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J-GLOBAL ID:201902241867797748   整理番号:19A0695909

鹿児島県のサザンカにおける輪紋葉枯病の病斑のタイプ分けと季節変動

Classification of lesion types and their seasonal variations in zonate leaf blight of Camellia sasanqua in Kagoshima
著者 (3件):
資料名:
号: 44  ページ: 1-16  発行年: 2019年03月01日 
JST資料番号: Y0415A  ISSN: 1344-9362  CODEN: KDNEKH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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サザンカにおける輪紋葉枯病の被害発生パターンを明らかにするため,野外観察を行い,形態的な基準に基づいて本病の病斑のタイプ分けを行なうと共に,各タイプの病斑の野外における季節変動を調査した。その結果,本病の病斑は「縁なし」,「褐色・縁あり」,「白色・縁あり」,「不規則」,「縁のみ」の5タイプに分類できた。「縁なし」が形成された罹病葉は脱落性が高かったが,他の4タイプでは低かった。本病の感染源である菌体は「縁なし」「褐色・縁あり」「不規則」に形成された。菌体は通年確認されたが,降水量が多い時期と気温が15~28°Cの時期に特によく出現した。「縁なし」は降水量の多い時期と平均気温が15~25°Cの時期によく出現した。「褐色・縁あり」は気温が高い時期,「白色・縁あり」は気温が低い時期に多く出現し,前者の一部は後者に変化すると考えられた。「不規則」は大半が新葉で形成された。「縁のみ」は微小な病斑で,春先に一時的に出現したことから,形成されたばかりの病斑と考えられた。これらの性質から,「縁なし」は落葉を伴う激害を引き起こし,「褐色・縁あり」「不規則」は被害の慢性化に繋がると考えられた。このように,本病は異なるタイプの病斑が被害の拡大サイクルにおいて異なる役割を果たしていると考えられた。(著者抄録)
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分類 (1件):
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植物の病災害一般 

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