特許
J-GLOBAL ID:202103001741175123

半導体型カーボンナノチューブの分離方法、混合溶液および分散液

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 藤谷 修 ,  一色 昭則 ,  角谷 智広
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2019031297
公開番号(公開出願番号):WO2020-059348
出願日: 2019年08月08日
公開日(公表日): 2020年03月26日
要約:
【課題】金属型と半導体型が混合したカーボンナノチューブから半導体型カーボンナノチューブを分離する分離方法において、低コスト化を図ること。【解決手段】第1物質と、第1物質と溶液状態で混合したときに2相分離する物質である第2物質と、ドデシル硫酸ナトリウムと、コール酸ナトリウムと、金属型と半導体型が混在したカーボンナノチューブとを溶媒に混合して分散液を作製し、分散液を、第1物質を主として含む第1層と、第2物質を主として含む第2層の2層に分離し、半導体型カーボンナノチューブを第1層と第2層のうち一方に移動させる半導体型カーボンナノチューブの分離方法であって、第1物質は、グルコースがα-グルコシド結合により連結され、重量平均分子量Mwが4000〜7000、全グルコース残基に対するα-1,6結合しているグルコース残基の割合が40〜70%のα-グルカンである、ことを特徴とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
第1物質と、前記第1物質と溶液状態で混合したときに2相分離する物質である第2物質と、アルキル鎖界面活性剤と、ステロイド系界面活性剤と、金属型と半導体型が混在したカーボンナノチューブとを溶媒に混合して分散液を作製する第1工程と、 前記分散液を、前記第1物質を主として含む第1層と、前記第2物質を主として含む第2層の2層に分離し、それに伴って、半導体型カーボンナノチューブを前記第1層と前記第2層のうち一方に移動させ、金属型カーボンナノチューブを前記第1層と前記第2層のうち他方に移動させる第2工程と、 を有した半導体型カーボンナノチューブの分離方法であって、 前記第1物質は、グルコースがα-グルコシド結合により連結され、重量平均分子量Mwが4000〜7000、全グルコース残基に対するα-1,6結合しているグルコース残基の割合が40〜70%のα-グルカンである、 ことを特徴とする半導体型カーボンナノチューブの分離方法。
IPC (1件):
C01B 32/172
FI (1件):
C01B32/172
Fターム (7件):
4G146AA12 ,  4G146AB06 ,  4G146AD28 ,  4G146AD30 ,  4G146BA04 ,  4G146CB10 ,  4G146CB35

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