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J-GLOBAL ID：202102243922489237   整理番号：21A2670787

屋外自然暴露されたポリカーボネートの劣化予測モデル構築及び劣化挙動の地域特性,紫外線量と外気温の位相同期性の影響

Prediction of natural weathering of polycarbonate: Regional characteristics of aging behaviors and effect of “synchronicity” between UV irradiance and temperature

著者 (2件)： 石田崇人 (北大 大学院工学院) ,  北垣亮馬 (北大 大学院工学研究院)
資料名： 日本建築仕上学会大会学術講演会研究発表論文集
巻： 2021  ページ： 161-164  発行年： 2021年10月21日 
JST資料番号： L0746A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・屋外自然暴露されるポリカーボネート試料の美観特性の変化(黄変現象・光沢度低下)を対象として,その劣化挙動を予測するモデルを構築し,暴露試験結果と比較した報告。
・試料調製(ビスフェノールA系ポリカーボネート樹脂の添加剤を含まない試料と酸化防止剤,紫外線吸収剤といった添加剤を含む試料の2種類)の紹介。
・屋外暴露試験(東京,鹿児島,沖縄,フロリダ,アリゾナで2年間の暴露,3,6,12,18,24か月経過時点で黄変度,光沢保持率を測定)の紹介。
・結果(得られたモデルで黄変現象・光沢度低下の両方の現象を5つの暴露地である程度精度よく予測できた,各気象因子の劣化への寄与率評価式を作成した)の紹介。

シソーラス用語： *曝露 ,  曝露試験 ,  *ポリカーボネート ,  *劣化 ,  *予測モデル ,  地域差 ,  紫外線 ,  気温 ,  黄変 ,  光沢 ,  フェノール類 ,  酸化防止剤 ,  紫外線吸収剤 ,  気象要素 ,  表面温度 ,  パラメータ
準シソーラス用語： *屋外曝露 ,  地域特性 ,  入力パラメータ ,  劣化予測

分類 (1件)： 建設材料試験  (RA06020D)

引用文献 (8件)：

• J. Lemaire, JL. Gardette, A. Rivaton, A. Roger. Dual photo - chemistries in aliphatic polyamides, bisphenol A polycarbonate and aromatic polyurethanes-A short review. Polym Degrad Stab. 15(1), 1-13 (1986).
• E. Richaud, O. Okamba Diogo, B. Fayolle, J. Verdu, J. Guilment, F. Fernagut. Polym. Degrad. Stab. 98, 1929-1939 (2013).
• H. Liu, M. Zhou, Y. Zhou, S. Wang, G. Li, L. Jiang, Y. Dan. Polym. Degrad. Stab. 105, 218-236 (2014).
• T. Ishida, R. Kitagaki, Mathematical Modeling of Outdoor Natural Weathering of Polycarbonate: Regional Characteristics of Degradation Behaviors, Polymers (Basel). 13, 820 (2021).
• 小池 迪夫, 田中 享二, ′′合成高分子防水層の耐候性(その6):光熱劣化における光と熱の定量的評価,′′ 日本建築学会論文報告集, 289, 1-10 (1980).

タイトルに関連する用語 (10件)： 屋外 ,  暴露 ,  ポリカーボネート ,  劣化予測 ,  モデル構築 ,  挙動 ,  地域特性 ,  紫外線量 ,  外気温 ,  位相同期