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J-GLOBAL ID:201902236620939763   整理番号:19A1089524

造礁サンゴ骨格の窒素同位体比指標

Nitrogen isotope proxy in reef coral skeletons
著者 (2件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 1-12(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: G0754A  ISSN: 0386-4073  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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海洋窒素循環とその遷移は一次生産を制御し,従って大気二酸化炭素の濃度に寄与しており,それは生物地球化学的循環と地球気候システムを理解するうえで必須の情報である。しかし,表面海洋における窒素動態の空間的および連続的観測は少なかった。造礁サンゴ骨格は,熱帯および亜熱帯海洋における過去の栄養動態を何十年から千年にわたり再構築するために用いることが可能である。サンゴ骨格中の有機物の窒素同位体は窒素供給源の変化に伴って変動し,主に海洋硝酸塩の窒素同位体を捕捉している可能性がある。本論文では,著者らの研究の紹介と共に,造礁サンゴ骨格における窒素同位体指標の進歩をレビューした。造礁サンゴ骨格における窒素同位体は貧栄養海洋における硝酸塩動態の高分解能記録計となりうる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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水圏・生物圏の地球化学  ,  その他の同位体地球化学 
引用文献 (85件):
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