研究者
J-GLOBAL ID:200901006032189446
更新日: 2024年11月15日
大川 宜昭
Ohkawa Noriaki | Ohkawa Noriaki
所属機関・部署:
職名:
部門長/准教授
ホームページURL (1件):
https://sites.google.com/view/ninchi-kioku
研究キーワード (21件):
記憶
, 情動
, 感覚情報
, 皮質脳波
, ドーパミン
, ノルアドレナリン
, 記憶痕跡
, Engram
, セル・アンサンブル
, 海馬
, 扁桃体
, カルシウムイメージング
, 光遺伝学
, 長期増強(LTP)
, AAV
, レンチウイルス
, レトロウイルス
, 神経活動
, 神経新生
, 神経科学
, 包括脳ネットワーク
競争的資金等の研究課題 (42件):
- 2024 - 2027 快情動が伴う経験の情報を強固なエピソード記憶として固定化する神経基盤の解明
- 2023 - 2027 多様な感覚情報を統合し記憶を構築する脳システムの理解
- 2024 - 2026 生体埋込みLED・投薬流路デバイス開発による光薬理学の進化
- 2023 - 2026 広域脳システム解明を目指した生体計測操作LEDデバイスの開発
- 2023 - 2026 エピソード記憶を構成する多様な感覚情報を選択的に統合し定着させる神経基盤
- 2023 - 2026 脳の広範囲に適用可能な脳神経活動可視化ツールの開発
- 2022 - 2025 超早期がん状態を投影する脳波シグナルの特定
- 2023 - 2025 睡眠中に記憶を定着させる脳内広域活動の解明と操作法の確立
- 2023 - 2024 大脳皮質広域光操作によって解き明かす睡眠による記憶定着の神経基盤
- 2023 - 2024 快情動が付随した記憶を担う海馬記憶痕跡細胞とドーパミンシステムとの相互作用動態
- 2022 - 2023 大脳皮質広域光操作によって解き明かす睡眠による記憶定着の神経基盤
- 2022 - 2023 記憶の内的表象を投影する海馬記憶痕跡-皮質広域連関の解明
- 2022 - 2023 強固な記憶情報を選択・維持するドーパミンシステムの理解
- 2021 - 2023 エピソード記憶強化の神経基盤の理解
- 2021 - 2022 エピソード記憶-快情動間連合と記憶強化を担う神経回路基盤の理解
- 2020 - 2022 記憶障害の脳内機構の解明と回路修復の可能性
- 2020 - 2022 神経細胞群の活動様式から“心”を読む・創る
- 2020 - 2021 記憶痕跡回路形成に必要なシナプス入力を計測するイメージング技術の確立
- 2020 - 2021 記憶痕跡セル・アンサンブルによる記憶情報表現を指標とした病態脳の理解
- 2019 - 2021 セル・アンサンブル活動による認知情報表現から抽出する「個性脳」
- 2020 - 2021 複数の脳領域間を跨いだセル・アンサンブルによる認知情報表現様式の解明
- 2016 - 2020 記憶痕跡活動の可視化が開く記憶の新たな操作法
- 2019 - 2020 複数の脳領域間を跨いだセル・アンサンブルによる認知情報表現様式の解明
- 2020 - セル・アンサンブル活動と認知機能の関係
- 2016 - 2019 記憶痕跡細胞の出現・選択原理の解明
- 2017 - 2019 神経細胞群の活動様式から“心”を読む・創る
- 2019 - 脳内の記憶認知情報表現の評価法の確立
- 2013 - 2018 げっ歯類の記憶再固定化システムをモデルとした記憶ダイナミズムの共通原理の理解
- 2018 - 記憶を獲得した細胞の活動パターンから心を読む
- 2016 - 2017 味覚・嗅覚エピソードの海馬セルアンサンブルによる認知表現機構の検討
- 2015 - 2017 海馬セル・アンサンブルによる認知表現機構の解明
- 2015 - 2017 神経細胞群の活動様式から“心”を読む・創る
- 2011 - 2016 記憶アップデートの分子・細胞メカニズム
- 2014 - 2016 学習時を境として時間的両方向性に記憶痕跡細胞の活性と変遷を追う新規技術の構築
- 2015 - 海馬セル・アンサンブルによるイベント認知機構の解明
- 2015 - 神経細胞が記憶を獲得するルールの解明
- 2012 - 2014 異なる経験情報をコードする各神経細胞群を同一個体内で同定・活性制御する新技術開発
- 2013 - 異なるイベント経験情報をコードする各神経細胞群を同一個体内で同定・活性制御する新規技術の基盤構築
- 2010 - 2011 新生ニューロンのスパイン発現様式の変化と新たな記憶獲得回路への参加様式との相関
- 2009 - 2010 海馬での記憶獲得と成体新生ニューロンの発達様式との相互関連性の検討
- 2008 - 2009 既存回路網への統合様式の可視化による成体新生ニューロンの海馬情報との関連性の検討
- 1999 - 2001 高次神経機能の形成を支配する転写制御因子の探索
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論文 (30件):
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Okada S#, Ohkawa N#,*, Moriya K, Saitoh Y, Ishikawa M, Oya K, Nishikawa A, Sekiguchi H*. Photopharmacological modulation of hippocampal local field potential by caged-glutamate with MicroLED probe. Neuropsychopharmacology Reports. 2024. 44. 3. 658-662
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Arime Y*, Saitoh Y, Ishikawa M, Kamiyoshihara C, Uchida Y, Fujii K, Takao K, Akiyama K, Ohkawa N*. Activation of prefrontal parvalbumin interneurons ameliorates working memory deficit even under clinically comparable antipsychotic treatment in a mouse model of schizophrenia. Neuropsychopharmacology. 2024. 49. 720-730
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Setogawa S, Kanda R, Tada S, Hikima T, Saitoh Y, Ishikawa M, Nakada S, Seki F, Hikishima K, Matsumoto H, et al. A novel micro-ECoG recording method for recording multisensory neural activity from the parietal to temporal cortices in mice. Molecular Brain. 2023. 16. 38
