文献

J-GLOBAL ID：201802273489519704   整理番号：18A1469743

水素キャリアとしてのアンモニアを合成・分解するための触媒開発

著者 (1件)： 永岡勝俊 (大分大 理工)
資料名： 触媒  (Catalysts & Catalysis)
巻： 60  号： 4  ページ： 217  発行年： 2018年08月05日 
JST資料番号： F0319A  ISSN： 0559-8958  CODEN： SHKUAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・エネルギーキャリア,水素キャリアとして注目されるアンモニアの合成および分解反応のため,調製が簡便で,温和な条件で高活性を示す触媒を開発。
・希土類酸化物La_0.5Ce_0.5O_1.75を担体に用いた担持Ru触媒をアンモニア合成触媒として調製し,高いアンモニア生成速度を獲得。
・アンモニア分解による水素製造において,少量の酸素を導入してアンモニアの一部を燃焼させる酸化分解反応,および酸化ルテニウム系触媒の酸点へのアンモニア吸着による発熱を利用し,外部からの熱供給を要しない高速な水素製造を実現。

シソーラス用語： *キャリア ,  *アンモニア ,  *化学合成 ,  *分解反応 ,  *ルテニウム触媒 ,  *担持触媒 ,  触媒設計 ,  触媒調製 ,  触媒活性 ,  希土類元素化合物 ,  酸化物 ,  社会 ,  エネルギー貯蔵 ,  エネルギー輸送 ,  吸着熱 ,  生産 ,  製造 ,  酸化ルテニウム ,  ルテニウム
準シソーラス用語： *アンモニア合成 ,  エネルギーキャリア ,  希土類酸化物 ,  *水素キャリア ,  *水素製造 ,  低炭素社会

分類 (3件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  窒素とその化合物  (YB02050S)

引用文献 (5件)：

• K. Sato, et al., Chem. Sci., 8, 674 (2017)
• Y. Ogura, et al., Chem. Sci., 9, 2230 (2018)
• K. Nagaoka, et al., Chem. Mater., 20, 4176 (2008)
• K. Nagaoka, et al., ChemSusChem. 2, 1032 (2009)
• K. Nagaoka, et al., Sci. Adv., 3, e1602747 (2017)

タイトルに関連する用語 (5件)： 水素キャリア ,  アンモニア ,  分解 ,  触媒 ,  開発