研究者
J-GLOBAL ID:200901025590560589
更新日: 2024年09月25日
門松 健治
カドマツ ケンジ | Kadomatsu Kenji
所属機関・部署:
職名:
教授
ホームページURL (1件):
https://www.med.nagoya-u.ac.jp/biochem/
研究キーワード (10件):
コンドロイチン硫酸
, ケラタン硫酸
, 硫酸基転移酵素
, コンドロイチン硫酸6-O-スルホトランスフェラーゼ
, N-アセチルグルコサミン6-O スルホトランスフェラーゼ
, EMMPRIN
, CD147
, ベイシジン
, 成長因子
, ミッドカイン
競争的資金等の研究課題 (73件):
- 2017 - 現在 細胞分裂期キナーゼ阻害にもとづく難治性神経芽腫の新規治療法開発
- 2017 - 現在 癌検体の収集、実験データの取得および介入実験
- 2021 - 2024 糖鎖シグナル伝達の新コンセプトがもたらす細胞制御
- 2020 - 2023 糖尿病性腎・肝疾患に対する新規治療標的としてのBsgの有用性
- 2019 - 2022 ALKの新規リガンドとその活性化機構
- 2018 - 2021 進行期神経芽腫に対するKIRリガンド不一致臍帯血移植における分子学的基盤の解析
- 2017 - 2020 CD147による細胞内輸送・代謝機構の解明と糖鎖修飾調整を介した新規治療法の開発
- 2017 - 2019 神経軸索再生における受容体型チロシンキナーゼALKの機能解析
- 2016 - 2019 TypeIIa受容体型チロシンフォスファターゼの細胞内シグナル
- 2017 - 2019 MYCファミリー遺伝子高発現型がんを標的とした新規治療法開発(先端)
- 2015 - 2018 脳アミロイド斑に蓄積するヘパラン硫酸糖鎖のSulf2による構造改変および機能解析
- 2016 - 2018 抗Midkineモノクローナル抗体併用によるシスプラチン腎障害を排した神経芽腫化学療法(先端)
- 2015 - 2017 髄鞘における硫酸化糖鎖の機能解明
- 2015 - 2017 正常発達逸脱によるがん発生機構
- 2015 - 2017 沖縄県北部産島野菜の免疫調節機能及び抗腫瘍機能を活用した健康食品及び医薬品の開発・事業化
- 2015 - 2017 VRK1キナーゼ阻害剤による難治性神経芽腫の治療法開発(先端)
- 2015 - 2017 なぜ遺伝子変異なしでがんができるのか:その分子基盤解明と標的探索
- 2007 - 2017 癌に対するミッドカインRNAアプタマーの研究
- 2010 - 2016 包括型脳科学研究推進支援ネットワーク
- 2013 - 2016 難治性神経芽種の合成致死治療(先端)
- 2012 - 2015 モデルマウスに基づく神経芽腫の発生・自然退縮制御因子の同定
- 2012 - 2015 MYCNがん遺伝子と協調的表現型を示す遺伝子の探索~新規神経芽腫治療法をめざして
- 2012 - 2015 細胞外スルファターゼによる細胞貪食抵抗性ヘパラン硫酸糖鎖の分解と制御
- 2012 - 2015 細胞表面のコラーゲン受容体を介する標的細胞特異的なsiRNA送達
- 2011 - 2015 トランスジェニックマウスを用いた小児がんに対する新規免疫遺伝子治療法の開発
- 2013 - 2015 がん自然退縮の制御機構解明
- 2013 - 2015 神経芽腫治療法開発へのモデル動物の応用
- 2011 - 2014 炎症と血圧制御に関る臓器間クロストークを担う成長因子ミッドカインの作用機構の解明
- 2007 - 2012 疾患モデルブタの研究開発
- 2010 - 2012 新たな疾患概念「腎障害におけるRASを介した腎・肺連関」の確立
- 2009 - 2011 インターフェロン応答を回避可能なsiRNA全身デリバリー法
- 2008 - 2010 神経再構築における成長因子とマトリックス
- 2007 - 2008 糖尿病性腎症とベイシジン-VEGF/NOシグナルネットワーク
- 2007 - 2008 重症閉塞性末梢動脈疾患に対するミッドカイン(MK)補充血管新生治療法の開発
- 2007 - 2008 siRNAや短鎖RNAが塩基配列特異的に誘導するI型IFNを利用した新規癌治療法
- 2006 - 2008 siRNAを用いた新しい遺伝子治療戦略-炎症制御による血管内膜肥厚抑制効果-
- 2006 - 2007 グリコサミノグリカンの神経傷害における機能
- 2005 - 2006 新たな糖尿病腎症モデル動物の確立とミッドカインを標的とする分子治療法の開発
- 2005 - 2006 虚血性心筋傷害(急性・慢性)に対するミッドカイン(MK)の保護作用
- 2005 - 2006 ミッドカインファミリー欠損マウスにおける雌性不妊の原因解析
- 2005 - 2006 雄性生殖過程における膜糖蛋白Basiginの機能の解析
- 2005 - 2006 神経と生殖器におけるオリゴマンノース認識レンチン、ベイシジンの役割
- 2005 - 2005 リンパ管新生因子VEGF-Cとその受容体VEGF-R3の発現抑制による癌転移抑止
- 2004 - 2005 成長因子の2つの細胞内トラフィック
