研究者
J-GLOBAL ID:201401031052129347
更新日: 2024年08月02日
木下 こづえ
キノシタ コヅエ | Kinoshita Kodzue
所属機関・部署:
職名:
准教授
その他の所属(所属・部署名・職名) (1件):
ホームページURL (1件):
https://www.kodzue-kinoshita.com/
研究分野 (4件):
自然共生システム
, 生物資源保全学
, 生態学、環境学
, 動物生理化学、生理学、行動学
研究キーワード (8件):
人と野生動物の軋轢
, 生理
, 行動
, ホルモン
, 希少種
, 保全
, 繁殖
, ストレス
競争的資金等の研究課題 (20件):
- 2024 - 2028 高山生態系における人と野生動物の軋轢問題ー家畜襲撃の外的および内的要因の解明ー
- 2024 - 2027 絶滅危惧種ツシマヤマネコの生息域外保全のための繁殖技術の確立と野生復帰環境の解明
- 2021 - 2027 オーストラリアと日本の固有哺乳類のクロス型域内・域外保全研究
- 2024 - 2026 長期カメラトラップデータを活用したユキヒョウの個体群動態シミュレーション
- 2023 - 2026 ネパールにおけるコ地域ミュニティを基盤としたユキヒョウ保全と研究活動の規模拡大
- 2023 - 2025 Does livestock benefit the snow leopard population? Assessing spatial and temporal pattern wild prey vs livestock consumption by snow leopards and their conservation physiology in Shey Phoksundo National Park, Nepal
- 2024 - 2025 野生動物保全と持続可能な経済活動の両立:ネパールの村民サイエンティストと共に創るモデル社会
- 2022 - 2024 尻尾の毛中コルチゾール・安定同位体分析からゾウの過去の健康状態を読み解く
- 2021 - 2024 生殖細胞を活用した絶滅危惧野生動物の生息域外保全
- 2020 - 2024 希少ネコ科動物における繁殖率と年齢構成の情報に基づいた絶滅リスクの比較定量化
- 2021 - 2023 日本とオーストラリアの絶滅危惧哺乳類の地球縦断型比較ゲノム研究の確立
- 2020 - 2023 ゲノム・細胞情報に基づく国内希少動物の繁殖促進戦略
- 2019 - 2023 ネパールのシェイ・フォクスンド国立公園における地域コミュニティに基づいたユキヒョウ保全の強化
- 2020 - 2022 糞を用いた野生ユキヒョウの集団年齢構成および繁殖年齢の解明
- 2019 - 2022 古人骨のプロテオミクス・ホルモン分析による妊娠マーカー検出法の開発
- 2018 - 2022 人為的撹乱が野生動物に及ぼす影響の総合評価:そのメカニズムの解明に向けて
- 2018 - 2020 草原棲哺乳類の異なる移動戦略共存機構の解明と移動誘発ホルモン検出の試み
- 2016 - 2019 オランウータンにおける近赤外分光法を用いた迅速な糞中発情ホルモン濃度測定法の確立
- 2015 - 2016 オランウータンにおける妊娠時のホルモン動態と精子の液状保存に関する研究
- 2012 - 2015 近赤外分光法を用いた雌霊長類の新規発情モニタリング
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論文 (50件):
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Hiroto Yoshimura, Takashi Hayakawa, Dale M. Kikuchi, Kubanychbek Zhumabai Uulu, Huiyuan Qi, Taro Sugimoto, Koustubh Sharma, Kodzue Kinoshita. Metabarcoding analysis provides insight into the link between prey and plant intake in a large alpine cat carnivore, the snow leopard. Royal Society Open Science. 2024. 11. 5
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Madoka Hattori, Kodzue Kinoshita, Atsuko Saito, Shinya Yamamoto. Exogenous oxytocin increases gaze to humans in male cats. Scientific Reports. 2024. 14. 1
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Huiyuan Qi, Qi Luan Lim, Kodzue Kinoshita, Nobuyoshi Nakajima, Miho Inoue-Murayama. A cost-effective blood DNA methylation-based age estimation method in domestic cats, Tsushima leopard cats (Prionailurus bengalensis euptilurus) and Panthera species, using targeted bisulphite sequencing and machine learning models. Molecular ecology resources. 2024. e13928
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Heungjin Ryu, Kodzue Kinoshita, Sungbae Joo, Yu-Seong Choi, Sun-Sook Kim. Increased urinary creatinine during hibernation and day roosting in the Eastern bent-winged bat (Miniopterus fuliginosus) in Korea. Communications biology. 2024. 7. 1. 42-42
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Hanya G, Ohta T, Kurihara Y, Sawada A, Shiroishi I, Kinoshita K. Mineral acquisition of Japanese macaques: Contents in the foods, digestibility, and sodium-provisioning experiment. American Journal of Primatology. 2023
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MISC (149件):
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木下こづえ. 動物の行動の「なぜ」を探す. 京大広報. 2024. 3月. 5942
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山根美子, 大塚亮真, 玉那覇彰子, 向 真一郎, 中谷裕美子, 長嶺隆, 村山美穂, 木下こづえ. 性ステロイドホルモン濃度と行動変化からヤンバルクイナの繁殖特性を探る. 第42回日本動物行動学会大会. 2023
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小林知奈, リングホーファー萌奈美, 木下こづえ, 宮田健二, 山本真也. オキシトシンがウマとヒトの種間関係に与える影響の検証. 第36回日本ウマ科学会学術集会. 2023
