特許
J-GLOBAL ID:201903003833361467

多層断熱材及びそれを用いた断熱方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (9件): 田中 伸一郎 ,  弟子丸 健 ,  ▲吉▼田 和彦 ,  大塚 文昭 ,  西島 孝喜 ,  須田 洋之 ,  上杉 浩 ,  近藤 直樹 ,  谷口 信行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-226987
公開番号(公開出願番号):特開2019-094016
出願日: 2017年11月27日
公開日(公表日): 2019年06月20日
要約:
【課題】有圧環境下と真空環境下といった、外圧の異なる環境下の双方において高い断熱性能を発揮する多層断熱材を提供する。【解決手段】積層された複数の断熱フィルム2と構造体10との間に密閉空間8が形成されるように構造体と結合される包囲部材4と、隣接する前記断熱フィルムの間に挿入される複数の熱抵抗スペーサ6と複数の耐荷重スペーサ5とを備え、熱抵抗スペーサは複数の断熱フィルムの積層方向に加わる力に対して弾性を有し、耐荷重スペーサは隣接する断熱フィルムの一方に取り付けられる第1の取り付け部と他方に取り付けられる第2の取り付け部とが離間するように接続する接続部を備え、圧縮力が所定の値に達したときに接続部が分離し、第1の取り付け部と第2の取り付け部によって、隣接する前記断熱フィルムが支持されるように構成され、複数の熱抵抗スペーサ及び複数の耐荷重スペーサは、互いに離間して配置された多層断熱材1。【選択図】図1
請求項(抜粋):
構造体に取り付けられる多層断熱材であって、 積層された複数の断熱フィルムと、 前記積層された複数の断熱フィルムを覆うように配置され、前記構造体との間に密閉空間が形成されるように、前記構造体と結合される包囲部材と、 隣接する前記断熱フィルムの間に挿入され、前記隣接する前記断熱フィルムを支持する複数の熱抵抗スペーサと、 隣接する前記断熱フィルムの間に挿入され、前記隣接する前記断熱フィルムを支持する複数の耐荷重スペーサと、 を備え、 前記熱抵抗スペーサは、前記複数の断熱フィルムの積層方向に加わる力に対して弾性を有し、 前記耐荷重スペーサは、前記隣接する断熱フィルムの一方に取り付けられる第1の取り付け部と、前記隣接する断熱フィルムの他方に取り付けられる第2の取り付け部と、前記第1の取り付け部と前記第2の取り付け部を前記第1の取り付け部と前記第2の取り付け部が離間するように接続する接続部を備え、 前記接続部が、前記包囲部材に加わる外圧と前記密閉空間内部の圧力との差の圧縮力が所定の値に達したときに分離し、該圧縮力によって当接された前記第1の取り付け部と前記第2の取り付け部によって、前記隣接する前記断熱フィルムが支持されるように構成され、 前記複数の熱抵抗スペーサ及び前記複数の耐荷重スペーサは、互いに離間して配置され、且つ、前記複数の断熱フィルムが互いに接触しないように配置された、 多層断熱材。
IPC (2件):
B64G 1/58 ,  B32B 7/027
FI (2件):
B64G1/58 ,  B32B7/02 105
Fターム (15件):
4F100AT00E ,  4F100BA05 ,  4F100BA07 ,  4F100BA10A ,  4F100BA10E ,  4F100DC23C ,  4F100DC23D ,  4F100DD31A ,  4F100EJ24 ,  4F100GB31 ,  4F100JJ02 ,  4F100JJ02B ,  4F100JJ02C ,  4F100JK07C ,  4F100JK12D
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-203692
  • 特開平3-132500

前のページに戻る