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J-GLOBAL ID：202202216180459845   整理番号：22A2093772

浮力を伴うテイラー・クエット流の流動パターンにおけるレオロジー特性の影響

Effect of rheological property on flow pattern of Taylor-Couette flow with buoyancy

著者 (4件)： 増田勇人 (大阪市大 大学院) ,  中川幹太 (大阪市大 工) ,  伊與田浩志 (大阪市大 大学院) ,  大村直人 (神戸大 大学院)
資料名： 日本伝熱シンポジウム講演論文集(CD-ROM)
巻： 58th  ページ： ROMBUNNO.D212  発行年： 2021年 
JST資料番号： F0872D  ISSN： 1346-1532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 回転円筒間に形成されるテイラー・クエット流はしばしば化学プロセスに応用されるが,その際,温度不均一場で操作されることも多く浮力の影響を明らかにする必要がある.本研究では,流体のレオロジー特性に着目した.低粘性ニュートン流体では,浮力支配型,遠心力支配型,浮力-遠心力拮抗型の3つの流動パターンが観測された.一方,高分子流体では浮力支配型,遠心力支配型のみが観測された.高分子流体ではせん断速度分布によって,粘度分布がより大きくなり,流動場がより不均一となることで拮抗型が見られなくなったと考えられる.(著者抄録)

シソーラス用語： *粘性流 ,  流れ分布 ,  ポリアクリル酸 ,  Reynolds数 ,  Grashof数 ,  渦 ,  回転円筒 ,  Newton流体 ,  *浮力 ,  *レオロジー ,  遠心力 ,  剪断速度 ,  実験 ,  二重円筒 ,  水 ,  高分子 ,  粘度 ,  脂肪族アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： Taylor-Couette流 ,  Taylor渦 ,  ポリアクリル酸ナトリウム ,  流動様式

分類 (1件)： 対流・放射熱伝達  (PA02030K)

物質索引 (1件)： グリセリン

引用文献 (2件)：

• Masuda H. et al., AIChE J., 64 (2018), 1075.
• Baumert, B. M. and Muller, S. J., Rheol Acta, 34 (1995), 147.

タイトルに関連する用語 (4件)： 浮力 ,  テイラー・クエット流 ,  流動パターン ,  レオロジー特性