研究者
J-GLOBAL ID:200901001030783918
更新日: 2024年09月18日
上園 保仁
ウエゾノ ヤスヒト | Uezono Yasuhito
所属機関・部署:
職名:
特任教授
研究分野 (3件):
薬理学
, 神経科学一般
, その他
研究キーワード (3件):
疼痛学
, 神経科学一般
, Neuroscience in General
競争的資金等の研究課題 (83件):
- 2022 - 2025 がん抑制遺伝子PHLDA3の抗がん剤性心機能障害に対する生理作用の解明
- 2022 - 2025 がん患者における術後せん妄予防のプレシジョンメディシンの開発
- 2022 - 2025 ヒトがん悪液質を反映する独自樹立悪液質モデルを用いての悪液質の本態解明、ならびに創薬、診断に有用な「がん悪液質PDXモデル」の確立とその活用
- 2021 - 2024 副作用の起きにくいオピオイド受容体シグナルのみを活性化できる化合物の創薬開発
- 2021 - 2024 新規デスアシルグレリン受容体を介した化合物やペプチドを用いた抗がん剤心不全の抑制
- 2021 - 2024 オピオイド受容体の細胞内局在と活性変化に基づく最適なオピオイド順次投与法の確立
- 2021 - 2024 がん口腔支持医療における半夏瀉心湯の有用性を明らかにするための基礎及び臨床研究
- 2021 - 2024 がん患者のせん妄発症を予防する抑肝散、および口腔粘膜炎の早期治癒に資する半夏瀉心湯のメタボローム解析によるレスポンダーバイオマーカーの開発ならびに「証」の可視化とその臨床応用
- 2021 - 2024 せん妄ハイリスクがん患者の術後せん妄予防におけるラメルテオンの有効性と安全性に関する多施設共同二重盲検化プラセボ対照ランダム化比較試験
- 2021 - 2024 ヒトiPS細胞由来心筋細胞を用いた抗がん剤の心毒性評価法の開発と国際標準化
- 2020 - 2023 難治性疼痛に対するヒト間葉系幹細胞による鎮痛作用のメカニズム解明とその臨床応用
- 2018 - 2023 リアルタイム可視化アッセイによるオピオイド受容体細胞内動態解析と新規鎮痛法の開拓
- 2018 - 2021 オピオイド製剤の耐性、副作用発現を克服する新規μ/δ二量体特異的アゴニストの創製
- 2017 - 2021 唾液メタボローム解析によるがん口腔合併症のリスク因子解明、及び新たな治療法の確立
- 2018 - 2021 外科的がん切除後のデクスメデトミジンによる鎮静に不応な重症せん妄発症を予測するバイオマーカーの開発
- 2017 - 2020 味覚障害の病因解明と治療戦略の構築 ー日本ータイ二国間比較研究ー
- 2016 - 2020 副作用なくがんの痛みを抑制する新規TREK1活性化薬の開発とその機能解析
- 2016 - 2020 可視化リアルタイム解析によるオピオイド製剤耐性形成機構解明と新規鎮痛法の開発
- 2015 - 2019 バイオインフォマティクスを用いたNav1.7阻害剤の創薬による新たな鎮痛戦略
- 2015 - 2019 がんの進行が中枢性体液調節機構に与える影響とその機序解明
- 2015 - 2019 麻酔薬・鎮痛薬の作用機序におけるGs、Gi蛋白共役型受容体の果たす役割の解析
- 2015 - 2018 オピオイドμ/δ二量体化受容体特異的な新規鎮痛薬の開発並びに臨床応用への基盤構築
- 2015 - 2018 アストロサイトにおけるG蛋白共役型「抗うつ薬受容体」の薬理・臨床応用に関する研究
- 2013 - 2017 日本-タイの二国間比較による味覚障害の病因解明と治療戦略の構築
- 2013 - 2017 二量体化オピオイド受容体の多様性に立脚したオピオイド鎮痛法確立とその最適化
- 2013 - 2017 がん性腹水の進展におけるアクアポリンチャネルの関与と機能解析-新薬開発をめざして
- 2012 - 2016 レミフェンタニルの二量体化オピオイド受容体脱感作メカニズムの解明
