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J-GLOBAL ID：202102277716776165   整理番号：21A1673736

鹿児島県のサザンカにおける輪紋葉枯病の被害発生状況とそれに影響する要因

Occurrence of zonate leaf blight of Camellia sasanqua in Kagoshima prefecture and affecting factors.

著者 (5件)： 畑邦彦 (鹿児島大) ,  早瀬愛奈 (鹿児島大 農) ,  藤井佑輔 (鹿児島大 農) ,  奥田絢子 (鹿児島大) ,  榮村奈緒子 (鹿児島大)
資料名： 樹木医学研究  (Tree and Forest Health)
巻： 25  号： 2  ページ： 67-68  発行年： 2021年04月30日 
JST資料番号： L4308A  ISSN： 1344-0268  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・鹿児島県において近年被害が目立っているサザンカの輪紋葉枯病の被害状況を調査し,発生要因について検討。
・2017年と2018年に21カ所で調査した結果,何れの年も被害率は自生木よりも植栽木で高く,また植栽木で剪定の有無を比較すると,剪定木の方が著しく被害率が高いことが判明。
・2018年の調査において,樹冠上の照度を計測し,近傍の開けた場所の照度との比を相対照度として解析すると,この値が高いほど被害率と被害の度合いが高いことが判明。
・輪紋葉枯病菌は菌体形成において自然光が必要であることから,日当たりの良い植栽木で被害が多く,剪定による葉や菌体の飛散が被害を拡大させたものと考察。

シソーラス用語： 鹿児島県 ,  *ツバキ属 ,  植物被害 ,  *葉枯病 ,  植物病原菌 ,  *樹木 ,  照度 ,  剪定
準シソーラス用語： Haradamyces foliicola ,  *サザンカ ,  *自生木 ,  *植栽木 ,  *輪紋葉枯病

分類 (1件)： 菌類による植物病害  (FC04052Y)

引用文献 (1件)：

• 野中寿之・植原一雄(1978)チャの輪紋葉枯病病原菌の生態,特に菌糸塊(仮称)の形成と越冬.茶業研究報告47:24-32

タイトルに関連する用語 (7件)： 鹿児島 ,  サザンカ ,  輪紋 ,  葉枯病 ,  被害 ,  状況 ,  要因