特許
J-GLOBAL ID:201803014408557794

抗炎症特性が増強され、細胞毒性特性が減少したポリペプチドおよび関連する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-053298
公開番号(公開出願番号):特開2018-118985
出願日: 2018年03月20日
公開日(公表日): 2018年08月02日
要約:
【課題】抗炎症活性が増加した組み換えIgG抗体を含む製剤の製造方法の提供。【解決手段】ホスト細胞中に組み換えIgG抗体を発現させ;発現した前記組み換えIgG抗体を1以上の精製段階に付して組み換えIgG抗体を含む組成物を作製し;該組み換えIgG抗体を含む組成物をα-(2,6)シアリルトランスフェラーゼおよびシアル酸の供与体で処理して、該組み換えIgG抗体のFc領域のN-グリカン上にα-(2,6)結合N-アセチルノイラミン酸を有する組み換えIgG抗体の組成物中のフラクションを増加させることによってシアル化組み換えIgG抗体を濃縮した組成物を調製し、生理学的に許容されるキャリアー、賦形剤又は安定剤と混合することによって抗炎症活性が増加した組み換えIgG抗体を含む製剤を製造する方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
抗炎症活性が増加した組み換えIgG抗体を含む製剤の製造方法であって、 ホスト細胞中に組み換えIgG抗体を発現させ; 発現した前記組み換えIgG抗体を1以上の精製段階に付して組み換えIgG抗体を含む組成物を作製し; 前記組み換えIgG抗体を含む組成物をα-(2,6)シアリルトランスフェラーゼおよびシアル酸の供与体で処理して、前記組み換えIgG抗体のFc領域のN-グリカン上にα-(2,6)結合N-アセチルノイラミン酸を有する組み換えIgG抗体の組成物中のフラクションを増加させることによってシアル化組み換えIgG抗体を濃縮した組成物を調製し、ここで、前記濃縮した組成物は濃縮していない組成物よりも抗炎症活性が増加しており; 前記シアル化組み換えIgG抗体を濃縮した組成物を処理して製剤を製造すること、を含み、ここで、前記処理は前記組み換えIgG抗体を生理学的に許容されるキャリアー、賦形剤または安定剤と混合することによって抗炎症活性が増加した組み換えIgG抗体を含む製剤を製造することを含む、方法。
IPC (4件):
A61K 9/00 ,  A61P 29/00 ,  A61K 47/54 ,  A61K 39/395
FI (8件):
A61K9/00 ,  A61P29/00 ,  A61K47/54 ,  A61K39/395 M ,  A61K39/395 J ,  A61K39/395 K ,  A61K39/395 Y ,  A61K39/395 X
Fターム (40件):
4C076AA11 ,  4C076AA17 ,  4C076AA19 ,  4C076AA31 ,  4C076AA53 ,  4C076AA65 ,  4C076AA95 ,  4C076BB11 ,  4C076BB13 ,  4C076CC04 ,  4C076DD69 ,  4C076EE59 ,  4C076FF02 ,  4C076FF04 ,  4C076FF36 ,  4C076FF63 ,  4C076GG27 ,  4C076GG42 ,  4C076GG50 ,  4C085AA11 ,  4C085AA32 ,  4C085AA33 ,  4C085BB36 ,  4C085BB42 ,  4C085CC01 ,  4C085CC05 ,  4C085DD31 ,  4C085DD32 ,  4C085DD33 ,  4C085DD34 ,  4C085DD62 ,  4C085DD81 ,  4C085EE01 ,  4C085GG01 ,  4C085GG02 ,  4H045AA30 ,  4H045BA53 ,  4H045DA75 ,  4H045EA22 ,  4H045FA74
引用文献:
出願人引用 (3件)
  • J ALLERGY CLIN IMMUNOL, 1991, Vol. 88, pp. 61-67
  • 1639 Sialylation Difference between Different Commercial Preparations of Intravenous Immune Globulin
  • Molecular Immunology, 2005, Vol. 42, pp. 839-848
審査官引用 (3件)
  • J ALLERGY CLIN IMMUNOL, 1991, Vol. 88, pp. 61-67
  • 1639 Sialylation Difference between Different Commercial Preparations of Intravenous Immune Globulin
  • Molecular Immunology, 2005, Vol. 42, pp. 839-848

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