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J-GLOBAL ID：202102223044793038   整理番号：21A3253588

充電待ち時間と施設滞在時間に関する情報提供による電気自動車のながら充電の性能改善

Performance improvement of charging electric vehicles while doing something by presentation of information on charging waiting time and facility dwell time

著者 (3件)： 中澤碧水 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  宮北和之 (新潟国際情報大) ,  中野敬介 (新潟大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 121  号： 208(ICTSSL2021 18-27)  ページ： 1-6 (WEB ONLY)  発行年： 2021年10月14日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電気自動車(Electric Vehicle:EV)の課題の一つに,充電待ち時間がガソリン自動車の給油待ち時間と比べて長いことが挙げられる.この課題を解決するため,商業施設等の駐車場に充電器を設置し,施設でサービスを利用しながら充電することで,充電のためにただ単に待つ時間(純粋な待ち時間)を減らすことができる.これを「ながら充電」と呼ぶ.従来から,ながら充電の研究として,純粋な待ち時間の解析などが行われてきた.本報告では,ながら充電において,充電器と施設の混雑情報をEVに提供することを考える.これにより,利用者は純粋な待ち時間を予測することができ,充電を行うかどうかの判断材料になるので,利用者の利益になると同時に,システムの混雑も改善できる可能性がある.このようなシステムの性能評価をコンピュータシミュレーションで行い,その性質を示す.(著者抄録)

シソーラス用語： *電気自動車 ,  *充電 ,  充電装置 ,  *待ち時間 ,  滞留時間 ,  商業施設 ,  情報サービス ,  密度 ,  *状態推定 ,  性能評価 ,  システムシミュレーション
準シソーラス用語： *滞在時間 ,  情報提供 ,  評価指標 ,  混雑度 ,  予測性能 ,  *混雑緩和 ,  サービス時間

分類 (3件)： 電気自動車  (QG07020B) ,  電装品  (QG03070C) ,  輸送方法・施設  (TB01070C)

引用文献 (10件)：

• “ピークオイル論”. 新電力の総合情報支援サイト. https://pps-net.org/glossary/5249, (参照 2021-09-01)
• “電気自動車(EV)は次世代のエネルギー構造を変える?!”. 経済産業省環境エネルギー庁. https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/tokushu/ondankashoene/ev.html, (参照 2021-09-01)
• “EUが35年にガソリン・ディーゼル車の販売禁止を発表、世界に広がるEV化の流れ”. Sustainable Brands Japan. https://www.sustainablebrands.jp/article/story/detail/1203698\_1534.html, (参照 2021-09-01)
• K. Nakano, K. Miyakita, M. Sengoku, S. Shinoda, “Modeling of a Charging Network for Electric Vehicles,” First International Workshop on Smart Grid Modeling and Simulation at IEEE SmartGridComm 2011, pp. 19-24, Oct. 2011.
• K. Miyakita, K. Nakano and Y. Ibe, “Efficient deployment of chargers for electric vehicles,” Proceedings of 19th ITS World Congress, AP-00212, Oct. 2012.

タイトルに関連する用語 (7件)： 充電 ,  待ち時間 ,  施設 ,  滞在時間 ,  情報提供 ,  電気自動車 ,  性能改善