研究者

J-GLOBAL ID：201801018301889075 更新日: 2024年09月10日

杉原薫

Sugihara Kaoru

所属機関・部署：
職名：名誉フェロー客員教授

研究分野 (1件)：経済史

研究キーワード (3件)：アジア経済史 , 環境史 , グローバル・ヒストリー

競争的資金等の研究課題 (28件)：

2022 - 2025 アジア交易圏の成長と立地・環境-19世紀末ー1930年代の東南・南アジアを中心に
2019 - 2023 重層的決済システムと中央銀行制度成立過程の再考
2019 - 2022 近現代における環インド洋熱帯地域の複数発展径路-発展と低開発の複眼的視野の中で
2019 - 2022 インド洋交易圏の統計的研究-近代世界における地域交易像の再構築ー
2016 - 2022 実践プログラム1:環境変動に柔軟に対処しうる社会への転換

2016 - 2019 経済発展における重層的決済システムの役割と近代銀行史の再考

2015 - 2018 新興国の政治と経済発展の相互パターンの解明

2013 - 2018 新興国の政治と経済発展の相互パターンの解明

2015 - 2018 「植民地期インドにおける外国貿易・国内交易・物価の長期趨勢と変動 -統計的研究-」

2013 - 2018 「新興国における経済発展経路の国際比較」

2012 - 2016 現代インドにおける多様性接合型の発展径路とデモクラシー-総合的・長期的視点から

2012 - 2016 世界貿易の多元性と多様性-「長期の19世紀」アジア域内貿易の動態とその制度的基盤

2010 - 2015 東南アジア熱帯域におけるプランテーション型バイオマス社会の総合的研究

2012 - 2015 「戦後アジアの経済発展の環境史的研究-資源・エネルギー貿易の構造分析を中心に-」

2007 - 2013 「生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点」

2009 - 2012 「化石資源世界経済」の形成と森林伐採・環境劣化の関係に関する比較史的研究」

2009 - 2011 世界貿易の拡大と取引制度の再編: 19-20世紀アジア・北米の歴史比較分析

2008 - 2011 グローバルヒストリー研究の新展開と近現代世界史像の再考

2006 - 2009 「インドにおける労働集約型経済発展と労働・生活の質に関する研究」

2005 - 2007 グローバルヒストリーの構築とアジア世界

2002 - 2005 南アジア近代における「民主主義と開発」の歴史的研究-東アジア・モデルとの比較-

2001 - 2004 「労働集約型工業化の比較史的研究」

1999 - 2001 「世界所得分布の歴史的変遷に関する研究-アジア諸国の役割を中心に-」

1999 - 2001 関西企業家ライブラリーの構築

1998 - 2000 南アジアと世界システム

1997 - 2000 風土と物産から見た環ベンガル湾世界の社会経済史的研究

1997 - 1999 「第二次大戦後日本綿業の国際環境に関する研究」

1999 - 1999 ヘゲモニー国家の役割とグローバルヒストリーの構築

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論文 (71件)：

杉原薫. 「インド洋交易圏の形成と構造、1800-1950年 -ハブ・後背地・人口扶養力-」. 脇村孝平編『近現代熱帯アジアの経済発展 -人口・環境・資源-』、ミネルヴァ書房. 2024. 161-190
杉原薫. 「人新世における複数発展経路-モンスーン・アジアの資源と生存基盤をめぐって-」. 寺田匡宏・Daniel Niles編『人新世を問う-環境、人文、アジアの視点-』、京都大学学術出版会. 2021. 93-140
杉原薫. 「「ヨーロッパの奇跡」再考-大分岐論争とその後-」. 『経済セミナーe-book 経済史研究の新潮流』(Kindle版)。. 2020
杉原薫. “Multiple Paths to Industrialization: A Global Context of the Rise of Emerging States”. in Keijiro Otsuka and Kaoru Sugihara eds,, Paths to the Emerging State in Asia and Africa, Springer. 2019
杉原薫. “The Asian Path of Economic Development: Intra-regional Trade, Industrialization and the Developmental State”. in Takashi Shiraishi and Tetsushi Sonobe eds., The Emerging States and Economies: Their Origins, Drivers and Challenges Ahead, Springer. 2019

MISC (41件)：

Yutaka Arimoto, Tomoko Hashino, Masaki Nakabayashi, Osamu Saito, Yoshihiro Sakane, Kaoru Sugihara. "The State of Economic History in Japan". Discussion paper, CIRJE-F-1231, Graduate School of Economics, University of Tokyo. 2024. 1-20
杉原薫. 「竹林史郎『歴史学派とドイツ社会学の起原-学問史におけるヴェーバー資本主義論』『日本経済新聞』第66回日経・経済図書文化賞選評. 日本経済新聞. 2023
杉原薫. (パネルの組織)社会経済史学会第92回全国大会パネル「近代インド洋交易圏の形成と構造-ハブ・後背地・環境的辺境-」西南学院大学. 2023
杉原薫. 「『第33回アジア・太平洋賞』表彰式」. 『アジア時報』[1・2月号](杉原の発言部分:50-51頁。). 2022. 573. 45-66
杉原薫. 「(表彰式記事)アジア・太平洋賞4氏表彰」. 『毎日新聞』. 2021. 26

書籍 (17件)：

『世界史のなかの東アジアの奇跡』
名古屋大学出版会 2020 ISBN:9784815810009
<i>Paths to the Emerging State in Asia and Africa</i>
Springer 2019
『シリーズ現代インド1 多様性社会の挑戦』
東京大学出版会 2015 ISBN:4130343017
<i>Labour-intensive Industrialization in Global History</i>
Routledge, London 2013
『講座生存基盤論第1巻歴史のなかの熱帯生存圏-温帯パラダイムを超えて-』
京都大学学術出版会 2012