- 2015 - 2016 漢方薬および生薬有効成分、ならびに食物含有有効成分の安全性・有効性を科学的、客観的に評価する手法の開発
- 2013 - 2015 肥満症における病態特異的グレリン自己抗体の同定
- 2012 - 2015 難治性疼痛制御に向けて:Gi蛋白共役型受容体の同時活性化による持続鎮痛療法の開発
- 2011 - 2015 脊髄疼痛機序に対する麻酔薬の薬理機序の解析
- 2011 - 2015 オピオイドおよびカナビノイドと二量体化受容体の相互作用の分子機構の解明
- 2010 - 2013 難治性がん性疼痛緩和のための痛みの病態生理に立脚した新たな治療法の開発
- 2011 - 2013 オピオイドκ受容体サブタイプと受容体ダイマーの関連の解明
- 2011 - 2013 中枢性体液調節機構を中心としたがん悪液質の病態解明と新規治療法に向けた総合的解析
- 2011 - 2013 麻酔薬のオピオイド受容体への作用機序解明
- 2010 - 2012 漢方薬によるがん患者のQOL向上:六君子湯のグレリン受容体を介した悪液質改善作用
- 2010 - 2012 慢性疼痛が皮膚創傷治癒におよぼす影響
- 2010 - 2012 u-oオピオイド受容体複合体を介したレミフェンタニルによる鎮痛メカニズムの解明
- 2010 - 2011 がん細胞が産生する新規内因性鎮痛関連物質の探索
- 2009 - 2011 難治性疼痛の克服: G蛋白共役型受容体同時活性化による鎮痛耐性形成の回避
- 2009 - 2011 レミフェンタニル急性耐性形成の分子メカニズム解析
- 2009 - 2011 レミフェンタニルによる急性耐性・痛覚過敏のメカニズム解明ならびに新規麻酔法の開発
- 2008 - 2010 正常型プリオン蛋白質とそのホモログが引き起こす神経変性/保護作用の分子機構解明
- 2008 - 2010 オピオイド製剤による二量体化オピオイド受容体脱感作機構の解析
- 2008 - 2009 Gi/o共役型受容体同時活性化による持続的鎮痛療法の開発
- 2007 - 2008 新たな鎮痛手段の開発を目指した鎮痛、麻酔機序におけるG蛋白結合受容体の解析
- 2007 - 2008 難治性疼痛の克服-新規随腔内薬物投与療法の開発と臨床応用に向けての基盤整備
- 2007 - 2008 難治性疼痛に対する新規鎮痛療法の開発
- 2006 - 2008 オピオイド受容体に対する麻酔薬、鎮痛薬の作用解析
- 2006 - 2007 麻酔薬作用における中枢神経系各部位の果たす役割解析
- 2005 - 2007 脊髄後根神経節細胞における未知なる痛覚伝達物質の検索および機能解析-新たな鎮痛薬の開発を目指したオーファンレセプターの解析-
- 2005 - 2007 疼痛伝達および鎮痛機序におけるメタボトロピックグルタミン酸受容体の役割の解析
- 2005 - 2006 脊髄GABA-B受容体持続活性化による難治性疼痛緩和の試み
- 2004 - 2006 麻酔薬、鎮痛薬の痙攣誘発作用におけるセロトニン受容体のはたす役割解明
- 2001 - 2006 G蛋白共役型受容体の多量体化・複合体化とシグナル伝達機構との関連
- 2004 - 2005 消化管運動改善薬の創製を標的としたヘテロ2量体GABA-B受容体の解析
- 2004 - 2005 麻酔薬の動脈硬化予防作用の臨床応用を目指した研究-麻酔薬の新たなる作用の検討-
- 2003 - 2005 脊髄後根神経節培養細胞を用いた麻酔薬、鎮痛薬の抗侵害作用機序解明
- 2003 - 2004 G蛋白共役型受容体のヘテロマー形成、並びに受容体の細胞膜移行を司る因子の検索
- 2003 - 2004 PACAP I型受容体(PAC1)ノックアウトマウスを用いた神経内分泌機構の解析
- 2002 - 2004 麻酔薬、アルコールのカナビノイド受容体に対する作用解析
- 2001 - 2004 Analysis of singaling mechanisms via heteromultimized or dimerized G protein-coupled receptors.
