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J-GLOBAL ID：202002263736325246   整理番号：20A2610624

データ蓄積のための情報フローティングのモデル化に関する考察

Consideration on Modeling of Information Floating for Data Accumulation

著者 (2件)： 中野敬介 (新潟大 工) ,  宮北和之 (新潟国際情報大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 120  号： 202(ICTSSL2020 13-21)  ページ： 33-38 (WEB ONLY)  発行年： 2020年10月15日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 情報フローティングにおいて,移動体は送信可能エリアにおいてだけ直接無線通信により送信を行うことができる.これにより,無秩序な空間的情報拡散を防ぎながら,所望の地域の移動体に情報伝達することができる.情報フローティングにおいて,異なる複数の情報を同一の送信可能エリアにおいて送信することで,仮想的に情報を蓄積することができる.更に,送信可能エリアで一旦消失したデータの再蓄積を行うこともできる.本報告では,情報フローティングの再蓄積能力の評価のためのモデルを提案し,このモデルに基づく近似解析手法を提案する.解析は3種類の道路構造において行い,提案手法の有効性を数値例,シミュレーション等により示す.(著者抄録)

シソーラス用語： *データ蓄積 ,  モデリング ,  解析 ,  計算機網 ,  *移動通信 ,  近似法 ,  シミュレーション ,  道路構造 ,  災害
準シソーラス用語： *情報フローティング ,  理論解析 ,  DTN【ネットワーク】 ,  移動体通信

分類 (1件)： 移動通信  (ND08030H)

引用文献 (6件)：

• A. Vahdat and D. Becker, ′′Epidemic routing for partially connected ad hoc networks,′′ Technical Report, Duke University, April 2000.
• A. V. Castro, G. D. M. Serugendo, D. Konstantas, ′′Hovering Information - Self-Organising Information that Finds its Own Storage,′′ BBKCS-07-07, Technical Report, Birkbeck College, London, Nov. 2007.
• 中野, ′′エピデミック通信,情報フローティングと安全・安心,′′ IEICE ESS Fundamentals Review, Vol. 10, No. 4, pp. 282-292, 2017.
• N. Karasawa, K. Miyakita, Y. Inagawa, K. Kobayashi, H. Tamura, K. Nakano, “Information Floating for Sensor Networking to Provide Available Routes in Disaster Situations,” IEICE Trans. Commun. E103-B(4), Apr. 2020.
• 中野, 宮北, ”情報フローティングによる情報蓄積の評価,” 信学技報, vol. 120, no. 106, ICTSSL2020-11, pp. 17-22, July 2020.

タイトルに関連する用語 (3件)： データ蓄積 ,  情報フローティング ,  モデル化