伊藤憲二

Ito Kenji

所属機関・部署：
職名：准教授
ホームページURL (1件)： http://www.kenjiito.org/xoops_jp

研究分野 (1件)：科学社会学、科学技術史

研究キーワード (17件)：朝永振一郎 , 学術会議の歴史 , 仁科芳雄 , 学術雑誌の歴史 , 巨大科学 , ユーザー研究 , 現代史 , 資源共有化 , オーラルヒストリー , アーカイブズ , ユーザー論 , 産業用ロボット , ゲーム研究 , STS , 科学技術社会論 , 物理学史 , 科学史

競争的資金等の研究課題 (13件)：

2022 - 2027 知識インフラストラクチャーとしての学術雑誌発展の科学史的・科学社会学的研究
2020 - 2023 日本における女性科学者の誕生についての系統的研究
2017 - 2022 日本における高エネルギー物理学の成立とその社会文化的背景、1955-1971
2021 - 2022 「科学と社会」の新物質主義的再構成:個体化・共生・市民参加を中心として
2019 - 2020 占領期日本の科学政策

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論文 (33件)：

Kenji Ito. Repairing a Scientific Network: The International Conference of Theoretical Physics in 1953 and the Rehabilitation of the Japanese Physics Community. Roberto Lalli and Jaume Navarro eds., Globalizating Physics: One Hundred Yars of the Internaitonal Union of Pure nad Applied Physics, Oxford University Press. 2024. 159-171
Kenji Ito. Transnational scientific advising: occupied Japan, the United States National Academy of Sciences and the establishment of the Science Council of Japan. The British Journal for the History of Science. 2023. 1-15
Ito, Kenji. Early Japanese Reactions to the Interpretation of Quantum Mechanics, 1927-1943. Olival Freire, Jr. ed., </i>Oxford Handbook of the History of Quantum Interpretations,</i> Oxford University Press. 2022. 687-707
伊藤憲二. 地球的災害の知の物語:『日本沈没』における科学と社会. 現代思想. 2021. 49. 11. 243-253
Kenji Ito. Modelling the apparent spread of science: Some insights from the history of science in Japan. David Ludwig, Inkeri Koskinen, Zinhle Mncube, Luana Poliseli, Luis Reyes-Galindo, eds., Global Epistemologies and Philosophies of Science, Abingdon: Routledge. 2021. 265-273

MISC (55件)：

伊藤憲二. 第二次世界大戦後の世界と新しい科学. みすず. 2024
伊藤憲二. 矛盾に満ちた実在/科学者としてのオッペンハイマー. みすず. 2024
伊藤憲二. カレン・バラッド著『宇宙の途上で出会う-量子物理学からみる物質と意味のもつれ』-社会と自然、主観と客観の二分法を乗り越える枠組み. 週刊読書人. 2024. 3-3
伊藤憲二. 仁科芳雄をめぐる旅(一)里庄浜中とその周辺(前編). 窮理. 2024. 25. 63-71
伊藤憲二. 解説. アレックス・シザール(柴田和宏訳)『科学ジャーナルの成立』名古屋大学出版会. 2024. 285-292

書籍 (5件)：

励起 : 仁科芳雄と日本の現代物理学下巻
みすず書房 2023 ISBN:9784622096191
励起 : 仁科芳雄と日本の現代物理学上巻
みすず書房 2023 ISBN:9784622096184
智場 #108 ゲーム・デヴォリューション
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 2006 ISBN:4904305035
不確定性 : ハイゼンベルクの科学と生涯
白揚社 1998 ISBN:482690083X
精密科学の思想
岩波書店 1995 ISBN:4000105418

講演・口頭発表等 (85件)：

学術雑誌の変遷をどう考えるか-『東京数学物理学会記事』とその継続後誌を例として
(日本科学史学会年会(オンデマンド発表) 2024)
仁科芳雄と瀬戸内海:科学史と郷土史の接点を目指して
(日本科学史学会西日本大会 2023)
里庄と仁科芳雄-故郷の環境はどのように未来の原子物理学者を創ったか
(仁科芳雄博士生誕日記念科学講演会 2023)
仁科芳雄とその弟子たち
(京都大学エグゼクティブ・リーダーシップ・プログラム 2023)
Nishida Kitarō, Quantum Physics, and Objectivity
(PHILOSOPHY AND PHYSICS BETWEEN EUROPE AND JAPAN, 1922-1953 2023)

学位 (1件)：

Ph. D. (Harvard University)

経歴 (7件)：

2022/10 - 現在京都大学大学院文学研究科准教授
2010/04 - 2022/09 総合研究大学院大学先導科学研究科生命共生体進化学専攻准教授
2007/04 - 2010/03 総合研究大学院大学葉山高等研究センター准教授
2006/12 - 2007/03 総合研究大学院大学葉山高等研究センター助教授
2006/04 - 2006/11 東京大学情報学環特任講師

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委員歴 (14件)：

2022/12 - 現在 Journal for the History of Knowledge Editorial Board Member
2015/01 - 2020/12 Engaging Science Technology, and Society Editorial Board Member
2016/09 - 2018/09 Society for Social Studies of Science STS Infrastructure Award Committee
2013/07 - 2017/07 Commission of Physics, International Union of History and Philosophy of Science/Division of History of Science and Technology Vice President
2013/07 - 2017/07 International Association for Science and Cultural Diversity President

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受賞 (4件)：

2023/12 - 斎藤哲也・山本貴光・吉川浩満『人文的、あまりに人文的』 2023年人文的大賞(著作部門) 『励起-仁科芳雄と日本の現代物理学』
2023/12 - 武蔵野人文資源研究所 2023年度人文資源大賞(歴史・思想系) 『励起-仁科芳雄と日本の原子物理学』
2020/05 - 日本科学史学会第14回日本科学史学会論文賞「竹内時男と人工放射性食塩事件:1940年代初めの科学スキャンダル」『科学史研究』288号(2019年1月号)、266-283頁
2005 - International Union of History and Philosophy of Science/ Division of History of Science DHS Prize for Young Scholars

所属学会 (7件)：

京都哲学会 , 科学社会学会 , 日本科学史学会 , 日本物理学会 , Society for the History of Technology , History of Science Society , Society for Social Studies of Science

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