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J-GLOBAL ID：201902242076200851   整理番号：19A1931638

ブラシモータを有する可動装置のEMI評価に向けたノイズ電流および不要電磁放射のモデル化の初期検討

Preliminary Study on Modeling of Noise Current and Electromagnetic Radiation for EMI Evaluation of Movable Device with Brush Motors

著者 (3件)： 上本篤志 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  五百旗頭健吾 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  豊田啓孝 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 119  号： 134(EMD2019 11-16)  ページ： 19-24  発行年： 2019年07月12日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我々はブラシモータを有する機器のEMI評価に向けたノイズモデルを構築するため,ブラシモータからのノイズ電流および不要電磁放射の特性評価を試みている.ブラシモータ内部では機械的な接触により電流の切り替えを行うため電磁ノイズが発生することがわかっている.従来のブラシモータを有する電動工具のような機器は動作時も回転するのみで形状変化は伴わないため通常のEMI評価法を用いることが可能であったが,ブラシモータが駆動部に用いられ形状が変わる機器では従来の測定法が適用できないことが考えられる.そこで本稿ではEMI評価を前提にブラシモータで発生するノイズのモデル化を目的とし,ブラシモータの回転に伴い発生するノイズ電流の特性およびノイズ電流と電磁放射の関係を評価した.コモンモード電流と電磁放射の時間波形を比較した結果,コモンモード電流のパルスが電磁放射の原因であることが明らかになった.さらに,それらの発生間隔はモータの回転周期に依存することがわかった.(著者抄録)

シソーラス用語： *電動機 ,  電流 ,  電磁波放射 ,  *電磁干渉 ,  モデリング ,  *キャラクタリゼーション ,  雑音発生 ,  雑音 ,  電動工具 ,  電動機駆動 ,  雑音測定 ,  *回転 ,  雑音特性 ,  ブラシ ,  整流子 ,  接触
準シソーラス用語： ブラシモータ ,  コモンモード電流 ,  不要電磁放射 ,  EMI【電磁干渉】 ,  電磁雑音 ,  高周波雑音

分類 (2件)： 雑音一般  (ND04010J) ,  電動機  (NB07030U)

引用文献 (7件)：

• http://www.soumu.go.jp/main_content/000117694.pdf
• 豊田啓孝′′筋電義手からの不要電磁放射とその評価法の検討,′′信学技報 EMCJ2016-111, pp.15-18,2017.
• Geraldo C. R. Sincero, Jerome Cros, and Philippe Viarouge, ′′Arc Models for Simulation of Brush Motor Commutations,′′ IEEE Trans. Magnetics, vol.44, No.6, pp.1518-1521, June 2008.
• https://micro.rohm.com/jp/techweb_motor/knowledge/basics/basics-03/87
• https://micro.rohm.com/jp/techweb/knowledge/emc/s-emc/01-s-emc/6899

タイトルに関連する用語 (8件)： ブラシ ,  可動装置 ,  EMI ,  評価 ,  ノイズ ,  電磁放射 ,  モデル化 ,  初期