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J-GLOBAL ID:201802247919741196   整理番号:18A1890291

育苗期中盤におけるトレイ苗のスペーシングが間欠冷蔵処理したイチゴの開花に及ぼす影響

Flower-promoting Effect of Spacing during the Middle Stage of Tray Plant Propagation on Strawberry Runner Cuttings Induced by Intermittent Low-temperature Storage
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 319-325(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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イチゴの育苗において,35穴トレイ(条間6.5 cm × 列間6.5 cm,培地量130 mL)を用いた挿し苗育苗は,9 cmポット(培地量360 mL)や24穴トレイ(条間8.5 cm × 列8.0 cm,培地量175 mL)の苗と比較して必要な培地量,育苗面積ともに少なく,取り扱いも容易なため,育苗や定植作業に加えて,間欠冷蔵などの花芽分化促進処理も効率的に実施可能である.しかし,9 cmポットや24穴トレイの苗と比較して花芽分化が遅くなりがちで,間欠冷蔵処理期間中の気象条件や苗の栽培条件によって処理効果が劣る場合がある.本実験ではイチゴ‘女峰’を供試し,35穴トレイを用い,育苗期のスペーシング(1トレイ当たり17, 25, 35株植え,それぞれ栽植密度50%区,70%区,100%区)が間欠冷蔵処理による開花促進効果に及ぼす影響について検討した.50%区および70%区の苗に比べて,栽植密度の高い100%区の苗では,葉柄長が有意に長く,個体当たりの根中糖含有量が少なかった.それぞれの苗をトレイに35株ずつ並べて間欠冷蔵処理(3日間の自然条件をはさんだ3日間暗黒15°C冷蔵を2回,計9日間)を行ったところ,50%区では安定した開花促進効果が得られたが,100%区では,早期処理ほど著しく開花が遅れる株が多くなった.これらのことから,育苗期中盤にスペーシングを行うことで,処理の前進化や効果の安定化が可能になると考えられた.(著者抄録)
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