研究者
J-GLOBAL ID:200901099623965052
更新日: 2024年11月16日
福島 和彦
フクシマ カズヒコ | Fukushima Kazuhiko
所属機関・部署:
職名:
教授
ホームページURL (1件):
https://forestchem.sakura.ne.jp/
研究キーワード (11件):
biomaterial
, シリンギン
, コニフェリン
, モノリグノール
, セルロース
, 樹木
, バイオエタノール
, バイオマス
, ToF-SIMS
, 細胞壁
, リグニン
競争的資金等の研究課題 (35件):
- 2024 - 2029 インタクトメタボロームを可視化し、細胞機能・物性発現の分子機構に迫る
- 2018 - 2023 リグニン前駆物質の輸送・貯蔵に関わる細胞間ネットワークの解明
- 2017 - 2020 ポリイオンコンプレックスによるリグニンからの機能性物質の創製
- 2015 - 2018 13C二酸化炭素投与による植物細胞壁リグニンの化学構造および形成過程の解析
- 2013 - 2018 クライオ顕微二次イオン質量分析が拓く木質科学の新展開
- 2015 - 2017 セシウムと植物成分の相互作用解析ならびに物理的・化学的吸脱着過程に関する研究
- 2015 - 2017 クライオ顕微質量分析法による植物内有機・無機成分の輸送と貯蔵の可視化
- 2012 - 2016 次世代型防腐木材実現に向けた木質科学からの包括的アプローチ
- 2011 - 2015 木質系バイオマスのリファイナリー技術構築を目指した木材細胞壁の微細構造の解明
- 2013 - 2015 クライオ顕微質量分析によるリグニン生合成前駆物質の輸送と貯蔵の可視化
- 2013 - 2015 放射性セシウムの樹幹内における分布と存在形態の動的解析
- 2009 - 2012 二次イオン質量分析法による植物細胞における生体分子三次元分布の可視化
- 2010 - 2012 クライオToF-SIMSを用いた木部柔細胞の細胞齢による機能変化の解析
- 2010 - 2011 飛行時間型二次イオン質量分析法を用いた古代人の食に関する研究
- 2008 - 2011 スギ分子育種に向けたノルリグナン生合成の生化学的・分子生物学的検討
- 2007 - 2009 ホリスティックな材質測定によるブラジル熱帯林の戦略的持続経営
- 2006 - 2008 安定同位体トレーサー法によるリグニン生合成代謝中間物質の細胞内分子マッピング
- 2006 - 2008 早生樹人工林バイオマスの利用効率を向上させる基礎技術の探索
- 2005 - 2007 同位体標識および酵素学的両アプローチによるスギ心材ノルリグナン生合成経路の検討
- 2003 - 2005 アマゾン川流域およびギニア高地における木本植物の進化と木部形態形成
- 2002 - 2005 安定同位体トレーサー法によるリグニン生合成の動的解析
- 2003 - 2005 細胞壁の構築過程を模倣した人工細胞壁の創製
- 2002 - 2005 引張あて材細胞壁の機能発現機構
- 2001 - 2002 木質細胞壁の構築
- 1999 - 2002 酸可溶性リグニンの生成機構・特性の解明とリグニンの機能性物質変換への応用
- 1999 - 2002 2次イオン顕微質量分析法によるリグニン高次構造の可視化
- 1997 - 1999 ユーカリ木部細胞壁リグニンの不均一形成に関する研究
- 1996 - 1998 森林植物と菌類の2次代謝物生合成と機能に関する生化学的研究
- 1996 - 1998 ミクロオートラジオグラフ法による木質化細胞壁構築の可視化
- 1995 - 1997 リグニン生合成におけるモノリグノールグルコシドの挙動
- 1995 - 1996 高度の縮合構造を有するリグニンの機能性物質への化学的変換に関する研究
- 1995 - 1996 ラジオトレーサー法によるリグニン前駆物質プール機構の解析
- 1994 - 1994 カナダ北極海諸島第三紀森林化石の発掘結果とりまとめ
- 1993 - 1993 トレーサー法によるリグニン前駆物質の輸送と貯蔵に関する研究
- 1991 - 1992 カナダ北極海諸島における第三紀樹木遺体の発堀
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論文 (182件):
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Aogu Furusho, Chiharu Ishii, Takeyuki Akita, Mai Oyaide, Masashi Mita, Hiroshi Naraoka, Yoshinori Takano, Jason P. Dworkin, Yasuhiro Oba, Toshiki Koga, et al. Enantioselective three-dimensional high-performance liquid chromatographic determination of amino acids in the Hayabusa2 returned samples from the asteroid Ryugu. Journal of Chromatography Open. 2024. 100134-100134
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Qinyue Gong, Dan Aoki, Masato Yoshida, Kazuhiko Fukushima. Microscopic distribution of taxanes in freeze-fixed stems of Taxus cuspidata. Frontiers in chemistry. 2024. 12. 1437141-1437141
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Qiang Liu, Tsubasa Kawai, Yoshiaki Inukai, Dan Aoki, Zhihang Feng, Yihui Xiao, Kazuhiko Fukushima, Xianyong Lin, Weiming Shi, Wolfgang Busch, et al. A lignin-derived material improves plant nutrient bioavailability and growth through its metal chelating capacity. Nature Communications. 2023. 14. 1
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Noritsugu Terashima, Yasuyuki Matsushita, Sachie Yagami, Hiroshi Nishimura, Masato Yoshida, Kazuhiko Fukushima. Role of monolignol glucosides in supramolecular assembly of cell wall components in ginkgo xylem formation. Holzforschung. 2023. 77. 7. 485-499