講演・口頭発表等 (123件)：

"Development of the Procurement Policy and the Double-cropping System in Punjab"
(Aakash International Workshop 2024 2024)
"Development of the Procurement System in Punjab, c.1970 to 2023"
(Workshop on Indian Agriculture 2024)
"The Paradigm Shift in Asian Economic History from Intra-Asian Trade to Indian Ocean Trade"
(Panel Discussion "Global Economic History: A Field in Search of a Question" 2024)
"Cost of Cultivation and Income of the Agricultural Household in Punjab, 2018-2019"
(Aakash Project WG1a Meeting 2024)
"Indian Ocean Trade as a Regional Force of Integration and Population Growth, 1800-1950"
(International Conference on "Debating Economic Development in the Tropical Asia: Historical Enquiries into the Relationships between Environmental Constraints and Population Growth" 2024)

学位 (1件)：

経済学博士 (東京大学)

経歴 (10件)：

2022/04 - 現在総合地球環境学研究所名誉フェロー客員教授
2016/10 - 2022/03 総合地球環境学研究所特任教授
2016/04 - 2016/09 総合地球環境学研究所特任教授・政策研究大学院大学特別教授(クロスアポイントメント)
2014/04 - 2016/03 政策研究大学院大学特別教授
2013/04 - 2014/03 政策研究大学院大学教授

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委員歴 (35件)：

2020/03 - 現在 Advisory Board, International Review of Social History Member
2017/10 - 現在 Global Sustainability, Cambridge University Press Section Editor
2013/05 - 現在社会経済史学会顧問
2012/04 - 現在 International Advisory Board, Southeast Asian Studies, Center for Southeast Asian Studies, Kyoto University Member
2004/12 - 現在 Editorial Advisory Board, Journal of Global History, Cambridge University Press Member

2019/04 - 大学共同利用機関法人人間文化研究機構, 人文系研究評価システム検討委員会委員(-2022年3月)

2017/10 - 日本学術会議連携会員(-2023年9月)

2016/04 - 龍谷学大学人間・科学・宗教総合研究センター附属南アジア地域研究センター拠点拠点研究員・拠点構成員(-2022年3月)

2016/04 - 科学技術振興機構フューチャー・アース委員会委員(-2020年3月)

2014/10 - 日本学術会議第1部国際協力委員会委員長(-2017年9月)

2014/04 - 総合地球環境学研究所運営会議委員(-2016年3月)

2013/07 - 日本学術会議フューチャー・アース推進委員会副委員長(-2020年9月)

2011/10 - 日本学術会議会員(-2017年9月)

2011/10 - 日本学術会議第1部国際協力委員会副委員長(-2014年9月)

2011/08 - 二十一世紀文化学術財団学術奨励金審査委員(-2016年3月)

2009/04 - 人間文化研究機構地域研究推進委員会現代インド地域部会専門委員(-2015年3月)

2009/01 - 社会経済史学会代表理事(-2010年12月)

2007/11 - 財務省財務総合政策研究所「グローバル化と我が国経済の構造変化に関する研究会」委員(-2008年4月)

2007/06 - 日経・経済図書文化賞審査委員(-2024年3月)

2006/12 - 日本学術会議経済学委員会IEHA分科会委員長(-2011年9月)

2006/09 - 日本南アジア学会理事(-2010年9月)

2006/09 - International Economic History Association Member of the Executive Committee(-2012年7月)

2006/04 - 日本学術会議経済学委員会委員(-2017年9月)

2006/04 - 日本学術会議連携会員(-2011年9月)

2003/09 - Global Economic History Network project Co-organiser and holder of the grant from the Leverhulme Foundation(-2006年9月)

2001/01 - 社会経済史学会理事・常任理事(国際交流委員会委員長、欧文叢書編集委員会委員長を歴任)(-2008年12月)

2000/04 - 大蔵省(現財務省)財務総合政策研究所「経済の発展・衰退・再生に関する研究会」委員(-2002年3月)

1999/04 - 国立民族学博物館共同研究員(-2004年3月)

1998/11 - 国立民族学博物館地域研究企画交流センター運営委員会「英国議会資料」研究利用推進専門部会委員(-2006年3月)

1994/10 - The British Association for Japanese Studies Honorary Treasurer(-1996年6月)

1993/10 - Publications Committee, The Economic History Society, U.K. Member (-1996年6月)

1988/10 - Third World Economic History and Development Group (U.K.) Council Member (-1996年6月)

1988/10 - Japan Forum (journal for the British Association for Japanese Studies by Oxford University Press) Deputy Editor (-1992年9月)

1985/10 - Organising Committee, the London Third World Economic History Group Member (-1996年6月)

1984/09 - 社会経済史学会幹事(企画委員会、国際交流委員会委員を歴任)(-2000年12月)

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受賞 (3件)：

2021 - 毎日新聞社・アジア調査会アジア・太平洋賞大賞『世界史のなかの東アジアの奇跡』、名古屋大学出版会、2020年。
1996 - 日本経済新聞社・日本経済研究センター日経・経済図書文化賞『アジア間貿易の形成と構造』、ミネルヴァ書房、1996年。
1996 - サントリー文化財団サントリー学芸賞(政治・経済部門) 『アジア間貿易の形成と構造』、ミネルヴァ書房、1996年。

所属学会 (4件)：

日本南アジア学会 , アジア政経学会 , 経営史学会 , 社会経済史学会

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