文献

J-GLOBAL ID：202302258588826059   整理番号：23A0068859

摩擦攪拌点接合と接着剤を併用したCFRP/Alウェルドボンド継手の疲労強度評価

Evaluation of Fatigue Properties of CFRP/Al Weld-Bonded Joints Using Friction Stir Spot Welding and Adhesives

著者 (6件)： 峯岡誠太郎 (広島大 大学院) ,  荒川仁太 (岡山大) ,  小川裕樹 (神戸大) ,  曙紘之 (広島大) ,  杉本幸弘 (広島大) ,  菅田淳 (広島大)
資料名： 疲労シンポジウム講演論文集  (疲労シンポジウム前刷集)
巻： 35th  ページ： 29-32  発行年： 2022年 
JST資料番号： F0796B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,剛性の向上や接合面への腐食性物質の侵入防止などの機能を付加した車体構造を実現できる溶接接合に焦点を合わせた。本研究は,摩擦撹拌スポット溶接(FSSW)とCFRPとアルミニウム合金の間の接着接合による溶接接合継手の疲れ特性を明らかにした。溶接接合継手の疲れ強さはFSSW継手のそれと比較して改善され,接着接合継手のそれと同等であった。溶接接合部の疲労破壊には,FSSW溶接部のCFRP内部にき裂が進展する母材破壊と,CFRPと接着剤の界面に沿ってき裂が進展する界面破壊の2種類がある。FEM解析結果では,溶接接合継手の最大Mises応力は,接着端に近かった。このように,溶接接合継手の疲労破壊は,最初に接着剤接合部で発生し,次にFSSW溶接部で発生した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *炭素繊維強化プラスチック ,  アルミニウム合金 ,  *接着継手 ,  *疲れ強さ ,  摩擦撹拌溶接 ,  亀裂伝搬 ,  亀裂発生

分類 (2件)： 溶接部  (WC07100I) ,  ゴム・プラスチック材料  (HC05030D)

引用文献 (5件)：

• 三井物産戦略研究所,(2017).
• 福富洋志,シーエムシー出版,(2006).
• Y.Ogawa, Y.Xiong,H.Akebono, M.Kato, K.tanaka. A.Sugeta, Science and Technology of Welding and Joining, Volume 23, issue 1, pp.79-86, (2018).
• Y.Ogawa, H.Akebono, K.Tanaka, A.Sugeta, Science and Technology of Welding and Joining, Volume 24, issue 3, pp.235-242, (2019).
• 新構造材料技術研究組合ホームページ(https://isma.jp/)

タイトルに関連する用語 (12件)： 摩擦 ,  攪拌 ,  点接合 ,  接着剤 ,  併用 ,  CFRP ,  Al ,  ウェルド ,  ボンド ,  継手 ,  疲労強度 ,  評価