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J-GLOBAL ID：202102265888767005   整理番号：21A1859276

道路防災点検の効率化のための地形量図の活用

Utilization of topographic map to improve the efficiency of road disaster prevention inspection

著者 (4件)： 西山哲 (岡山大 大学院環境生命科学研究科) ,  宮下征士 (ウエスコ) ,  吉川慶 (ウエスコ) ,  黒木紀男 (あっとクリエーション)
資料名： 地盤工学会誌(Web)
巻： 69  号： 6  ページ： 24-29 (WEB ONLY)  発行年： 2021年06月01日 
JST資料番号： U2299A  ISSN： 2435-5348  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・道路防災点検における落石災害危険個所の判定において,航空レーザ測量(LP)の3次元データを活用する技術を検討。
・ボリュームビジュアライゼーションのために,LPデータから数理標高モデル(DEM)や微地形強調図を作成。
・微地形強調図により,遷急線,遷緩線,急崖箇所などを判読し,現地踏査結果と比較。
・微地形強調図では,滑落崖や末端隆起,不規則な凹凸地形などの判読が可能で,地すべりだけでなく落石の解析処理としても有用であることが判明。
・しかし,LP測量により4.0点/m²以上の点密度を確保できるのは約5%であり,落石発生源を見逃す危険性があり,ドローンの活用などに期待。

シソーラス用語： *落石 ,  *リスク評価 ,  *空中写真測量 ,  レーザ応用 ,  地形図 ,  構造地形 ,  数値地形モデル ,  測定データ ,  三次元 ,  データ処理 ,  防災 ,  山岳道路 ,  可視化 ,  画像強調 ,  斜面安定
準シソーラス用語： ボリュームビジュアライゼーション ,  *航空レーザ測量 ,  三次元データ ,  道路防災 ,  微地形

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (15件)：

• 佐々木靖人・浅井健一:防災点検の有効性と災害の低減に向けて - 10年間の防災対策の進捗と課題-< https://www.zenchiren.or.jp/geocenter/lec-road/docs/bosai-tenken2018.pdf> (参照2021.3.20)
• 倉橋稔幸・佐々木勇人・矢島良紀::道路防災マップによる安定度調査箇所選定の有用性に関する分析,土木技術資料49-6, pp.58~63, 2007.
• 国立研究開発法人土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム: 航空レーザ測量データを用いた地すべり地形判読用地図の作成と判読に関する手引き(案),pp.1~38, 2016.
• 独立行政法人土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム:土木研究所資料,地すべり地における航空レーザー測量データ解析マニュアル(案),pp.1~37, 2009.
• 神谷 泉・田中耕平・長谷川裕之・黒木貴一・早田靖博・小田切聡子・政春尋志:傾斜量図の作成とその応用,情報地質 Vol.10 No.2, pp.76~79, 1999.

タイトルに関連する用語 (5件)： 道路防災 ,  点検 ,  効率化 ,  地形 ,  活用