研究者
J-GLOBAL ID:201101042488504488   更新日: 2024年11月17日

小林 美穂

コバヤシ ミホ | Kobayashi Miho
所属機関・部署:
職名: 助教
研究分野 (3件): 細胞生物学 ,  栄養学、健康科学 ,  腫瘍生物学
研究キーワード (8件): 個体の老化 ,  寿命制御 ,  微小管の翻訳後修飾 ,  α-チューブリンの脱チロシン化 ,  細胞内輸送 ,  シグナル伝達 ,  血管 ,  細胞骨格
競争的資金等の研究課題 (13件):
  • 2022 - 2025 Vasohibin-1による個体寿命制御機構の解明
  • 2023 - 3次元がん微小環境モデルを用いたがん細胞の血管内侵入可視化による治療法開発
  • 2019 - 2023 腫瘍の臓器向性転移における血管の役割とその分子機構
  • 2020 - 2022 内皮間葉移行の可視化による血管疾患に対するビジュアライズド・メディスンの開発
  • 2020 - 2021 SARS-CoV-2 感染機構における微小管の役割解明と感染制御方法の開発
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論文 (15件):
  • Takahashi K†, Kobayashi M†, Katsumata H, Tokizaki S, Anzai T, Ikeda Y, Alcaide DM, Maeda K, Ishihara M, Tahara K, Kubota Y, Itoh F, Park J, Takahashi K, Matsunaga YT, Yoshimatsu Y, Podyma-Inoue KA, Watabe T (†: co-first author: equal contribution). CD40 is expressed in the subsets of endothelial cells undergoing partial endothelial-mesenchymal transition in tumor microenvironment. Cancer Science. 2023. 115. 2. 490-506
  • Tokizaki S, Podyma-Inoue KA, Matsumoto T, Takahashi K, Kobayashi M, Ibi H, Uchida S, Iwabuchi S, Harada H, Hashimoto S, et al. Inhibition of transforming growth factor-β signals suppresses tumor formation by regulation of tumor microenvironment networks. Cancer Science. 2023. 115. 1. 211-226
  • Miho Kobayashi, Kashio Fujiwara, Kazuki Takahashi, Yusuke Yoshioka, Takahiro Ochiya, Katarzyna A. Podyma-Inoue, Tetsuro Watabe. Transforming growth factor-β-induced secretion of extracellular vesicles from oral cancer cells evokes endothelial barrier instability via endothelial-mesenchymal transition. Inflammation and Regeneration. 2022. 42. 1
  • Kobayashi M, Wakabayashi I, Suzuki Y, Fujiwara K, Nakayama M, Watabe T, Sato Y. Tubulin carboxypeptidase activity of vasohibin-1 inhibits angiogenesis by interfering with endocytosis and trafficking of pro-angiogenic factor receptors. Angiogenesis. 2021. 24. 1. 159-176
  • Yoshimatsu Y, Wakabayashi I, Kimuro S, Takahashi N, Takahashi K, Kobayashi M, Maishi N, Podyma-Inoue KA, Hida K, Miyazono K, et al. TNF-α enhances TGF-β-induced endothelial-to-mesenchymal transition via TGF-β signal augmentation. Cancer Science. 2020. 111. 7. 2385-2399
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MISC (41件):
  • 高橋和樹, 高橋和樹, 勝又寿枝, 小林美穂, 前田健太郎, 吉松康裕, 吉松康裕, 松永行子, 渡部徹郎, 渡部徹郎. 内皮間葉移行(EndoMT)レポーター内皮細胞を用いたEndoMT遷移段階の可視化. リンパ学. 2023. 46. Supplement
  • 高橋和樹, 勝又寿枝, 小林美穂, 時崎詩織, 時崎詩織, 池田行徳, 前田健太郎, 井上カタジナアンナ, 松永行子, 吉松康裕, et al. TGF-βによる内皮間葉移行(EndoMT)の段階的遷移をEndoMTレポーター内皮細胞は可視化した. 日本癌学会学術総会抄録集(Web). 2023. 82nd
  • 時崎詩織, 時崎詩織, 井上カタジナアンナ, 高橋和樹, 高橋和樹, 小林美穂, 松本武久, 白水美香子, 内田靖哉, 岩淵禎弘, et al. TGF-βシグナルの阻害はがん微小環境ネットワークを制御することで腫瘍形成を抑制する. 日本癌学会学術総会抄録集(Web). 2023. 82nd
  • 小林 美穂, 藤原 花汐, 高橋 和樹, 吉岡 祐亮, 落谷 孝広, 井上 カタジナアンナ, 渡部 徹郎. 口腔がん細胞由来エクソソームによる内皮不安定化機構. リンパ学. 2023. 46. 1. 7-12
