特許
J-GLOBAL ID:202103007203206521

建物の構造解析方法、建物の構造解析装置及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-229593
公開番号(公開出願番号):特開2021-096799
出願日: 2019年12月19日
公開日(公表日): 2021年06月24日
要約:
【課題】鉄骨架構及び耐震壁を有する建物の解析に要する作業時間を短縮化できる建物の構造解析方法を提供する。【解決手段】せん断剛性算出処理では、耐震壁の上部及び下部と鉄骨架構とを接合する接合部のせん断剛性を算出する。水平剛性算出処理では、鉄骨架構及び耐震壁を組み合わせたハイブリッド構造をモデル化した解析モデルに対して、解析又は計算を行うことにより、耐震壁の剛性及び支圧部の剛性を算出すると共に、耐震壁の剛性及び支圧部の剛性の算出結果と、せん断剛性算出処理で算出された接合部のせん断剛性の算出結果とに基づいて、耐震壁の水平剛性を算出する。ブレース要素置換処理では、仮想仕事法により上記水平剛性から軸剛性EAを有するX字状のブレース要素を求め、このブレース要素を用いて解析モデルを更新する。構造解析実行処理では、上記更新された解析モデルを用いて建物の構造解析を実行する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
枠状を成す鉄骨架構と、前記鉄骨架構の内側に設けられ、上部及び下部が前記鉄骨架構に接合された耐震壁とを有する建物の構造解析方法であって、 前記耐震壁の上部及び下部と前記鉄骨架構とを接合する接合部のせん断剛性を算出するせん断剛性算出処理と、 前記鉄骨架構をモデル化した枠状要素と、鉛直方向に延び前記耐震壁をモデル化した線材要素と、前記線材要素の上端及び下端にそれぞれ接続され前記耐震壁と同じ幅を有する一対の剛体要素と、前記枠状要素と前記一対の剛体要素とにそれぞれ接続され各前記接合部をモデル化した一対のせん断接合バネ要素と、前記枠状要素と前記一対の剛体要素とにそれぞれ接続され前記耐震壁の支圧部をモデル化した複数の支圧バネ要素とを有する解析モデルに対して、解析又は計算を行うことにより、前記耐震壁の剛性及び前記支圧部の剛性を算出すると共に、前記耐震壁の剛性及び前記支圧部の剛性の算出結果と、前記せん断剛性算出処理で算出された前記接合部のせん断剛性の算出結果とに基づいて、前記耐震壁の水平剛性を算出する水平剛性算出処理と、 仮想仕事法により前記水平剛性から以下の式(1)で求まる軸剛性EAを有するX字状のブレース要素を求め、前記解析モデルにおける前記線材要素、前記一対の剛体要素、前記一対のせん断接合バネ要素及び前記複数の支圧バネ要素を前記ブレース要素に置換して前記解析モデルを更新するブレース要素置換処理と、
IPC (3件):
G06F 30/13 ,  G06F 30/20 ,  E04B 1/24
FI (3件):
G06F17/50 680B ,  G06F17/50 612G ,  E04B1/24 F
Fターム (5件):
5B046AA03 ,  5B046JA08 ,  5B146AA04 ,  5B146DJ01 ,  5B146DJ02
引用特許:
出願人引用 (5件)
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