花栗哲郎

ハナグリテツオ | Hanaguri Tetsuo

所属機関・部署：
職名：チームリーダー(専任研究員)
ホームページURL (2件)： http://www.riken.jp/epmrt/Hanaguri/index-J.html , http://www.riken.jp/epmrt/Hanaguri/index.html

研究分野 (1件)：磁性、超伝導、強相関系

研究キーワード (5件)：実験技術開発 , 走査型トンネル顕微鏡法/分光法 , 強相関電子系 , トポロジカル量子現象 , 超伝導

競争的資金等の研究課題 (28件)：

2022 - 2024 超低温走査型トンネル顕微鏡を用いたボトムアップ相関電子系の作製と物性探索
2019 - 2024 量子液晶の物性科学
2019 - 2024 量子液晶の精密計測
2019 - 2022 分光イメージング走査型顕微鏡によるバンド幅制御Mott転移近傍の電子状態の研究
2016 - 2019 鉄系超伝導体における超伝導とnematic相の関係解明

2015 - 2018 f電子系インターフェースの物理の開拓と新奇素子への展開

2013 - 2018 重い電子の人工制御

2012 - 2015 鉄系超伝導体における超伝導ギャップの位相構造の解明

2011 - 2015 局所マイクロ波複素伝導度測定を用いた量子凝縮相の新しいダイナミクスの研究

2010 - 2015 空間反転対称性を破る電子流体の新奇現象

2011 - 2013 分光イメージング走査型トンネル顕微鏡によるトポロジカル絶縁体の研究

2008 - 2011 高温超伝導体の超伝導ギャップ構造の解明

2007 - 2011 遷移金属酸化物の電界誘起相変化

2005 - 2009 実空間手法を用いた強磁場ナノ領域電子相の解明

2004 - 2006 モット半導体物理の構築

2004 - 2005 電子スピン共鳴走査型トンネル顕微鏡による単一スピン検出

2002 - 2003 交流バイアス走査型トンネル顕微鏡の開発と強相関電子系の相分離研究への応用

2001 - 2003 強相関半導体のデバイス物理

2000 - 2001 超伝導磁束芯における新しい量子効果の探索

1998 - 1999 周波数連続掃引が可能なマイクロ波・ミリ波スペクトロメータの開発

1998 - 1998 非線形ジョセフソンプラズマ共鳴の研究

1995 - 1996 広温度領域にわたる磁場中高周波インピーダンス精密測定法の開発

1995 - 1996 擬二次元超伝導体の混合状態の熱力学的手法による研究

1995 - 1995 スピン密度波のスライディング運動の研究

1994 - 1994 表面インピーダンスの磁場依存性の研究

1994 - 1994 スピンパイエルス転移の超音波による研究

1993 - 1993 電磁応答による高温超伝導状態並びに渦系のダイナミクスの研究

1992 - 1992 超音波とNARによる高温超伝導体の磁束ダイナミックスと相転移の研究

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論文 (155件)：

Christopher John Butler, Yuhki Kohsaka, Youichi Yamakawa, Mohammad Saeed Bahramy, Seiichiro Onari, Hiroshi Kontani, Tetsuo Hanaguri, Shinichi Shamoto. Correlation-driven electronic nematicity in the Dirac semimetal BaNiS 2. Proceedings of the National Academy of Sciences. 2022
T. MacHida, Y. Yoshimura, T. Nakamura, Y. Kohsaka, T. Hanaguri, C. R. Hsing, C. M. Wei, Y. Hasegawa, S. Hasegawa, A. Takayama. Superconductivity near the saddle point in the two-dimensional Rashba system Si(111)- 3 × 3 -(Tl,Pb). Physical Review B. 2022. 105. 6
S. Kasahara, H. Suzuki, T. Machida, Y. Sato, Y. Ukai, H. Murayama, S. Suetsugu, Y. Kasahara, T. Shibauchi, T. Hanaguri, et al. Quasiparticle Nodal Plane in the Fulde-Ferrell-Larkin-Ovchinnikov State of FeSe. Physical Review Letters. 2021. 127. 25
T. Machida, Y. Kohsaka, T. Hanaguri. Erratum: A scanning tunneling microscope for spectroscopic imaging below 90 mK in magnetic fields up to 17.5 T (Review of Scientific Instruments (2018) 89 (093707) DOI: 10.1063/1.5049619). Review of Scientific Instruments. 2021. 92. 10
C. J. Butler, M. Yoshida, T. Hanaguri, Y. Iwasa. Doublonlike Excitations and Their Phononic Coupling in a Mott Charge-Density-Wave System. Physical Review X. 2021. 11. 1

MISC (310件)：

幸坂祐生, 白田雅治, 上野哲平, 町田理, 花栗哲郎, 小林夏野, 小林夏野. ミスフィット層状カルコゲナイドにおける非周期電子超構造. 日本物理学会講演概要集(CD-ROM). 2021. 76. 2
花栗哲郎, 松浦康平, 杉村優一, 向笠清隆, 芝内孝禎. Fe(Se,Te)の分光イメージングSTM. 日本物理学会講演概要集(CD-ROM). 2021. 76. 1
安井勇気, 岡崎尚太, 宮坂茂樹, 花栗哲郎, 笹川崇男, 高木英典, 高木英典. バンド幅制御モット絶縁体NiS_2-xSe_xの分光イメージングSTM. 日本物理学会講演概要集(CD-ROM). 2021. 76. 1
町田理, 町田理, 吉村優輝, 中村友謙, 花栗哲郎, 長谷川幸雄, 長谷川修司, 高山あかり. 超低温走査トンネル分光によるRashba系表面超構造の超伝導状態観察. 日本物理学会講演概要集(CD-ROM). 2021. 76. 1
花栗哲郎. 分光イメージング走査型トンネル顕微鏡で見たFe(S,Se,Te)の多様な超伝導状態. 日本物理学会講演概要集(CD-ROM). 2021. 76. 2

学歴 (2件)：

1988 - 1993 東北大学大学院応用物理学専攻
1984 - 1988 東北大学応用物理学科

学位 (1件)：

博士(工学) (東北大学)

経歴 (6件)：

2013/01 - 現在理化学研究所創発物性科学研究センターチームリーダー(所内出向)
2004/02 - 現在理化学研究所専任(先任)研究員
1999/04 - 2004/01 東京大学新領域創成科学研究科物質系専攻助教授
1998/07 - 1999/03 東京大学工学系研究科応用化学専攻助手
1993/05 - 1998/06 東京大学教養学部基礎科学科助手

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委員歴 (3件)：

2009/09 - 2021/03 The Journal of the Physical Society of Japan Associate Editor
2008/01 - 2010/12 Review of Scientific Instruments Editorial board member
2003/09 - 2005/08 日本物理学会誌編集委員

受賞 (2件)：

2020/03 - 理化学研究所理研栄峰賞分光イメージング走査型トンネル顕微鏡を用いた鉄系超伝導体における創発現象の発見
2009/04 - 超伝導科学技術研究会第13回超伝導科学技術賞銅酸化物系高温超伝導体における電子秩序の解明

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