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Nomoto M, Ohkawa N, Inokuchi K, Oishi N. Requirement for hippocampal CA3 NMDA receptors in artificial association of memory events stored in CA3 cell ensembles. Molecular Brain. 2023. 16. 12
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Kameyama A, Asai H, Nomoto M, Ohno S, Ghandour K, Ohkawa N, Saitoh Y, Yamazaki M, Inokuchi K. Sevoflurane-induced amnesia is associated with inhibition of hippocampal cell ensemble activity after learning. Biology Open. 2022. 11. 12. bio059666
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MISC (20件):
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Ghandour K#, Haga T#, Ohkawa N#, Fung CCA, Nomoto M, Fayed MR, Asai H, Sato M, Fukai T, Inokuchi K. Dual roles of idling moments in past and future memories. bioRxiv. 2024
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Arime Y, Saitoh Y, Ishikawa M, Kamiyoshihara C, Uchida Y, Fujii K, Takao K, Akiyama K, Ohkawa N. Activation of prefrontal parvalbumin interneurons ameliorates treatment-resistant working memory deficit even under continuous antipsychotic treatment in a mouse model of schizophrenia. bioRxiv. 2023
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引間 卓弥, 大川 宜昭. [連載/精神科医に知ってもらいたい医学生物学の先端技術]微小顕微鏡を用いた自由行動下の動物からの神経活動イメージング. 臨床精神医学. 2023. 52. 3. 327-330
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Setogawa S, Kanda R, Tada S, Hikima T, Saitoh Y, Ishikawa M, Nakada S, Seki F, Hikishima K, Matsumoto H, et al. A novel micro-ECoG recording method for recording multisensory neural activity from the parietal to temporal cortices in mice. bioRxiv. 2022
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Ohkawa N, Ghandour K. Miniature Microscopy of Hippocampal CA1 to Identify Engram Cells and Record Calcium Transients for Analyses of Ensemble Activities. Neuromethods, Behavioral Neurogenetics. 2022. 181. 157-174
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講演・口頭発表等 (37件):
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脳における記憶を構成する原理
(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻・動物生理化学 2024)
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エングラム細胞によるエピソード記憶の獲得と脳内表現
(第29回海馬と高次脳機能学会, 東京大学大学院薬学系研究科 2023)
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海馬における日々のエピソード記憶を構成する原理
(第66回日本神経化学会大会/第64回日本神経病理学会総会学術研究会 合同大会・シンポジウム:分子・細胞種・神経回路に基づく記憶学習メカニズムの包括的な理解,神戸 2023)
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エピソード記憶を司る海馬のメレオロジー
(日本生理学会 第100回記念大会・シンポジウム:メレオロジカル神経生理学,京都 2023)
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記憶痕跡細胞による記憶情報の脳内処理
(東邦大学理学部生物分子科学科・生物分子科学特論II 2023)
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学歴 (3件):
- 1999 - 2002 千葉大学 大学院自然科学研究科博士後期課程, 生命資源科学専攻
- 1997 - 1999 千葉大学 大学院自然科学研究科博士前期課程, 生命・地球科学専攻
- 1993 - 1997 千葉大学 理学部 生物学科
学位 (1件):
経歴 (8件):
- 2019/07 - 現在 獨協医科大学 先端医科学統合研究施設 准教授
- 2016/10 - 2020/03 科学技術振興機構(JST) さきがけ研究者 兼任
- 2015/12 - 2019/06 富山大学 大学院医学薬学研究部(医学) 講師
- 2010/02 - 2015/11 富山大学 大学院医学薬学研究部(医学) 助教
- 2009/10 - 2010/01 富山大学 大学院医学薬学研究部(医学) 特命助教
- 2008 - 2009 株式会社 三菱化学生命科学研究所 副主任研究員
- 2002 - 2008 株式会社 三菱化学生命科学研究所 特別研究員
- 1999 - 2002 日本学術振興会 特別研究員 DC1
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受賞 (2件):
- 2024/11 - 応用物理学会 第46回(2024年度)応用物理学会論文賞
- 2019/02 - 田村科学技術振興財団 第二回 田村四郎科学賞
所属学会 (3件):
日本生理学会
, Society for Neuroscience
, 日本神経科学学会
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