特許
J-GLOBAL ID:202203014863863880

遺伝子又は該遺伝子産物の定量方法及びモニタリング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 棚井 澄雄 ,  寺本 光生 ,  勝俣 智夫 ,  山口 洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-100233
公開番号(公開出願番号):特開2021-193883
出願日: 2020年06月09日
公開日(公表日): 2021年12月27日
要約:
【課題】温度制御を必要とせず、簡易な方法で、核酸試料中の遺伝子又は該遺伝子産物を定量又はモニタリングする方法を提供する。【解決手段】核酸試料中に含まれる特定の遺伝子又は該遺伝子産物の定量方法であって、特定の遺伝子又は該遺伝子産物を含む核酸試料に対して、前記特定の遺伝子又は該遺伝子産物の等温増幅を開始する遺伝子増幅工程と、前記等温増幅の開始時から一定時間経過後に前記等温増幅を停止する増幅反応停止工程と、前記反応停止工程後の前記核酸試料に蛍光試薬を添加し、発生する蛍光値を測定する蛍光値測定工程とを含む、核酸試料中に含まれる特定の遺伝子又は該遺伝子産物の定量方法及びモニタリング方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記の(A1)工程〜(E1)工程を含む、核酸試料中に含まれる特定の遺伝子又は該遺伝子産物の定量方法であって、 (A1)工程:既知濃度の特定の遺伝子又は該遺伝子産物を含む標準核酸試料を、前記濃度を変えて複数用意し、それぞれの前記標準核酸試料に対して、前記特定の遺伝子又は該遺伝子産物の等温増幅を開始する遺伝子増幅工程、 (B1)工程:前記等温増幅の開始時からT1時間後に前記等温増幅を停止する増幅反応停止工程、 (C1)工程:(B1)工程後の前記標準核酸試料に蛍光試薬を添加し、発生する蛍光値を測定する蛍光値測定工程、 (D1)工程:前記(B1)工程におけるT1を変動させて、前記(A1)工程〜(C1)工程を行い、前記標準核酸試料における前記遺伝子又は該遺伝子産物の既知濃度と、前記蛍光値測定工程において測定された蛍光値との関係を示す検量線が関係性を有する、前記(B1)工程における増幅反応時間t1を、変動させた前記T1の中から決定する工程、及び、 (E1)工程:前記標準核酸試料に替えて、未知濃度の特定の遺伝子又は該遺伝子産物を含む検体核酸試料を用いるとともに、前記(B1)工程における増幅反応時間T1をt1時間として、前記(A1)工程〜(C1)工程を行い、前記(D1)工程において得られた前記既知濃度と前記蛍光値との関係を示す検量線に基づき、前記検体核酸試料の前記蛍光値から、前記検体核酸試料中の前記特定の遺伝子又は該遺伝子産物を定量する定量工程、 を含む、核酸試料中に含まれる特定の遺伝子又は該遺伝子産物の定量方法。
IPC (2件):
C12Q 1/686 ,  G01N 33/53
FI (2件):
C12Q1/686 Z ,  G01N33/53 M
Fターム (14件):
4B063QA01 ,  4B063QQ05 ,  4B063QQ18 ,  4B063QQ28 ,  4B063QQ39 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR08 ,  4B063QR19 ,  4B063QR32 ,  4B063QR62 ,  4B063QR74 ,  4B063QS25 ,  4B063QS32 ,  4B063QX02
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (4件)
  • “Detection of ESKAPE Bacterial Pathogens at the Point of Care Using Isothermal DNA-Based Assays in
  • “Loop-mediated isothermal amplification of DNA”
  • “Detection of ESKAPE Bacterial Pathogens at the Point of Care Using Isothermal DNA-Based Assays in
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