- 1997 - 2004 G蛋白共役型受容体から成長因子によるシグナル経路へのクロストーク
- 2002 - 2003 G蛋白質共役型受容体発現調節に関わる補助因子をターゲットとした創薬研究の基盤確立
- 2002 - 2003 ニューロステロイドのG蛋白結合受容体及びリガンド結合イオンチャンネルに及ぼす影響
- 2001 - 2002 脳微小血管のアクアポリンサブタイプの同定と発現調節:その病態生理学的意義
- 2001 - 2002 機能的発現に補助因子を必要とするG蛋白共役型受容体の発現機構の分子レベルでの解明
- 1999 - 2002 機械的刺激による骨芽細胞増殖反応におけるATPの関与
- 1998 - 2002 アドレノメデュリン・ファミリーの生理機能と遺伝子発現:培養副腎髄質細胞と摘出血管
- 2000 - 2001 プロスタグランディンによる中枢神経系および内分泌系調節機構の解析
- 2000 - 2001 Caによる細胞膜Naチャネル発現調節機序:サブユニットmRNA変動と細胞内輸送
- 1999 - 2000 G蛋白共役型受容体の細胞膜への発現を調節する因子の同定とその意義の解明
- 1999 - 2000 内分泌かく乱物質による交感神経機能の撹乱:副腎髄質を用いた分子薬理学的解析
- 1998 - 1999 Naチャネルの細胞膜発現調節:サブユニットmRNA変動と細胞内輸送・局在化機構
- 1997 - 1998 視床下部神経内分泌細胞を用いたGABA_B受容体の電気生理学、分子生物学的解析
- 1997 - 1998 ノルアドレナリントランスポーターの活性調節機構の分子薬理学的解析
- 1995 - 1995 副腎髄質細胞の刺激一分泌連関の再構成とその解析〜アフリカツメガエル卵母細胞発現系を用いて〜
- 1995 - 1995 ラット大脳及び血管平滑筋からのアドレノメデュリン受容体のクローニングと機能解析-電気生理学的手法による機能性クローニング法を用いて-
- 1994 - 1994 血圧降下作用を持つペプチドアドレノメデュリンの受容体クローニングとその機能解析-電気生理学を用いた新しい機能性クローニング法によるアプローチ-
- 1991 - 電気生理学的手法を用いての受容体のクローニングと機能的アッセイ
- Cross-talk signaling from G-protein coupled receptors to growth factor-mediated pathway
- Cloning and functional characterization of receptors with electrophysiological methods
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論文 (345件):
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Ayaka Watanabe, Shuma Yamada, Haruka Yoshida, Miku Inagaki, Nao Atsumi, Aoba Matsushima, Naoki Takahashi, Naoto Ishibashi, Takumi Ogino, Ryoto Someya, et al. Structure-Activity Relationship Study of CYM51010, an agonist for the μ-δ Opioid Receptor Heterodimer. Chemical and Pharmaceutical Bulletin. 2024. 72. 7. 711-730
-
Mosaburo Kainuma, Yoshihiro Imazu, Hiroki Imazu, Koichiro Tanaka, Yasuhito Uezono, Kazunari Tominaga, Makoto Fujimoto. A review of frequently used Kampo prescriptions. Part 5. Rikkunshito. Traditional and Kampo Medicine. 2024. 11. 2. 89-113
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Kanako Miyano, Miki Nonaka, Masahiro Sakamoto, Mika Murofushi, Yuki Yoshida, Kyoko Komura, Katsuya Ohbuchi, Yoshikazu Higami, Hideaki Fujii, Yasuhito Uezono. The Inhibition of TREK-1 K+ Channels via Multiple Compounds Contained in the Six Kamikihito Components, Potentially Stimulating Oxytocin Neuron Pathways. International Journal of Molecular Sciences. 2024. 25. 9. 4907-4907
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Katsuya Makihara, Yoshihiro Yamamoto, Masayuki Miyazaki, Maho Taguchi, Junya Sato, Hisamitsu Takase, Yasuhito Uezono. A Multicenter Retrospective Observational Study Analyzing the Effect of Polypharmacy on Oxycodone Tolerability. Journal of Pain & Palliative Care Pharmacotherapy. 2024. 38. 1. 3-12
-
Satoshi Murakami, Akira Kitani, Toru Kubota, Yasuhito Uezono. Increased pain after palliative radiotherapy: not only due to cancer progression. Annals of Palliative Medicine. 2024. 13. 1. 18-21
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MISC (299件):
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貞廣 良一, Sri-iesaranusorn Panyawut, 村上 渉, 和田 佐保, 清水 研, 吉田 輝彦, 青木 一教, 上園 保仁, 松岡 弘道, 池田 和司, et al. 教師なし機械学習による術後せん妄の分類. 総合病院精神医学. 2023. 35. Suppl. S-173
