研究者
J-GLOBAL ID:200901011646491193
更新日: 2024年09月17日
永田 裕二
ナガタ ユウジ | Nagata Yuji
所属機関・部署:
東北大学 大学院生命科学研究科 分子化学生物学専攻 微生物遺伝進化分野
東北大学 大学院生命科学研究科 分子化学生物学専攻 微生物遺伝進化分野 について
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職名:
教授
ホームページURL (2件):
http://www.lifesci.tohoku.ac.jp/biideshin/index.html
,
https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/en/research/teacher/detail---id-45545.html
研究分野 (1件):
応用生物化学
研究キーワード (4件):
ゲノム
, タンパク質工学
, 微生物分解
, 環境汚染物質
競争的資金等の研究課題 (36件):
1991 - 現在 Polychlorinated biphenylsの微生物分解に関する研究
1991 - 現在 γ-Hexachlorocyclohexaneの微生物分解に関する研究
2021 - 2026 土壌微生物機能発揮の鍵となる群集・メタゲノム構造の特定
2022 - 2025 細菌の劣悪環境での生残・増殖機構に基づいた有用細菌の高度利用戦略
2022 - 2024 細菌の細胞外遺伝情報記憶システムの実体に迫る
2019 - 2022 細菌の環境での生き様の理解による有用細菌の実環境利用への展開
2017 - 2020 汚染土壌由来の有害化合物分解コンソーシアム:分解菌に対する共存非分解菌の役割
2016 - 2018 複合微生物系と極貧環境下での生育能から環境細菌の実環境での生き様に迫る
2014 - 2016 細菌の超低栄養好気的条件下での生育に機能する基礎代謝経路の全貌解明
2013 - 2016 芳香族系汚染物質添加環境での微生物集団応答様式の包括的研究
2013 - 2016 スフィンゴモナス細菌群の新規物質代謝能力獲得を司る機構の解明とその応用
2012 - 2014 環境細菌の極貧有機炭素源環境下での生育を司る機構の解明
2011 - 2012 細菌環境汚染物質分解能の水平伝播を規定する因子の研究
2010 - 2012 環境汚染物質添加土壌での微生物集団応答様式の研究
2010 - 2012 人為起源物質分解能をモデルとした環境中での細菌の機能進化を司る分子基盤の解明
2010 - 2011 多彩な能力を有するスフィンゴモナス細菌群のゲノムの可塑性とその構成原理の解明
2008 - 2009 培養非依存的手法を用いた自然生態系からの新規プラスミドの取得とその多様性の解明
2007 - 2008 挿入配列の土壌環境での動態の解明と新規遺伝子獲得への応用
2006 - 2008 細菌が持つ環境汚染物質分解酵素遺伝子の水平伝播
2006 - 2008 未開拓遺伝子資源を利用した細菌の有機塩素系環境汚染物質浄化能力の総合的開発
2004 - 2005 農薬分解細菌をモデルとした環境常在細菌ゲノムの遺伝的動態と構成原理に関する研究
2004 - 2004 セパシア菌ゲノムの構造と多様化・進化に関する研究
2003 - 2003 全ゲノム塩基配列情報に基づく根粒菌の共生機構の解明
2003 - 2003 セパシア菌のゲノム構造とその再編成・多様化・進化に関する研究
2002 - 2002 セパシア菌ゲノムを構成する3種染色体の構造とその可塑性に関する研究
2001 - 2002 環境遺伝子資源からの新規環境汚染物質分解酵素遺伝子の取得と解析
2001 - 2001 スフィンゴモナス属細菌を用いる環境浄化システム構築基盤
2001 - 2001 セパシア菌のゲノム構造とその可塑性に関する研究
2000 - 2000 セパシア菌ゲノムの分子遺伝学的研究
1999 - 2000 BHC分解菌由来新規脱塩化水素酵素の反応機構及び細胞内局在化機構の解明
1998 - 1999 細菌由来の脱ハロゲン酵素の反応機構に基づいた分解基質特異性予測
1997 - 1998 BHC分解菌とモデルとした難分解性物質分解系の細胞内の場に関する研究
1997 - 1998 遺伝子組換えを利用した制御因子の改変による高効率PCB分解バイオリアクターの構築
1996 - 1996 殺虫剤BHC分解に関与する脱塩素酵素群のグラム陰性細菌細胞内局在性に関する研究
1995 - 1995 殺虫剤BHC分解に関与するPseudomonas属細菌の新規脱塩素酵素系の解析
1994 - 1995 遺伝子工学による長鎖ジカルボン酸生産酵母の改良と新生産菌の開発
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論文 (160件):
Satoshi Matsumoto, Kouhei Kishida, Shouta Nonoyama, Keiichiro Sakai, Masataka Tsuda, Yuji Nagata, Yoshiyuki Ohtsubo. Evolution of the Tn4371 ICE family: traR-mediated coordination of cargo gene upregulation and horizontal transfer. Microbiology spectrum. 2024. e0060724
Wenhao Deng, Yoshinobu Takada, Yoshihiko Nanasato, Kouhei Kishida, Leonardo Stari, Yoshiyuki Ohtsubo, Yutaka Tabei, Masao Watanabe, Yuji Nagata. Transgenic Arabidopsis thaliana plants expressing bacterial γ-hexachlorocyclohexane dehydrochlorinase LinA. BMC Biotechnology. 2024. 24. 1