- 2003 - 2005 閉塞性動脈硬化症に対する炎症制御による新しい遺伝子治療の探索研究
- 2003 - 2004 ミッドカインの制御による腎障害の治療法の開発
- 2003 - 2004 ミッドカイン(MK)の心筋虚血再灌流障害発症への関与の解明と治療への応用
- 2003 - 2004 慢性関節リウマチの病態形成におけるミッドカインの役割
- 2003 - 2004 ミッドカインを分子標的とした悪性腫瘍と炎症性疾患の治療法開発
- 2002 - 2003 成長因子ミッドカインの細胞内シグナルとエンドサイトーシス
- 2001 - 2002 腎系球体・尿細管間質障害におけるミッドカインの関与
- 2000 - 2002 N-アセチルグルコサミン-6硫酸化の生物学的意義
- 2000 - 2000 ミッドカインによる細胞移動の分子的基盤
- 2000 - 2000 ミッドカインによる形態形成の分子機構
- 1999 - 2000 Igスーパーファミリーに属す膜糖蛋白、ベイシジンの作用機構の解明
- 1999 - 1999 発生におけるミッドカインの細胞内シグナルの解明
- 1998 - 1999 ミッドカインの動脈硬化発症への関与の解明
- 1998 - 1999 Ryudocan欠失マウスの作成解析ならびにRyudocan血中濃度測定法の開発
- 1998 - 1998 モデルマウスを用いた無精子症の遺伝子治療と精子生成過程の分子レベルでの解析
- 1998 - 1998 動脈硬化の発症病態に関わるHSPG・Ryudocanの機能解析
- 1998 - 1998 発生におけるミッドカインの作用機構
- 1998 - 1998 がん発生・進展に重要なミッドカインの組織保護能と細胞内シグナル伝達
- 1998 - 1998 細胞膜情報交換系の構造、機能解析と個体レベルでの役割
- 1997 - 1998 ミッドカインの腫瘍の診断、治療そして血液幹細胞増殖への応用
- 1997 - 1997 初期発生におけるヘパリン結合性成長因子ミッドカインの役割
- 1997 - 1997 がん進展におけるミッドカインの役割および変異型MKの機能解析
- 1996 - 1997 成長因子ミッドカインの生理的意義、作用機構、組織修復能そして疾病との関連
- 1996 - 1996 ヘパリン結合性成長因子ミッドカインの標的組織の同定およびシグナル伝達機構の解明
- 1996 - 1996 がんの発生と進展におけるミッドカイン作用機構の解明
- 1995 - 1995 感覚神経栄養因子としてのミッドカイン;標的細胞および活性ドメインの同定
- 1995 - 1995 がん化およびがん進展におけるミッドカインの役割
- 1994 - 1995 レチノイン酸支配下の成長因子ミッドカインの受容体構造と活性阻害
- 1994 - 1994 マウス初期発生におけるアポトーシスの役割およびそのサイトカインによる制御
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論文 (316件):
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Yuji Suzuki, Shoma Tsubota, Kenji Kadomatsu, Kazuma Sakamoto. Identification of APPB1 as a substrate for anaplastic lymphoma kinase. Journal of biochemistry. 2024
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Shintaro Komatsu, Noritoshi Kato, Hiroki Kitai, Yoshio Funahashi, Yuhei Noda, Shoma Tsubota, Akihito Tanaka, Yuka Sato, Kayaho Maeda, Shoji Saito, et al. Detecting and exploring kidney-derived extracellular vesicles in plasma. Clinical and experimental nephrology. 2024. 28. 7. 617-628
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Yusuke Matsui, Akira Togayachi, Kazuma Sakamoto, Kiyohiko Angata, Kenji Kadomatsu, Shoko Nishihara. Single-cell Glycogenomics Deciphers Links Between Altered Transcriptional Regulation and Aberrant Glycosylation in Alzheimer's Disease. bioRxiv : the preprint server for biology. 2023
