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J-GLOBAL ID:202102293487372428   整理番号:21A0417377

中部地方渋川地域三波川帯におけるヒスイ輝石の再確認:ダナイト中の細脈構成鉱物としての産出

Reconfirmation of jadeite in the Sanbagawa belt of the Shibukawa region, central Japan: Occurrence within a veinlet cutting dunite
著者 (4件):
資料名:
巻: 127  号:ページ: 59-65  発行年: 2021年01月15日 
JST資料番号: F0528A  ISSN: 0016-7630  CODEN: CHTZA5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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中部日本の三波川帯の渋川地域は,日本の歴史的なヒスイ輝石産地の一つである。産地の岩石学的・鉱物学的特徴は35年以上前に簡単に報告されたが,ヒスイ輝石を含む露頭が消失して以来,それ以上の研究は行われていない。最近,渋川地域の三波川結晶片岩に囲まれた超塩基性岩体のメンバーであるホストダナイト転石中の細脈内でヒスイ輝石が発見された。細脈は主に透輝石,OH含有グロッシュラー,ヒスイ輝石,緑泥石,パーガス閃石,蛇紋石で構成されている。恐らくホストダナイトのメンバーである残留かんらん石とスピネルは,細脈ではほとんど産出しない。ヒスイ輝石粒子のサイズは1-50μm未満で,アメーバ状のグロッシュラー粒子を含む斑状の集合体として産出する。ヒスイ輝石粒子のNa2OとAl2O3の含有量はそれぞれ14.7-15.4wt%と24.3-25.5wt%で,ヒスイ輝石成分[(Na-Fe3+)×100]は91-98%である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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深成岩  ,  珪酸塩鉱物 
引用文献 (28件):
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