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J-GLOBAL ID：202202229029307610   整理番号：22A0538541

超低軌道における大気抵抗補償に向けた超小型大気吸い込み式静電ラムジェット推進機

Electrostatic Ramjet Thruster for Air-Drag Compensation of Small Satellite at Super Low-Earth-Orbit

著者 (3件)： 中村友祐 (名古屋大) ,  杵淵紀世志 (名古屋大) ,  佐宗章弘 (名古屋大)
資料名： 宇宙科学技術連合講演会講演集(CD-ROM)  (宇宙科学技術連合講演会(CD-ROM))
巻： 65th  ページ： ROMBUNNO.3L14  発行年： 2021年 
JST資料番号： S0277B  ISSN： 1884-1945  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 100から300kmの高度での超低高度地球軌道(LEO)は,次の3つの特徴:即ち,宇宙デブリになるリスクが低い,地上の容易な高分解能観察,および低い発射コスト,のために有益な軌道であり得る。しかし,空気抗力を補償するために,衛星をこの軌道に維持するために推進機が必要である。推進機に対して推進剤として吸い込み大気を使用する電気推進システムが使用されるならば,衛星は,それが壊れるまで軌道を維持することができる。本研究では,新しい特徴を有する新しい空気吸入電気推進システムを提案した。本推進機を製造し,希薄気流でテストした。しかし,超低地球軌道の環境は,この実験で十分にシミュレートされず,それを実現するためには更なる研究が必要である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 人工衛星 ,  *空気抵抗 ,  *補償 ,  小型 ,  大気 ,  吸込 ,  *ラムジェット ,  内燃機関 ,  低高度軌道 ,  スペースデブリ ,  高分解能 ,  観察 ,  推薬 ,  電気推進
準シソーラス用語： 低軌道衛星 ,  超小型 ,  *推進機関 ,  *低高度地球軌道 ,  宇宙デブリ ,  推進剤

分類 (1件)： ロケットエンジン  (PB02050J)

引用文献 (3件)：

• F. Berner et al. “Air Scooping Vehicle,” Planetary and Space Science, Vol. 4, pp. 159-183, 1961.
• K. Nishiyama, “Air Breathing Ion Engine Concept,” Proc. 54th Int. Astronautical Conger., IAC-03-S4-02, Bremen, 2003.
• T. Schonherr et al. “Analysis of Atmosphere-Breathing Electric Propulsion,” IEEE Transactions of Plasma Science, Vol. 43, No. 1, pp. 287-294, 2015

タイトルに関連する用語 (6件)： 軌道 ,  大気 ,  補償 ,  吸い込み ,  ラム ,  ジェット推進機