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J-GLOBAL ID：202102231539308670   整理番号：21A1428703

異形断面平角線を用いた集中巻構造の高出力密度IPMSMの検討と実験(その2) 非対称固定子先端の検討

Testing and analysis for high power density IPMSM employing concentrated rectangular windings-Asymmetric tooth-tip-

著者 (6件)： 梶井伸之介 (北大) ,  竹本真紹 (岡山大) ,  小笠原悟司 (北大) ,  折川幸司 (北大) ,  軸丸武弘 (IHI) ,  鈴木史典 (IHI)
資料名： 電気学会全国大会講演論文集(CD-ROM)  (Annual Meeting Record, I.E.E. Japan (CD-ROM))
巻： 2021  ページ： ROMBUNNO.5-018  発行年： 2021年03月01日 
JST資料番号： S0653B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・高効率化や高機能化に優れた電動機システムを利用する航空機の電動化の促進に関する研究開発が積極的に行われており,小型化と高出力の両立が実現可能な埋込磁石同期モータ(IPMSM)が注目。
・左右の固定子つばの先端形状が異なる非対称先端形状の導入により,巻線損失の抑制とトルク向上の両立が可能であることをJSOL製のJMAG Designerによる二次元有限要素解析により解明。
・磁石には高温特性に優れたサマリウム系磁石を用い,V字磁石配置とし,回転子には不均衡エアギャップと大きな空隙を取り入れ,これらにより,高速荷重領域において,低損失化および高出力化を実現。
・二次元有限要素解析により,回転方向側の固定子先端を円弧型,反対側を逆円弧型とする固定子歯部先端の非対称化により,平角線で発生する渦電流損の低減とトルク増加が可能で,トルクリプルの低減に寄与。

シソーラス用語： *端部 ,  *固定子 ,  *同期電動機 ,  *密度 ,  *巻線 ,  *断面 ,  脈動 ,  渦電流損 ,  トルク
準シソーラス用語： *IPMSM ,  トルクリプル ,  *異形断面 ,  *高出力密度 ,  *集中巻線 ,  *先端 ,  *非対称固定子 ,  *平角線

分類 (1件)： 電動機  (NB07030U)

引用文献 (2件)：

• W. Cao, B. C. Mecrow, G. J. Atkinson, J. W. Bennett, and D. J. Atkinson: “Overview of Electric Motor Technologies Used for More Electric Aircraft (MEA)”, IEEE Transactions on Industrial Electronics, vol. 59, no. 9, pp. 3523-3531, 2012.
• A. Nihonyanagi, M. Takemoto, S. Ogasawara, N. Aoki, and K. Lee, “Examination to enhance efficiency of V-shaped IPMSM using concentrated winding structure at high speed and high torque area,” in 2016 IEEE Energy Conversion Congress and Exposition (ECCE), 2016, pp. 1-6.

タイトルに関連する用語 (7件)： 異形断面 ,  集中巻 ,  出力密度 ,  IPMSM ,  実験 ,  非対称 ,  固定子