長谷川敬

ハセガワタカシ | Hasegawa Takashi

所属機関・部署：
職名：准教授

研究分野 (1件)：ヨーロッパ史、アメリカ史

研究キーワード (9件)：碑文 , ローマ , 同業組合 , 古代ローマ史 , 水運 , 商人 , 社会経済史 , ガリア , 古代ローマ

競争的資金等の研究課題 (10件)：

2024 - 2026 ローマ帝政前期北方海域ならびに内水域における商業活動の実態解明
2025 - 2025 帝政ローマ後期、ローマ法と商業の関係性:ローマ法体系が商業従事者に与えた影響
2019 - 2024 古代末期~中世におけるTlos市領域の流通インフラと農耕・居住区域の復元
2019 - 2024 前近代海域ヨーロッパ史の構築:河川・島嶼・海域ネットワークと政治権力の生成と展開
2018 - 2023 ローマ期アルプス峠への新視角-帝政前期における「閉じた峠」と地域社会-

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論文 (10件)：

長谷川敬. 3章帝政ローマ前期のアルル-地中海と内陸部が出会う都市. 神崎忠昭、長谷部史彦(編著)『地中海圏都市の活力と変貌』(慶應義塾大学出版会). 2021. 37-56
長谷川敬. 【特集論文】人々が暮らす国境の「水空間」-帝政ローマ前期、生活の場としてのライン河口域とその周辺内水域-(【特集・川の境界史】). 史潮. 2019. 新86 (New Series No.86). 31-54
長谷川敬. L’union de collèges professionnels de Lyon par le biais de patrons communs : le moyen le plus prompt de résoudre des affaires ?. Pallas. Revue d’Études Antiques. 2015. 99. 227-243
長谷川敬. 研究ノート帝政前期ガリアにおける陸運業者ウトリクラリウスの社会的位置-リヨンの事例-. 西洋史研究. 2014. 新輯43号. 112-137
長谷川敬. ガリア・コマタとイタリア-二世紀、内陸ガリア商人・輸送業者の人的交流-. 『古代地中海世界のダイナミズム-空間・ネットワーク・文化の交錯』 (山川出版社). 2010. 184-206

MISC (19件)：

長谷川敬. 研究大会報告概要帝政ローマ前期ガリア南部における公道管理 -ドミティア街道の管理主体に関する一考察-. 日仏歴史学会会報. 2025. 40. 83-85
長谷川敬. 書評杉本陽奈子著『古代ギリシアと商業ネットワーク』(プリミエ・コレクション 120). 史学雑誌. 2024. 133. 9. 86-95
書評ジェラール・クーロン、ジャン=クロード・ゴルヴァン共著、大清水裕訳『古代ローマ軍の土木技術-街道・水道・運河などの建設事業をイラストで再現-』. 西洋史学. 2024. 277
長谷川敬. 第一〇章属州--帝国西部の地方社会. 長谷川岳男(編著)『はじめて学ぶ西洋古代史』(ミネルヴァ書房). 2022. 185-209
長谷川敬. 新刊紹介佐藤彰一『フランク史I クローヴィス以前』(名古屋大学出版会). 史学雑誌. 2022. 131. 8. 102-103

書籍 (2件)：

絵で旅するローマ帝国時代のガリア-古代の建築・文化・暮らし-
マール社 2019
ローマ帝国と地中海文明を歩く
講談社 2013

講演・口頭発表等 (21件)：

帝政前期退役兵による商業活動:法的枠組みの確認と個別事例の検討
(小シンポジウム経済的主体としての帝政期ローマ退役兵: 法的枠組みからのアプローチ 2025)
帝政ローマ前期ガリア南部における公道管理 --ドミティア街道の管理主体に関する一考察--
(日仏歴史学会第12回研究大会(於神戸大学) 2025)
帝政ローマ前期北海交易商人に関する学際的研究
(ローマ社会研究所(RSRC)主催ワークショップ「古代世界(と後代)における気候と食糧」(於ヘント大学)) 2024)
ローマ統治下のガリア北東部-名望家層の商業従事に対し寛容な社会だったのか?
(ペーテル・ファン=ニュフェレン教授によるヘント大学修士課程研究会における講演 2023)
学際的手法によって古代環境とそこで暮らす人々の生活を解明する-帝政ローマ前期の低地地方を事例に
(ペーテル・ファン=ニュフェレン教授によるヘント大学人文・哲学学部の授業における講演 2023)

学歴 (5件)：

2010 - 2015 ボルドー・モンテーニュ大学アウソニウス古代・中世史研究所博士号取得候補研究者(修了)
2005 - 2012 東京大学大学院人文社会系研究科西洋史博士課程(単位取得済み退学)
2008 - 2010 リヨン第2大学 Master 2研究課程「古代世界の考古学と歴史」コース(修了)
2003 - 2005 東京大学大学院人文社会系研究科西洋史修士課程(修了)
1998 - 2002 慶應義塾大学文学部西洋史学専攻(卒業)

学位 (4件)：

博士 (Université Bordeaux Montaigne)
Master 2 (Université Limière Lyon 2)
修士 (東京大学大学院人文社会系研究科)
文学士 (慶応義塾大学文学部)

経歴 (7件)：

2020/04 - 現在慶應義塾大学文学部西洋史学専攻准教授
2025/09 - 2025/11 国際基督教大学非常勤講師
2023/04 - 2025/03 ヘント大学文学哲学学部歴史部門客員研究員
2021/10 - 2023/03 東京大学文学部非常勤講師
2019/12 - 2023/03 国際基督教大学非常勤講師

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委員歴 (3件)：

2025/07 - 現在三田史学会常任委員
2020/10 - 現在日仏歴史学会幹事
2017/07 - 2021/06 三田史学会常任委員

受賞 (2件)：

2017/09 - 国際ギリシャ・ラテン碑文学協会 Géza Alföldy Stipends (対象発表題目):Identités et statuts sociaux des commerçants connus dans les sanctuaires de Nehalennia
2014/06 - 第64回日本西洋史学会大会ポスター優秀賞(古代史II) 後2~3世紀ガリア・ゲルマニアとブリタンニア間の交易を担った商人たち

所属学会 (8件)：

Association Internationale d’Épigraphie Grecque et Latine (AIEGL) , 地中海学会 , 三田史学会 , Société française d’études épigraphiques sur Rome et le monde romain (SFER) , 古代世界研究会 , 歴史学研究会 , 日本西洋古典学会 , 史学会

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