  • 高橋和樹, 高橋和樹, 勝又寿枝, 小林美穂, 池田行徳, 篠原満利恵, 前田健太郎, 吉松康裕, 吉松康裕, 松永行子, et al. 内皮間葉移行(EndoMT)レポーター内皮細胞を用いたEndoMTの可視化とがん細胞の脈管内侵入機序の解明. リンパ学. 2022. 45. Supplement
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特許 (1件):
  • 部分的内皮間葉移行マーカーとしての遺伝子の発現産物の使用
書籍 (5件):
  • 「医学のあゆみ」血管・リンパ管研究の最前線と治療への展開
    医歯薬出版株式会社 2024
  • 『血管新生経路』、がんゲノムペディア : 77のキーワードで理解するゲノム医療とゲノム研究、柴田龍弘/編
    羊土社 2024 ISBN:9784758121309
  • 『炎症と血管新生 -VEGFによる内皮細胞・炎症細胞の活性化-』、炎症・再生医学事典、松島綱治・西脇徹/編
    朝倉書店 2009 ISBN:9784254300994
  • 『血管新生における内因性抑制機構 - ネガティブフィードバック調節因子:Vasohibin -』、病態の理解と治療をめざす癌と微小環境 : 癌幹細胞, 浸潤・転移, 血管新生のメカニズムと環境応答を標的とした治療・創薬の新展開、江角浩安・高倉伸幸・宮園浩平・森 正樹/編
    羊土社 2009 ISBN:9784758102964
  • 『血管新生のシグナル伝達 -VEGFのシグナル伝達-』、シグナル伝達病を知る-その分子機序解明から新たな治療戦略まで (遺伝子医学MOOK 6号), 菅村和夫・佐竹正延/編
    メディカルドゥ 2006 ISBN:4944157363
講演・口頭発表等 (93件):
  • FoxOs associate an age-related reduction of tissue microvessel density via stress tolerance
    (The 23rd International Vascular Biology Meeting (IVBM2024) 2024)
  • 微小管の翻訳後修飾がつなぐ老化と長寿
    (第9回 血管生物医学会若手研究会 2024)
  • 微小管の翻訳後修飾から個体の健康寿命制御につながる分子機構の解明
    (2023年度「先進ゲノム支援」拡大班会議 2023)
  • 加齢に伴う微小血管密度の低下におけるストレス応答性の役割
    (第31回日本血管生物医学会学術集会(CVMW2023) 2023)
  • TGF-βによる内皮間葉移行(EndoMT)の段階的遷移をEndoMTレポーター内皮細胞は可視化した
    (第31回血管生物医学会学術集会(CVMW2023) 2023)
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学歴 (1件):
  • 2001 - 2006 東北大学 大学院生命科学研究科 分子生命科学専攻
学位 (1件):
  • 博士(生命科学) (東北大学)
経歴 (5件):
  • 2019/05 - 現在 東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 医歯学専攻 生体支持組織学講座 病態生化学分野 助教
  • 2018/08 - 2019/04 金沢医科大学 病理学I 助教
  • 2017/06 - 2018/08 Max-Planck-Institute for Heart and Lung Research Visiting researcher
  • 2012/04/01 - 2018/08 東北大学 加齢医学研究所 助教
  • 2008/04/01 - 2011/03/30 財団法人 がん研究振興財団 リサーチ・レジデント
委員歴 (7件):
  • 2023/07 - 現在 東京医科歯科大学 共通機器 機種選定職員(仕様策定委員)・顕微鏡技術アドバイザー
  • 2022/04 - 現在 日本血管生物医学会 若手研究会事務局
  • 2022/04 - 現在 日本血管生物医学会 事務局長
  • 2019/12 - 現在 日本血管生物医学会 評議員
  • 2020/11 - 2023/10 独立行政法人 日本学術振興会 科学研究費委員会専門委員
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受賞 (7件):
  • 2023/05 - 日本血管生物医学会 発展型セッション 優秀賞(第8回 血管生物医学会若手研究会) 健康寿命延伸における血管と微小管との関係
  • 2022/10 - 日本血管生物医学会(IVBM2022) IVBM2022 Travel Award Relationship between age-dependent vascular endothelial cell decline and stress responsiveness
  • 2021/06 - 日本リンパ学会 第45回 日本リンパ学会総会 学会奨励賞(西賞) Vasohibin-1が誘導する微小管の翻訳後修飾を介した受容体エンドサイトーシス阻害と新規脈管新生抑制機構
  • 2020/09 - 日本血管生物医学会、国際血管生物学会 The JVBMO/IVBM 2020 Best E-poster Awards, 1st Place Vasohibin-1 inhibits angiogenesis via the increase of detyrosinated α-tubulin
  • 2016/12 - 日本分子生物学会 第39回 日本分子生物学会 優秀ポスター発表賞
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所属学会 (4件):
日本細胞生物学会 ,  日本リンパ学会 ,  日本血管生物医学会 ,  日本分子生物学会
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