研究者
J-GLOBAL ID:200901018013564820
更新日: 2024年08月26日
田辺 光男
タナベ ミツオ | Tanabe Mitsuo
所属機関・部署:
北里大学 薬学部 薬理学教室
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職名:
教授
ホームページURL (1件):
http://www.pharm.kitasato-u.ac.jp/pharmacology/
研究分野 (1件):
薬理学
研究キーワード (2件):
神経障害性疼痛 イオンチャンネル 電気生理
, Neuropathic pain Ion channels Electrophysiology
競争的資金等の研究課題 (11件):
2019 - 2022 神経伝達経路をターゲットとした掻痒治療薬の創薬基盤の創設研究
2015 - 2018 脊髄後角抑制系増強による慢性疼痛治療におけるシナプス機構の解明
2011 - 2013 神経伝達調節レベルの慢性疼痛の病態解明と薬理学的解析
2008 - 2010 慢性疼痛治療における神経伝達調節レベルの薬効評価に基づいた創薬基盤の創設研究
2008 - 2010 脊髄損傷の電気生理学的機能評価法の確立と薬効評価
2006 - 2007 慢性疼痛治療における神経伝達修飾に関する薬理学的研究
2003 - 2004 下行性モノアミン作動性神経系の運動調節機構と運動疾患におけるその機能変化
モノアミン神経系の運動および疼痛制御における機能解明 (脊髄損傷との関連)
イミダゾリン受容体の運動および疼痛制御における機能解明
慢性疼痛発症および維持機序の解明とその治療薬の薬理作用機序の解明(行動薬理学的および電気生理学的手法)
疼痛を制御することは医学・薬学の大きな課題です。とりわけ、慢性疼痛はオピオイドやNSAIDsが聞き難いために有効な治療薬が望まれています。行動薬理学的手法や電気生理学的手法を用い、慢性疼痛発症・維持のメカニズムの解明や慢性疼痛治療薬開発につながる研究をテーマとしています。また、疼痛制御のような感覚系以外にも運動系制御に関わる薬物の薬理学的研究も課題としています。
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論文 (68件):
Misa Oyama, Shun Watanabe, Takashi Iwai, Mitsuo Tanabe. Selective inhibition of A-fiber-mediated excitatory transmission underlies the analgesic effects of KCNQ channel opening in the spinal dorsal horn. Neuropharmacology. 2024. 254. 109994-109994
Ryosuke Nakamura, Takashi Iwai, Yasukazu Takanezawa, Tatsuya Shirahata, Naruki Konishi, Yuka Ohshiro, Shimpei Uraguchi, Mitsuo Tanabe, Yoshinori Kobayashi, Kenji Sakamoto, et al. Oleanolic acid-3-glucoside, a synthetic oleanane-type saponin, ameliorates methylmercury-induced dysfunction of synaptic transmission in mice. Toxicology. 2024. 506. 153867-153867
Takashi Iwai, Rei Mishima, Shigeto Hirayama, Honoka Nakajima, Misa Oyama, Shun Watanabe, Hideaki Fujii, Mitsuo Tanabe. SYK-623, a δ Opioid Receptor Inverse Agonist, Mitigates Chronic Stress-Induced Behavioral Abnormalities and Disrupted Neurogenesis. Journal of Clinical Medicine. 2024. 13. 2. 608-608
Motoki Morita, Shun Watanabe, Natsumi Nomura, Kanako Takano-Matsuzaki, Misa Oyama, Takashi Iwai, Mitsuo Tanabe. Sulfatide-selectin signaling in the spinal cord induces mechanical allodynia. Journal of neurochemistry. 2023. 164. 5. 658-670
Misa Oyama, Shun Watanabe, Takashi Iwai, Mitsuo Tanabe. Distinct synaptic mechanisms underlying the analgesic effects of γ-aminobutyric acid transporter subtypes 1 and 3 inhibitors in the spinal dorsal horn. Pain. 2022. 163. 2. 334-349
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MISC (132件):
宮田 直樹, 田辺 光男, 内田 恵理子, 川崎 ナナ. 薬の名前 ステムを知れば薬がわかる(追補-11) 神経系作用薬を定義する新しいステム「-fenacin」、「-fensine」、「-isant」、「-laner」. PHARM TECH JAPAN. 2022. 38. 8. 1311-1316
宮田直樹, 田辺光男, 内田恵理子, 川崎ナナ. 薬の名前 ステムを知れば薬がわかる 追補-4 特定の酵素阻害薬を定義する新しいステム-2「-parstat」,「-polstat」,「-telstat」,「-tristat」,「-xestat」など. Pharm Tech Japan. 2021. 37. 1
宮田直樹, 田辺光男, 内田恵理子, 川崎ナナ. 薬の名前 ステムを知れば薬がわかる 追補-5 酵素阻害薬を定義する共通のステム「-stat(-)」. Pharm Tech Japan. 2021. 37. 5
宮田直樹, 頭金正博, 田辺光男, 内田恵理子, 川崎ナナ. 薬の名前 ステムを知れば薬がわかる 追補-6 特集:COVID-19治療薬-1. Pharm Tech Japan. 2021. 37. 8
宮田直樹, 田辺光男, 内田恵理子, 川崎ナナ. 薬の名前 ステムを知れば薬がわかる 追補-7 特集:COVID-19治療薬-2. Pharm Tech Japan. 2021. 37. 9
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書籍 (2件):
パートナー薬理学
南江堂 2024 ISBN:9784524404285
パートナー薬理学
南江堂 2019 ISBN:9784524403523
講演・口頭発表等 (40件):
スフィンゴ糖脂質による痛みの調節メカニズムの解析
(痛み研究会2023:痛みの統合的理解とその制御に向けて 2024)
炎症皮膚内におけるシアル酸分解はcalcitonin gene related peptide受容体を介して表皮内神経線維を退縮させ炎症性疼痛を抑制する
(第97回日本薬理学会年会・第44回日本臨床薬理学会学術総会 2023)
海馬-側坐核系の保護によるδオピオイド受容体逆作動薬SYK-623の抗うつ作用
(第53回日本神経精神薬理学会年会 2023)
δオピオイド受容体作動薬KNT-127の睡眠に対する作用
(第42回鎮痛薬・オピオイドペプチドシンポジウム 2023)
P2X7受容体作動薬BzATPの不安惹起作用
(第42回鎮痛薬・オピオイドペプチドシンポジウム 2023)
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学歴 (4件):
- 1987 東京大学 大学院薬学系研究科 生命薬学専門課程
- 1987 東京大学
- 1985 東京大学 薬学部 薬学科
- 1985 東京大学
学位 (1件):
博士(薬学) (東京大学)
経歴 (5件):
2010/04 - 現在 北里大学薬学部 薬理学教室 教授
2002/09 - 2010/03 - 名古屋市立大学大学院薬学研究科 助教授・准教授
1987/04 - 2002/08 三共株式会社
1987 - 2002 Sankyo, Co., Ltd.
2002 - - Nagoya City University
委員歴 (1件):
2001 - 日本薬理学会 評議員
所属学会 (6件):
北米神経科学会
, 日本神経科学学会
, 日本薬理学会
, Society for Neuroscience
, Japan Neuroscience Society
, The Japanese Pharmacological Society
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