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Lei Zhai, Anushree Balachandran, Rebecca Larkin, Janith A Seneviratne, Sylvia A Chung, Amit Lalwani, Shoma Tsubota, Dominik Beck, Kenji Kadomatsu, Anneleen Beckers, et al. Mitotic Dysregulation at Tumor Initiation Creates a Therapeutic Vulnerability to Combination Anti-Mitotic and Pro-Apoptotic Agents for MYCN-Driven Neuroblastoma. International journal of molecular sciences. 2023. 24. 21
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Jun Ouchida, Tomoya Ozaki, Naoki Segi, Yuji Suzuki, Shiro Imagama, Kenji Kadomatsu, Kazuma Sakamoto. Glypican-2 defines age-dependent axonal response to chondroitin sulfate. Experimental neurology. 2023. 366. 114444-114444
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MISC (377件):
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坂元一真, 伊藤定之, 尾崎智也, 門松健治. エノキサパリンはPTPRσを阻害することにより神経損傷後機能回復を促進する. 日本生化学会大会(Web). 2020. 93rd
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坂元一真, 門松健治. 硫酸化糖鎖によるDystrophic endball形成機構. 生化学. 2020. 92. 2
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門松健治, 坂元一真, 尾崎智也, GONG Yuanhao. 糖鎖を介した受容体型ホスファターゼと受容体型キナーゼのクロストークによる軸索再生制御. 日本生化学会大会(Web). 2020. 93rd
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坂元一真, 坂元一真, GONG Yuanhao, 尾崎智也, 尾崎智也, 門松健治, 門松健治. ヘパラン硫酸はALKを介して中枢神経軸索再生を促進する. 日本糖質学会年会要旨集. 2020. 39th
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坂元一真, OZAKI Tomoya, GONG Yuanhao, 門松健治. 硫酸化糖鎖によるオートファジーと神経軸索再生制御. 日本生化学会大会(Web). 2019. 92nd
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書籍 (29件):
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「神経回路再生ならびに小児がん神経芽腫の研究」
丸善プラネット 2022
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細胞のメカニズムと神経疾患〜オートファジーと軸索、神経変性疾患〜
2021
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Human Glycome Project への世界と日本の動き〜本特集の序に代えて〜
生化学 2020
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「糖鎖生物学」 神経と糖鎖(I)-神経発生と再生
名古屋大学出版会 2020
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Glycoscience: Basic Science to Applications〈1st ed. 2019〉 : Insights from the Japan Consortium for Glycobiology and Glycotechnology (JCGG)
2019
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講演・口頭発表等 (36件):
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生命科学の未来:糖鎖がもたらす革新
