文献

J-GLOBAL ID：202202270537149543   整理番号：22A1147399

複素数階微分法の純チタン板材の結晶塑性解析への適用

Application of Complex-Step Derivative Approximation Method to Crystal Plasticity Analysis of Commercially Pure Titanium Sheet

著者 (3件)： 上森武 (岡山大) ,  多田直哉 (岡山大) ,  坂本惇司 (岡山大)
資料名： チタン  (Titanium Japan)
巻： 70  号： 2  ページ： 158-163  発行年： 2022年04月28日 
JST資料番号： G0043A  ISSN： 1341-1713  CODEN： CHITF5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,複素数階微分法による結晶塑性理論に基づくConsistent接線剛性係数の数値計算を示し,多結晶工業用純チタンシートの単軸引張変形への応用を行った。本発明の方法は,適切に小さい摂動に対して二次以内で多結晶の工業用純粋チタンシートの表面粗さを計算できることを証明した。FEMによる計算結果から,現在の材料の表面粗さと,おおよその表面形状を決定するには,0.2%の歪範囲付近の微視的変形が不可欠であることが分かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 純金属 ,  チタン ,  *金属板 ,  *塑性解析 ,  近似法 ,  剛性 ,  塑性力学 ,  数値計算 ,  有限要素法 ,  応力解析 ,  表面粗さ ,  多結晶 ,  塑性変形 ,  計算機プログラム
準シソーラス用語： サブルーチン ,  結晶塑性解析 ,  結晶塑性理論 ,  構成則 ,  接線剛性 ,  単軸引張解析 ,  *複素数階微分法

分類 (1件)： 平板  (HD03060Z)

引用文献 (14件)：

• 上森武,柿原大毅,多田直哉, 材料, 68-6(2019),478-484.
• 柿原大毅,上森武,多田直哉, 第65回塑性加工連合講演会講演論文集, (2014),69-70.
• A. Roth, M. A. Lebyodkin, T. A. Lebedkina, J.-S. Lecomte, T. Richeton, K. E. K. Amouzon, Mat. Sci. Eng. A., 596 (2014), 236-243.
• J. L. W. Warwick, N. G. Jones, K. M. Rahman and D. Dye, Acta Materialia., 60 (2012), 6720-6731.
• M. Tanaka, H. Noguchi, M. Fujikawa, M. Sato, S. Oi, T. Kobayashi, K. Furuichi, S. Ishimaru, C. Nonomura, CMES, 62 (2010), 265-290.

タイトルに関連する用語 (5件)： 複素数階微分 ,  純チタン ,  板材 ,  結晶塑性 ,  解析