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J-GLOBAL ID：201802256117158272   整理番号：18A2144060

回転磁石マーカを用いた基礎的なスマートフォン経路推定

著者 (5件)： 渡邊康祐 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  廣井慧 (名古屋大 未来社会創造機構) ,  梶克彦 (愛知工大 情報科学) ,  河口信夫 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  河口信夫 (名古屋大 未来社会創造機構)
資料名： 情報処理学会シンポジウムシリーズ(CD-ROM)  (IPSJ Symposium Series (CD-ROM))
巻： 2018  号： 1  ページ： ROMBUNNO.5F-5  発行年： 2018年06月27日 
JST資料番号： L6741A  ISSN： 1882-0840  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,スマートフォンの普及により,位置情報を利用する機会が増加した。我々の目的は誤差数cmのスマートフォンの3次元位置情報に基づいた新たなサービスの創出である。本研究では回転磁石マーカを用いて,スマートフォンの基礎的な移動経路を推定する手法を提案する。回転磁石マーカは強力な磁石を用いて動的磁気を発生させる装置で,スマートフォンの磁気センサで検知可能な磁気を発生させる。我々はこれまで,回転磁石マーカを用いて,スマートフォン所有者の通過検出や,静止しているスマートフォンの3次元位置を推定する手法を提案してきた。今回はその手法を拡張するため,スマートフォンの基礎的な移動経路推定の検討を行った。まず回転磁石マーカが発する磁気の影響下で,移動しているスマートフォンが計測する磁気の近似式を導出した。次にスマートフォンを移動させて,回転磁石マーカによる磁気を計測する。得られた磁気データに対して,導出した近似式でカーブフィッティングし,スマートフォンの初期位置と速度を推定する手法を検討した。評価実験の結果,回転磁石マーカからの距離が1mの直線経路で,スマートフォンの初期位置を平均誤差5.4cm以下,速度を平均誤差0.01m/s以下で推定した。(著者抄録)

シソーラス用語： 標識 ,  磁石 ,  *スマートフォン ,  *経路 ,  *磁気センサ ,  推定 ,  *位置決め ,  *位置情報 ,  近似式 ,  曲線あてはめ ,  評価試験 ,  シミュレーション ,  磁気測定 ,  速度
準シソーラス用語： 回転磁石マーカ ,  経路推定 ,  位置推定 ,  移動速度

分類 (2件)： 電子航法一般  (ND14010O) ,  磁気の計測法・機器  (AD07060U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 磁石 ,  マーカ ,  基礎 ,  スマートフォン ,  経路 ,  推定