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J-GLOBAL ID:202102247870865685   整理番号:21A0326176

ブロックサイズの違いがDCT係数の頻度分布を利用したJPEG画像圧縮履歴解析に与える影響

Evaluation on JPEG Image Compression History Analysis Using Histogram of DCT Coefficients with Different Block Size
著者 (3件):
資料名:
巻: 120  号: 241(EA2020 21-45)  ページ: 48-53 (WEB ONLY)  発行年: 2020年11月13日 
JST資料番号: U2030A  ISSN: 2432-6380  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ディジタルカメラで撮影された画像は通常,保存時にJPEG圧縮が行われている.一方,改ざんされた画像は改ざん後に再度JPEG圧縮が行われるため合計2回以上の圧縮が行われる.この違いに注目して2重圧縮によって現れる特徴を抽出し,画像の改ざんを検知する方法が研究されている.その特徴は1回目と2回目の圧縮時に使用する量子化テーブルの違いによって,DCT係数値に歪みとして現れる.従来研究では歪みの検出に適した周波数のペアを複数選択し,各ペアのDCT係数値ごとにヒストグラムを特徴成分として抽出していた.複数のヒストグラムを入力として畳み込みニューラルネットワーク(CNN)に学習させていたが,対象となる画像は比較的大きく分割したブロック単位であった.本研究ではブロックサイズを小さくすることで生じる検知精度の劣化を解析する.改ざん箇所を特定するためには可能な限り小さいブロックサイズにおける分類が有効であるため,精度の低下を抑えつつ小さなブロックサイズで検知できるようにCNNモデルにおいて調整すべき項目とその適切なパラメータ値を確認する.(著者抄録)
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分類 (1件):
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図形・画像処理一般 
引用文献 (11件):
  • 小川文伸, 小野文孝, “静止画像国際標準符号化 (JPEG),” Medical Imaging Technology, vol.14, no.3, pp.231-236, 1996.
  • 遠藤俊明, “カラー静止画像の国際標準符号化手法-JPEG アルゴリズム-,” テレビジョン学会誌, vol.46, no.8, pp.1021-1024, 1992.
  • J. Lukas and J. Fridrich, “Estimation of Primary Quantization matrix in double compressed JPEG images,” Proc. Digit. Forensic Res. Workshop (DFRWS), pp.5-8, 2003.
  • Q. Wang and R. Zhang, “Double JPEG compression forensics based on a convolutional neural network,” EURASIP Journal on Information Security, vol.2016, no.23, 2016.
  • 小浦啓太郎, 栗林稔, 舩曵信生, “DCT係数のヒストグラムの偏りを利用したJPEG画像の編集履歴解析,” コンピュータセキュリティシンポジウム 2019 論文集, pp.969-974, 2019.
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