研究者
J-GLOBAL ID:202001007186058349   更新日: 2024年07月15日

木村 俊二

キムラ シュンジ | Kimura Shunji
所属機関・部署:
職名: 教授
競争的資金等の研究課題 (2件):
  • 2020 - 2023 バースト伝送用瞬時応答送受信回路の研究
  • 2020 - 2022 光パケットルーティングや光アクセスネットワークに用いられる「バースト伝送技術」は光の間欠信号(バースト信号)を送受信する技術である。光ネットワークへの信号の挿抜を、光信号のまま(光電気変換せずに)行うことで、伝送容量や伝送効率を抜本的に改善するキー技術である。その実現には、光信号の平均電力の変化に対する送受信回路の過渡応答時間(オーバーヘッド)を極限まで短縮する必要があるが、従来提案されてきた技術は大量生産が困難であることが判明しており、光アクセスネットワークでは通常の連続信号用送受信回路に近い技術が採用されたため、現在でも十分な瞬時応答性能が得られていない。 本研究では従来技術を抜本的に見直し、過渡応答をもう一つの過渡応答で「相殺」する新しい設計技術を採用する。これにより瞬時応答性と大量生産性の両立を実現し、光ネットワークの抜本的な大容量化、高効率化をもたらすことができる。
論文 (127件):
  • Yuki Arikawa, Takeshi Sakamoto, Shunji Kimura, Satoshi Shigematsu. Throughput Enhancement with Hardware Accelerated Resource Scheduler in Low-Latency 5G Systems. 29th IEEE Annual International Symposium on Personal, Indoor and Mobile Radio Communications, PIMRC 2018 2018 IEEE 29th Annual International Symposium on Personal, Indoor and Mobile Radio Communications, PIMRC 2018. 2018
  • K. Taguchi, K. Asaka, S. Kimura, K-I. Suzuki, and A. Otaka. Reverse bias voltage controlled burst-mode booster SOA in λ-tunable ONU transmitter for high-split-number TWDM-PON. J. Opt. Commun. Netw. 2018. 10. 4. 431-439
  • Y. Arikawa, T. Sakamoto, and S. Kimura. User throughput analysis of coordinated radio-resource scheduler with hardware accelerator for 5G mobile systems. IEICE Communication Express. 2018. 7. 6. 183-188
  • Y. Arikawa, T. Sakamoto and S. Kimura. Hardware Accelerator for Coordinated Radio-Resource Scheduling in 5G Ultra-High-density Distributed Antenna System. Proc. 27th International Telecommunication Networks and Applications Conference(ITNAC). 2017. 436-441
  • Yuki Arikawa, Takeshi Sakamoto, Shunji Kimura. Hardware acceleration technique for radio resource scheduling in 5G mobile systems. NTT Technical Review. 2017. 15. 10
もっと見る
MISC (37件):
  • 有川勇輝, 鵜澤寛之, 坂本健, 木村俊二. 5Gモバイルの無線リソース割当て最適化のためのハードウェアアクセラレーション技術. 2017
  • 有川勇輝, 坂本健, 木村俊二. 超高密度分散アンテナシステムにおけるスケジューリング処理向けハードウェアアクセラレータ. 2017
  • 田口勝久, 浅香航太, 木村俊二, 鈴木謙一, 大高明浩. TWDM-PON多分岐化に向けた逆バイアス電圧制御ブースタSOAを用いた波長可変バースト光送信器の提案と特性評価. 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報. 2016. 116. 123. 1-6
  • 富澤将人, 金子明正, 木村俊二. Beyond 100G光トランスポートネットワークに向けたデバイス技術開発. NTT技術ジャーナル. 2016. 28. 7. 18-21
  • 箕輪守彦, 関宏之, 奥村幸彦, 須山聡, 大高明浩, 木村俊二, 中津川征士, 浅野弘明, 市川泰史, 平野幸男, et al. 5G実現に向けた超高密度マルチバンド・マルチアクセス多層セル構成による大容量化技術の研究開発の概要. 2015
もっと見る
講演・口頭発表等 (101件):
  • 超高密度分散アンテナシステムのためのハードウェアアクセラレータを備えた無線スケジューラ構成の一検討
    (電子情報通信学会総合大会 2017)
  • TWDM-PON広域化に向けたバースト制御SOAを搭載した高出力波長可変バースト光送信器の波長分散耐性評価
    (電子情報通信学会ソサイエティ大会 2016)
  • EA変調器の非線形消光特性を補償するInP HBT PAM4 ドライバ
    (電子情報通信学会総合大会 2016)
  • バースト制御SOAを用いたTWDM-PON用波長可変バースト光送信器のクロストークペナルティ評価
    (電子情報通信学会総合大会 2016)
  • 5G実現に向けた超高密度セル構成における分散アンテナ技術の研究開発の概要
    (電子情報通信学会総合大会 2016)
もっと見る
委員歴 (1件):
  • 2020/04 - 2021/03 光産業技術振興協会 光産業動向情報通信調査専門委員会議長
受賞 (6件):
  • 2020/07 - IEICE (電子情報通信学会) ComEX Top Downloaded Letter Award
  • 2013/07 - 電子情報通信学会 電子情報通信学会 通信方式研究会委員長賞
  • 2010/07 - The 15th Opto-Electronics and Communications Conference (OECC2010) Best Paper Award
  • 2010/07 - The 9th International Conference on Optical Internet (COIN2010) Best Paper Award
  • 1997/03 - 電子情報通信学会 電子情報通信学会 学術奨励賞
全件表示
所属学会 (3件):
The Institute of Electrical and Electronics Engineers (IEEE) ,  電子情報通信学会 ,  レーザー学会
※ J-GLOBALの研究者情報は、researchmapの登録情報に基づき表示しています。 登録・更新については、こちらをご覧ください。

前のページに戻る