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Hiroshi Naraoka, Yoshinori Takano, Jason P. Dworkin, Yasuhiro Oba, Kenji Hamase, Aogu Furusho, Nanako O. Ogawa, Minako Hashiguchi, Kazuhiko Fukushima, Dan Aoki, et al. Soluble organic molecules in samples of the carbonaceous asteroid (162173) Ryugu. Science. 2023. 379. 6634. eabn9033
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MISC (24件):
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大森奈々子, 宮欽樂, 青木弾, 吉田正人, 福島和彦. イチョウ種子中における4′-O-メチルピリドキシンに関する研究. 日本木材学会中部支部大会講演要旨集. 2023. 33
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福島和彦. 木の新しい価値をつくる~林業・木材産業の成長産業化に向けて~. NU7. 2019. 23. 23-25
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青木弾, 松下泰幸, 福島和彦. 凍結試料のイメージング質量分析. 化学と生物. 2019. 57. 743-748
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福島和彦. 木材・木質材料のこれから. 木材保存. 2018. 44. 219-219
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高部圭司, 福島和彦. 特集:バイオリファイナリーにおけるリグニン利用の課題と展望I リグニンの分布と構造解析. 日本エネルギー学会機関誌 えねるみくす. 2017. 96. 344-350
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書籍 (36件):
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高分子材料の辞典
高分子学会 2022 ISBN:9784254252729
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リグニン利活用のための最新技術動向
シーエムシー出版 2020
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ADVANCES IN PLANT PHENOLICS: FROM CHEMISTRY TO HUMAN HEALTH
2018
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XYLEM: METHODS AND PROTOCOLS
2017
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Secondary Xylem Biology
Edited by Yoon Soo Kim, Ryo Funada, and Adya P. Singh, Academic Press 2016
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講演・口頭発表等 (67件):
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生体中微量成分の分布と存在形態解析におけるシンクロトロン光の役割
(第3回名古屋大学シンクロトロン光研究センターシンポジウム 2014)
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13C標識モノリグノール配糖体を用いたイネのリグニンに関する研究
(第58回リグニン討論会 2013)
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リグニンの形成過程に関する研究
(第58回リグニン討論会 2013)
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Chemical mapping of tree biomolecules by the cryo-TOF-SIMS/SEM system
(PRWAC2013 2013)
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13C標識法と高分解能NMRを組み合わせたリグニンの構造解析
(第80回紙パルプ研究発表会 2013)
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学歴 (1件):
- - 1990 名古屋大学 農学研究科 林産学(林産化学)
学位 (1件):
経歴 (8件):
- 2018/04 - 現在 名古屋大学 大学院生命農学研究科 森林・環境資源科学専攻 教授
- 2004/06/01 - 2018/03/31 名古屋大学 大学院生命農学研究科 生物圏資源学専攻 教授
- 2004/06/01 - 名古屋大学大学院生命農学研究科教授
- 1999/04/01 - 名古屋大学大学院生命農学研究科 助教授
- 1997/08/01 - 1999/03/31 名古屋大学農学部 助教授
- 1990/04/01 - 1997/07/31 名古屋大学農学部 助手
- 1996/03/27 - 1997/01/20 仏国立農業研究機構生化学研究所 文部省在外研究員
- 1995/01/01 - 1995/12/31 農水省森林総合研究所 客員研究員
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受賞 (3件):
- 2023/02 - 日本農学会 日本農学賞 リグニンの形成と構造に関する研究
- 2008/04 - International Academy of Wood Science Fellowship of the International Academy of Wood Science
- 2000/04/04 - 日本木材学会 日本木材学会賞
所属学会 (9件):
繊維学会
, 日本材料学会
, Amarican Chemical Society
, セルロース学会
, 日本木材加工技術協会
, 紙パルプ技術協会
, Groupe Polyphenols
, NPO法人才の木
, 一般社団法人日本木材学会
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