文献
J-GLOBAL ID:201802213300253590   整理番号:18A0380883

東南極における衝突帯からのグラニュライト大陸地殻(Perlebandet,Sor Rondane山脈)へのClに富む流体の昇温浸透【Powered by NICT】

Prograde infiltration of Cl-rich fluid into the granulitic continental crust from a collision zone in East Antarctica (Perlebandet, Sor Rondane Mountains)
著者 (10件):
資料名:
巻: 274-275  ページ: 73-92  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0172A  ISSN: 0024-4937  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
泥質および珪長質変成岩中のCl含有黒雲母の微細構造を利用して,Perlebandet,Sor Rondane山脈(SRM),東南極から上部角閃岩とグラニュライト相変成岩の圧力-温度-時間(P T t)経路と相関するClに富む流体の浸潤のタイミング。微細構造観察は,安定したAl_2SiO_5多形は珪線石から藍晶石+紅柱石+珪線石に変化し,地質温度圧力計からのP-T推定値は,SRMの南西部テレーンの反時計回りのP-T経路特性を指摘していることを示した。in situレーザアブレーションガーネット中のジルコン包有物のU-Pb年代測定のための誘導結合プラズマ質量分析は約580Ma,Perlebandetでのガーネット形成変成作用の年代を示すようだが得られた。ざくろ石,珪線石,Clに富む黒雲母(Cl>0.4wt%)間の包接ホスト関係によると,Clに富む黒雲母の形成は珪線石安定領域における昇温変成作用中に起きたことを明らかにした。このプロセスは,部分溶融黒雲母(Cl=0.1 0.3wt%)を摂取している捕食された。これはガーネットを置換する逆行性,中程度Cl黒雲母(Cl=0.1 0.3wt%)により追跡した。異なる試料中のClに富む黒雲母形成,及び各段階で推定した共存する流体の類似したf(H_2O)/f(HCl)値の類似した時期は,昇温Clに富む流体の浸潤によって最も良く説明できた。累進変成作用の開始での溶液存在部分溶融は,おそらく流体のCl濃度(と恐らく塩分)を上昇させるのに寄与し,流体の消費は脱水溶融の進展をもたらした。退行フルードはCl部分溶融結晶化から放出されたまたは外部から導出した。Perlebandetにおける昇温Clに富む流体浸透は,おそらく衝突境界の下盤の最上部で起こった。大規模せん断帯に沿ったClに富む黒雲母と角閃石の局所分布とSRMにおける剥離は,大陸衝突中の構造境界を通したClに富む流体の外部入力を支持した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
深成岩  ,  岩石圏の地球化学一般 

前のページに戻る