(2022年度日本生化学会中国四国支部例会 2022)
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生命科学の中のヒューマングライコームプロジェクト
(第40回日本糖質学会年会 2021)
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ヒト糖鎖プロジェクトと医療
(第2回生体防御医学セミナー 2021)
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基礎医学から産学官民連携まで〜老化との包括的な対峙
(第63回 日本老年医学会 2021)
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Chondroitin sulefate, heparan sulfate and PTP σ :Roles in axon regeneration and synaptogenesis
(3rd Australasian Glycoscience Symposium (3rd AGS) 2021)
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学位 (1件):
- 医学博士 (九州大学医研 第830号) (九州大学)
経歴 (18件):
- 2022/04 - 現在 東海国立大学機構 理事・名古屋大学 副総長
- 2021/01 - 現在 糖鎖生命コア研究所 所長
- 2004/09 - 現在 名古屋大学大学院 医学系研究科 生物化学講座 分子生物学 教授
- 2017/04 - 2022/03 名古屋大学大学院医学系研究科長
- 2012/03 - 2017/04 名古屋大学大学院医学系研究科附属医学教育研究支援センター長
- 2015/07 - 2017/03 名古屋大学予防早期医療創成センター長
- 2012/04 - 2017/03 名古屋大学総長補佐 (研究推進担当)
- 2009/04 - 2012/03 名古屋大学総長補佐(創薬科学担当)
- 2000/04 - 名古屋大学大学院医学研究科 助教授(生物化学講座分子生物学:名称変更)
- 1996/08 - 名古屋大学医学部 助教授 (第一生化学)
- 1994/05 - 名古屋大学医学部 講師 (第一生化学)
- 1993/10 - 名古屋大学医学部 助手 (第一生化学)
- 1990/10 - アメリカ国立衛生研究所客員研究員
- 1990/04 - 鹿児島大学医学部 助手 (第二生化学)
- 1989/04 - 九州大学医学部附属病院医員 (小児外科)
- 1988/04 - 鹿児島大学医学部 助手 (第二生化学)
- 1982/11 - 九州大学医学部附属病院医員 (小児外科、周産期)
- 1982/06 - 福岡市立こども病院医員 (小児外科)
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委員歴 (15件):
- 2021/04 - 現在 形態・細胞生物医科学分科会 連携会員
- 2020/10 - 現在 日本学術会議 会員
- 2018/01 - 現在 日本癌学会 評議員
- 2018 - 現在 自然科学研究機構生命創成探究センター運営委員 運営委員
- 2015 - 現在 Canser Science Associate Editor
- 2018/01 - 2022/12 JCGG 常任幹事
- 2019/11 - 2021/11 日本生化学会 理事
- 2019/07 - 2021/06 日本糖質学会 会長
- 2012 - 2020/09 日本学術会議連携委員 連携会員
- 2018/02 - 2020/06 Clinical Professor (honorary)
- 2018/01 - 2019/12 Journal of Biochemistry Editor in Chief
- 2017/07 - 2019/06 日本糖質学会 理事
- 2016 - 2018 Advances in Neuroblastoma Research Association International Committee Advisory Board Member
- 2016/01 - 2017/12 Journal of Biochemistry Editor
- 2014/04 - 2016/03 自然科学研究機構生理学研究所運営会議委員 運営委員
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受賞 (2件):
- 2001 - Flokert Belzer Award for distiguished research
- 1997 - 日本生化学会 平成9年度 日本生化学会奨励賞
所属学会 (5件):
JCGG
, 日本糖質学会
, Advances in Neuroblastoma Research Association (ANRA)
, 日本癌学会
, 日本生化学会
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