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上園保仁, 宮野加奈子. オピオイド受容体を介するシグナル研究に基づいた新たな特長を有する新規オピオイド鎮痛薬開発の最前線. 臨床麻酔(真興交易). 2022. 46. 5
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野中美希, 上野晋, 柿木亮, 岸田昭世, 呉林なごみ, 村山尚, 櫻井隆, 上園保仁. 回し車を用いた自発運動負荷によるがん悪液質性心機能障害に対する治療効果の検討. 日本腫瘍循環器学会学術集会抄録集(Web). 2021. 4th
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小松茜, 小松茜, 黒田唯, 黒田唯, 中山大輔, 宮野加奈子, 宮野加奈子, 林田眞和, 上園保仁. 経皮吸収可能なオピオイド製剤開発に向けた新規鎮痛化合物の薬理学的特性評価. 日本麻酔科学会学術集会(Web). 2021. 68th
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黒田唯, 黒田唯, 小松茜, 小松茜, 野中美希, 宮野加奈子, 林田眞和, 上園保仁. 新規エンドセリンA受容体拮抗薬によるオピオイドの鎮痛増強作用のメカニズムの解析:エンドセリンA受容体とμ-オピオイド受容体の二量体化による機能的相互作用の可能性. 日本麻酔科学会学術集会(Web). 2021. 68th
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書籍 (12件):
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緩和医療薬学(改訂第2版)
南江堂 2023 ISBN:4524234357
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がんサポーティブケアのための漢方活用ガイド (JASCCがん支持医療ガイドシリーズ)
南山堂 2020 ISBN:4525423714
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エース薬理学
南山堂 2020 ISBN:4525140712
-
Q&Aでわかる がん疼痛緩和ケア第2版
じほう 2019 ISBN:4840751889
-
Functional Dyspepsia: Evidences in Pathophysiology and Treatment
Springer 2018 ISBN:9811310734
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学歴 (2件):
- 1985 - 1989 産業医科大学大学院 生体機能調節分野薬理学講座
- 1979 - 1985 産業医科大学 医学部 医学科
学位 (1件):
経歴 (13件):
- 2024/04 - 現在 東京慈恵会医科大学 先端医学推進拠点群 痛み脳科学センター センター長
- 2020/04 - 現在 東京慈恵会医科大学医学部 疼痛制御研究講座 特任教授
- 2020/04 - 現在 国立研究開発法人国立がん研究センター東病院 支持・緩和研究開発支援室 特任研究員
- 2015/04 - 2020/03 国立研究開発法人国立がん研究センター 研究所 がん患者病態生理研究分野 分野長
- 2009/01 - 2015/03 国立がんセンター 研究所 がん患者病態生理研究部 部長
- 2008/04 - 2009/01 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 感染分子解析学講座 准教授
- 2004/11 - 2008/03 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 内臓薬理学講座 助教授
- 2000/10 - 2004/10 長崎大学医学部 薬理学講座 講師
- 1999/04 - 2000/09 宮崎医科大学 薬理学講座 兼任講師
- 1994/05 - 1999/03 産業医科大学 薬理学講座 講師
- 1992/07 - 1994/04 産業医科大学 医学部 専任助手
- 1991/01 - 1993/07 米国カリフォルニア工科大学 生物学部門 ポストドクトラルフェロー
- 1989/04 - 1992/06 産業医科大学 薬理学講座 併任助手
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委員歴 (19件):
- 2023/06 - 現在 日本毒性学会 評議員
- 2023/01 - 現在 国際個別化医療学会 理事
- 2021/07 - 現在 日本ペインクリニック学会 特任評議員
- 2020/04 - 現在 日本薬理学会 常置委員
- 2017/10 - 現在 日本がんサポーティブケア学会 評議員
- 2016/08 - 現在 日本がんサポーティブケア学会 漢方部会 部会員
- 2016/03 - 現在 日本薬理学会 企画教育委員会委員
- 2015/09 - 現在 日本神経精神薬理学会 評議員
- 2015/06 - 現在 特定非営利活動法人わたしのがんnet 外部評価委員
- 2014/04 - 現在 特定非営利活動法人JORTC 外部評価委員
- 2012/02 - 現在 特定非営利活動法人キャンサーネットジャパン アドバイザリーボードメンバー
- 2004/10 - 現在 日本自律神経学会 評議員
- 2002/04 - 現在 日本薬理学会 学術評議員
- 2016/08 - 2024/07 日本がんサポーティブケア学会 漢方部会 副部会長
- 2019/06 - 2021/05 日本緩和医療薬学会 理事
- 2018/03 - 2020/03 日本薬理学会 賞等選考委員会委員
- 2016/03 - 2020/03 日本薬理学会 理事
- 2012/05 - 2020/03 日本薬理学会 編集委員会委員
- 2011/06 - 2017/06 日本緩和医療薬学会 監事
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所属学会 (16件):
日本疼痛学会
, 日本がんサポーティブケア学会
, 日本臨床薬理学会
, 日本神経精神薬理学会
, 日本癌学会
, 鎮痛薬・オピオイドペプチド研究会
, 日本緩和医療学会
, 日本緩和医療薬学会
, 日本消化管学会
, 日本生理学会
, 日本自律神経学会
, 米国生理学会
, 日本神経科学会
, 米国神経科学会
, 日本生化学会
, 日本薬理学会
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