Rie Tateishi, Natsumi Ogawa-Kishida, Nobuharu Fujii, Yuji Nagata, Yoshiyuki Ohtsubo, Shota Sasaki, Keisuke Takashima, Toshiro Kaneko, Atsushi Higashitani. Increase of secondary metabolites in sweet basil (Ocimum basilicum L.) leaves by exposure to N2O5 with plasma technology. Scientific Reports. 2024. 14. 1
Yoshiyuki Ohtsubo, Syoutaro Kawahara, Yuji Nagata. Clamping-mediated incorporation of single-stranded DNA with concomitant DNA synthesis by Taq polymerase involves nick-translation. Scientific reports. 2024. 14. 1. 2030-2030
Keiichiro Sakai, Kouhei Kishida, Satoshi Matsumoto, Yuji Nagata, Masataka Tsuda, Yoshiyuki Ohtsubo. Three distinct metabolic phases of PCB/biphenyl degrader Acidovorax sp. KKS102 in nutrient broth. Bioscience, biotechnology, and biochemistry. 2024
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MISC (121件):
矢野大和, 矢野大和, IDOLA Desmila, 森宙史, 永田裕二, 野中里佐. 原核生物における新しい可動遺伝因子グループSE(strand-biased circularizing integrative element)の発見. 日本遺伝学会大会プログラム・予稿集. 2023. 95th (CD-ROM)
DESMILA Idola, 森宙史, 永田裕二, 野中里佐, 矢野大和. ISのように動く非接合型インテグレーティブ・エレメントの発見. 日本進化学会大会プログラム・講演要旨集(Web). 2020. 22nd
仁平賢, 山本 達也, 平野 彰大, 野村 暢彦, 永田 裕二, 矢野 大和. 微生物はなぜ群れを作るのか?平板培地実験進化系を用いたBQHの検証. 日本微生物生態学会 第33回大会 プログラム集. 2019
加藤広海, 小川なつみ, 津田雅孝, 永田裕二. 汚染物質分解コンソーシアムにおけるキープレイヤーとオーディエンス. 環境バイオテクノロジー学会誌. 2018. 1. 1. 15-20
加藤広海, 渡来直生, 森宙史, 永田裕二, 黒川顕, 津田雅孝. 土壤における細菌叢の形成・定着過程の長期モニタリング. 環境バイオテクノロジー学会大会プログラム講演要旨集. 2016. 2016. 45
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特許 (1件):
ハロアルカンデハロゲナーゼを使用するイペリットの解毒方法
書籍 (13件):
DNA Traffic in the Environment
Springer 2019
酵素利用技術体系
エヌ・ティー・エス 2010
難培養性微生物研究の最新技術II
シーエムシー出版 2010
マリンメタゲノムの有効利用
シーエムシー出版 2009
バイオフィルムの基礎と制御
株式会社エヌ・ティー・エス 2008
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講演・口頭発表等 (11件):
従属栄養細菌の極貧栄養環境での CO 2依存的な増殖現象
(日本農芸化学会2021年度大会シンポジウム「細菌の低栄養環境に対する増殖を伴う適応機構」 2021)
細菌の進化機構の理解と環境浄化への応用
(社会にインパクトある研究F-1「生命の奇跡のプロセスに学ぶイノベーション」キックオフシンポジウム 2019)
環境浄化で活躍する微生物
(Visionary 農芸化学100シンポジウム・「微生物と私たちの健康・暮らし・環境 〜世界に誇る日本の微生物研究〜」 2018)
HCH脱塩素反応を触媒するハロアルカンデハロゲナーゼの多様性とバイオレメディエーションへの応用
(第36回農薬環境科学研究会 2018)
人為起源環境汚染物質分解微生物から進化に迫る
(東北大学大学院生命科学研究科改組記念講演会 2018)
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学位 (1件):
博士(農学) (東京大学)
受賞 (4件):
2015/02 - Siemens Siemens Innovation Prize 2014 in Czech Republic Biotechnologies using dehalogenases
2004/10 - 東北大学大学院生命科学研究科 東北大学大学院生命科学研究科内研究奨励賞 環境汚染物質分解に関わる脱ハロゲン酵素遺伝子の自然生態系からの直接的取得と解析
2003/05/15 - インテリジェント・コスモス学術振興財団 インテリジェント・コスモス奨励賞 細菌由来の有機塩素系環境汚染物質分解酵素の蛋白質工学的及び分子生態学的研究
2000/04 - 日本農芸化学会 農芸化学奨励賞 環境を汚染する有機塩素系農薬gamma-HCHの微生物代謝系の解明
所属学会 (6件):
日本ゲノム微生物学会
, 環境バイオテクノロジー学会
, 日本微生物生態学会
, American Society for Microbiology
, 日本生物工学会
, 日本農芸化学会
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