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J-GLOBAL ID:202102250483337662   整理番号:21A1336048

質的研究と量的研究との融合の可能性 -共通課題への異なる視点からのアプローチの可能性-

Possibility of Integrating Qualitative Research and Quantitative Research: Possibility of approaching common problems from different perspectives
著者 (1件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 23-26(J-STAGE)  発行年: 2021年 
JST資料番号: U0665A  ISSN: 2185-9973  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本稿では,1)社会科学の「役割」をまとめて,2)筆者自身の経験に基づいて「質的研究」と「量的研究」のアプローチについて論じ,3)事例研究として筆者の共同研究による今後の展望について述べる。社会科学の役割は社会課題を治療する医療行為を行うことである。この段階は次のように分類でき,すなわち社会構造における課題の性質を明らかにして仮説を立てる基礎研究,その分野で立てた仮説の普遍性について検討して対策について吟味する臨床研究,そして策定した対策の有効性を時系列または大規模集団において証明するための疫学研究である。また質的および量的研究は異なる領域の専門知識を必要とする。質的研究は新しい仮説を構築する場合には良く,一方量的研究は数値に基づく仮説の普遍性を実証する場合に優れている。筆者は共通の問題に関して異なる研究方法を持っている研究者と連携することにより非常に意義のある経験をすることができた。学際的研究の重要性と必要性は増している。異なる研究方法で共通の問題に取り組む機会を提供することが重要である。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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農業経済,農業経営 
引用文献 (8件):
  • 秋津元輝(2020)「地域農林業研究に質的方法論を取り戻す-質的研究論文の復権とその書き方-」『農林業問題研究』56(1):5-10.https://doi.org/10.7310/arfe.56.5
  • 後藤純一(2015)「少子高齢化時代における外国人労働者受入れ政策の経済学的分析」『国際経済』2015(66):35-66.https://doi.org/10.5652/kokusaikeizai.kk2015.03.g
  • 軍司聖詞・堀口健治(2016a)「大規模雇用型経営と常雇労働力 日本人と外国人技能実習生をともに雇う香川県の法人経営の事例分析を中心に」『農業経済研究』88(3):263-268.https://doi.org/10.11472/nokei.88.263
  • 軍司聖詞・堀口健治(2016b)「カンボジア国における日本国への外国人技能実習生送出し-送出し機関A社・B社の事例-」『農村計画学会誌』35(Special Issue):247-252.https://doi.org/10.2750/arp.35.247
  • 文部科学省(2009)「人文学及び社会科学の振興について(報告)-「対話」と「実証」を通じた文明基盤形成への道」,https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/toushin/1246351.htm(2021.1.21参照)
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