文献

J-GLOBAL ID：202102285219505504   整理番号：21A1775961

空調環境適正化ガイダンスシステムでの換気指示機能の実装

An Implementation of Ventilation Request Function in Air-Conditioning Guidance System

著者 (4件)： 坂上暢規 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  HUO Yuanzhi (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  舩曵信生 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  栗林稔 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 121  号： 12(LOIS2021 1-11)  ページ： 1-6 (WEB ONLY)  発行年： 2021年05月03日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究室では,室内の空調環境の適正化を目的として,温度・相対湿度より,DI(不快指数)を計算し,それに基づいて,エアコンなどのON/OFF指示を行う,空調環境適正化ガイダンスシステムAC-Guideを開発している.現在,新型コロナウイルスの感染拡大防止が重要な課題となっている.そこで,本研究では,室内での感染リスクの軽減を図るために,本システムに換気指示機能を実装する.ここでは,センサを用いて室内のCO₂濃度を測定し,設定した閾値を超えたときに換気指示を行う.また,Webカメラで撮影した画像を用いて,窓および扉の開閉判定を行い,換気の実行状況を確認する.さらに,換気指示タイミングの適正化のために,室内の滞在人数を把握するために人の入退室判定についての検討を行う.本機能を実装し,換気指示,窓・扉の開閉判定結果,および,人の入退室判定結果の精度の検証を行った.(著者抄録)

シソーラス用語： *空気調和 ,  空調システム ,  *オンオフ制御 ,  *最適制御 ,  指数 ,  *換気 ,  *通気制御 ,  濃度測定 ,  特徴抽出 ,  *画像処理 ,  差分法 ,  実装設計
準シソーラス用語： *ガイダンスシステム ,  不快指数 ,  二酸化炭素濃度 ,  画像特徴抽出 ,  差分画像

分類 (3件)： 空気調和装置一般  (PC02010U) ,  システム設計・解析  (IA02030D) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (6件)：

• S. Huda, N. Funabiki, M. Kuribayashi. R. W. Sudibyo, and N. Ishihara, “An improvement of air-conditioning guidance system with outdoor discomfort index for avoiding false messages,”IEICE Tech. Rep., NS2020-27, pp.31-36, June 2020.
• S. Huda, N. Funabiki, M. Kuribayashi. R. W. Sudibyo, N. Ishihara, and W. C. Kao, “A proposal of air-conditioning guidance system using discomfort index,”in Proc. BWCCA 2020, pp.154-165, 2021.
• ′′mh-z19′′, Github, https://github.com/UedaTakeyuki/mh-z19.
• 厚生労働省, ′′「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法′′, https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000618969.pdf.
• ′′自作人感センサーの使い方と活用法′′, chasuke.com, https://chasuke.com/motionsensor/.

タイトルに関連する用語 (5件)： 空調環境 ,  適正化 ,  ガイダンスシステム ,  換気 ,  実装