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J-GLOBAL ID:202002292180408615   整理番号:20A2359323

[技術報告]炭酸塩岩のガラスビードを用いた蛍光X線分析

X-ray fluorescence analysis of carbonate rocks using glass beads
著者 (4件):
資料名:
号: 10  ページ: 33-40  発行年: 2020年10月01日 
JST資料番号: F1354A  ISSN: 2186-4217  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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炭酸塩岩のガラスビードを用いた蛍光X線による定量分析法と分析結果について報告した.ガラスビードの作製:極細粒の粉末試料を110°Cで乾燥後,試料と融剤を混合したものを用いた.〈融剤の種類と混合比〉メタホウ酸リチウム(LiBO2):四ホウ酸リチウム(Li2B4O7)=34:66.〈試料と融剤の混合比及び剥離剤〉試料:融剤=1g:5g.剥離剤として高純度(99.999%)のLiBr溶液を約5mg添加.〈加熱温度と加熱時間〉約750°Cで120秒間,約1,240°Cで,120秒間静止加熱,240秒間アジテーション(攪拌加熱).標準試料:高純度(99.999%)のCaCO3粉末試料とそれに産総研の火成岩標準試料のJB-1aを添加した試料.蛍光X線分析:リガク社製ZSX Primus IIを用い,検量線法で行った.分析結果:上記の標準試料と推奨値が提案されている炭酸塩岩標準試料(産総研JLs-1とJDo-1,南アSARM40)について定量分析を行い,結果を計算値や推奨値と比較した.その結果,低濃度の元素以外はごく一部の元素を除いて類似した値を示した.強熱減量:高純度(99.999%)のCaCO3,JLs-1,JDo-1,SARM40の粉末試料をマッフル炉にて1時間かけて950°Cまで加熱,その後,5時間加熱して強熱減量を求めた.結果は蛍光X線分析値と強熱減量値の合計はほぼ100重量%に近い値を示し,このことは強熱減量値は主にCO2からなる揮発性成分値を表すことを示している.(著者抄録)
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分類 (2件):
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岩石圏の地球化学一般  ,  鉱物・岩石・鉱石の物理分析 
引用文献 (12件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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