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Kinoshita K, Yoshimura H, Qi H, Shimada J, Hayakawa T, Kusuda S, Khanal G. An attempt to evaluate the physiology of wild snow leopards using fecal steroid hormone analysis. 8th Conference of the International Society of Wildlife Endocrinology. 2023
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Madoka Hattori, Kodzue Kinoshita, Atsuko Saito, Shinya Yamamoto. Testing the effect of exogenous oxytocin on cat-human bonding. 日本動物心理学会第83回大会. 2023
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書籍 (16件):
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特集希少野生動物の生息域外保全 : 遺伝資源保存で生命を未来につなぐ
エヌ・ティー・エス 2023 ISBN:9784860438203
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霊長類学の百科事典 = The encyclopedia of primatology
丸善出版 2023 ISBN:9784621308042
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幻のユキヒョウ 双子姉妹の標高4000m冒険記
扶桑社 2023
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モンキー7(3)
2022
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モンキー7(2)
公益財団法人日本モンキーセンター 2022
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講演・口頭発表等 (15件):
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動物園から世界につながる-ユキヒョウを例に-
(Human Feedbackプロジェクト2024「動物とヒトとの共存-そのために私たちに何ができるか?-」名古屋市東山動植物園 2024)
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行動とホルモンからヤンバルクイナの繁殖特性を知る
(公開シンポジウム「知りたい!ヤンバルクイナ保全の最前線」環境研究総合推進費 4-2101 「生殖細胞を活用した絶滅危惧野生動物の生息域外保全」 2022)
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ツシマヤマネコの繁殖をフンから調べる~飼育下繁殖の推進にむけて
(公開シンポジウム「知りたい!ツシマヤマネコ保全の最前線」環境研究総合推進費 4-2101 「生殖細胞を活用した絶滅危惧野生動物の生息域外保全」 2022)
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野生動物と動物園動物をつなぐ研究、と保全活動~ユキヒョウを例に~
(日本哺乳類学会2021年度大会公開シンポジウム 2021)
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動物たちの落とし物“糞”から彼らの内面を読み解く
(第10回ふれデミックカフェ 2021)
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学歴 (3件):
- 2009 - 2011 神戸大学 農学研究科 資源生命科学専攻 博士後期課程 早期修了
- 2007 - 2009 神戸大学 農学研究科 資源生命科学専攻 博士前期課程
- 2003 - 2007 神戸大学 発達科学部 人間環境科学科
学位 (1件):
経歴 (6件):
委員歴 (6件):
受賞 (15件):
- 2023/09 - 第29回日本野生動物医学会大会 優秀ポスター発表賞 匂いの世界を行動から紐解く:飼育下チーターのコミュニケーション行動に影響を与える要因の解明
- 2023/03 - 第70回日本生態学会 優秀発表賞(保全分野) 血液を用いてヒグマの年齢を推定する~DNAメチル化率を指標として~
- 2022/09 - 第28回日本野生動物医学会大会 優秀発表 糞中ストレスホルモン分析と行動解析によるツシマヤマネコのストレス評価
- 2022/09 - 第165回日本獣医学会 優秀発表 ヒグマにおける血液DNAのメチル化率を指標とした年齢推定の試み
- 2021/09 - 第26回日本顔学会大会 オーディエンス賞 野生の仮面ーオランウータンの顔の発達とホルモン動態
- 2019/10 - The 7th International Society of Wildlife Endocrinology Conference Poster award The tail-tale of stress: an exploratory study to assess hair cortisol in Asian elephants
- 2018/09 - 第66回飼育技術者研究会 ベストプレゼンテーション賞 飼育下コアラ(Phasocolarctos cinereus)における尿中ステロイドホルモン濃度測定による生理評価
- 2018/08 - 日本野生動物医学会 奨励賞 生息域内外における保全繁殖学研究
- 2018/01 - Primates Primates Social Impact Award Beneficial effect of hot spring bathing on stress levels in Japanese macaques
- 2017/12 - 鳥取大学乾燥地研究センター 乾燥地科学共同研究発表賞 モンゴルにおける野生ユキヒョウ(Panthera uncia)の繁殖場所および時期推定のための糞中ホルモン濃度測定
- 2016/01 - 第60回プリマーテス研究会 優秀ポスター賞 飼育下チンパンジー(Pan troglodytes)における出産後の性皮腫脹と性ステロイドホルモン濃度動態について
- 2014/11 - 近赤外研究会 NIR Advance Award 近赤外分光法を用いた野生動物の生理モニタリング技術の開発
- 2013/08 - 第19回日本野生動物医学会大会 優秀ポスター賞 オランウータン(Pongo pygmaeus)およびチンパンジー(Pan troglodytes)における正常出産および死産時の尿中ホルモン濃度動態の検討
- 2011/03 - 神戸大学 六篠奨励賞
- 2009/12 - Nano and Photonics Technology 2009, Best Poster Award Near-infrared spectroscopy to monitor the timing of ovulation in Giant Panda (Ailuropoda melanoleuca) based on urinary steroid hormones
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所属学会 (4件):
日本哺乳類学会
, 日本生態学会
, 日本霊長類学会
, 日本野生動物医学会
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