と、 外部へ熱を放出する熱放出手段と、 前記化合物の前記金属絶縁体転移を可逆的に起こさせる制御手段と、を備え、 前記化合物の前記金属絶縁体転移を前記制御手段により可逆的に起こさせて前記化合物の熱伝導率を変化させ、外部から前記熱取込手段に取り込まれた熱が前記化合物を介して前記熱放出手段へ伝導する際の熱の挙動を制御することを特徴とする熱伝導率可変デバイス。
IPC (3件):
C09K 9/00 ,  C09K 5/14 ,  C09K 5/16
FI (3件):
C09K9/00 B ,  C09K5/14 E ,  C09K5/16
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 放熱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-168782   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 能動的な熱流変化のための熱スイッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2016-002482   出願人:トヨタモーターエンジニアリングアンドマニュファクチャリングノースアメリカ,インコーポレイティド
審査官引用 (2件)
  • 放熱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-168782   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 能動的な熱流変化のための熱スイッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2016-002482   出願人:トヨタモーターエンジニアリングアンドマニュファクチャリングノースアメリカ,インコーポレイティド

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