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J-GLOBAL ID：202202211452077005   整理番号：22A0754029

国際ガラス年 2022~SDGsに貢献するガラス~イオン伝導性ガラスへの期待とこれから

Expectations for Ion-conducting Glasses and the Future

著者 (4件)： 大幸裕介 (Nagoya Inst. Technol.) ,  作田敦 (Osaka Prefecture Univ.) ,  本間剛 (Nagaoka Univ. Technol.) ,  林晃敏 (Osaka Prefecture Univ.)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 57  号： 3  ページ： 137-140  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ガラスは自由体積を有し隙間の多い構造で高いイオン伝導が期待できるが,ガラスの成形性や軟化流動性を全固体電池の界面に利用したガラス電解質について解説。
・高圧プレスよりガラス転移点近傍での軟化流動を用いたLi₃PS₄ガラスの固-固界面の形成やリチウムイオン伝導について説明。
・正極にS-Cu複合体,負極にLi-In合金を用い,ガラス電解質にLi₂S-P₂S₅系を用いた全固体電池の充放電特性やNaイオン電池と結晶化ガラスについて説明。
・固体電解質に高電圧を印加して伝導種イオンを電界放出させるイオン銃について述べ,イオン銃のエミッターとしての使用,プロトン伝導性リンケイ酸塩ガラスの先鋭化などを紹介。

シソーラス用語： 固体電解質 ,  *ガラス ,  *イオン伝導 ,  成形性 ,  流動性 ,  軟化 ,  界面 ,  ホットプレス ,  ガラス転移点 ,  カルコゲン化物ガラス ,  硫化物 ,  リチウム化合物 ,  リン化合物 ,  電極材料 ,  *二次電池 ,  ガラスセラミック ,  電界放出 ,  エミッタ【半導体】 ,  ケイ酸塩ガラス
準シソーラス用語： 結晶化ガラス ,  固固界面 ,  全固体電池

分類 (2件)： 二次電池  (YB04030K) ,  ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z)

引用文献 (18件)：

• C. Tubandt and E. Lorenz, Z. Phys. Chem., (Leipzig), 87, 513 (1914) (German language).
• Y. Kato et al., Nat. Energy, 1, 16030 (2016).
• H. Kitaura et al., J. Mater. Chem., 21, 118 (2011).
• A. Sakuda et al., Sci. Rep., 3, 2261 (2013).
• N. Ohta et al., Adv. Mater., 18, 2226 (2006).

タイトルに関連する用語 (3件)： ガラス ,  イオン伝導 ,  期待