研究者
J-GLOBAL ID:200901031233035638
更新日: 2024年10月31日
松原 弘樹
マツバラ ヒロキ | Matsubara Hiroki
所属機関・部署:
職名:
准教授
研究分野 (3件):
生物物理、化学物理、ソフトマターの物理
, 機能物性化学
, 基礎物理化学
研究キーワード (9件):
エマルション、乳化
, 泡、フォーム
, 微粒子、ナノ粒子
, 吸着膜
, 表面間力
, 熱力学、統計力学
, 濡れ、撥水
, 線張力
, 界面張力
競争的資金等の研究課題 (23件):
- 2022 - 2025 シリカ粒子の溶媒による臨界溶解濡れを応用したピッカリングエマルションの物性制御
- 2023 - 2024 フルオロアルコールの吸着特性を活かした新規解乳化剤の開発
- 2022 - 2024 界面活性剤吸着膜の相転移を応用したピッカリングエマルションの自発解乳化
- 2022 - 2023 界面活性剤吸着膜相転移が駆動するピッカリングエマルションの転移的解乳化
- 2022 - 2023 液液界面での粒子と界面活性剤の競争吸着とその応用
- 2022 - 2023 界面活性剤の油水界面での混合凝縮膜形成を応用した乳化安定性の向上とその拡張性に関する研究
- 2018 - 2020 界面吸着膜の相転移がO/Wエマルションの安定性に与える効果
- 2017 - 2020 ナノフルイドの高い流動性とカーン転移の相関に関する研究
- 2014 - 2017 吸着膜相転移をスイッチとして協同的に膜厚転移が起こる泡膜の新しい安定化メカニズム
- 2012 - 2014 界面活性剤吸着膜の相転移で安定化する「温度応答性エマルション」の研究
- 2011 - 2013 全反射XAFS法による表面分子集合体膜の電気二重層構造に関する研究
- 2009 - 2012 ソフト界面吸着膜の相転移の機構と動的過程をメゾ・ミクロレベルで解明する研究
- 2010 - 2011 界面膜相転移を利用したこれまでとは全く異なるエマルションならびに泡の作成方法
- 2008 - 2010 全反射XAFS法によるイオン液体対イオンの表面での溶媒和構造に関する研究
- 2007 - 2009 有機液体薄膜中に形成する金ナノロッド2次元集積構造と集積構造間の相転移
- 2007 - 2008 界面吸着に誘起されるアルカンナノ薄膜の液体-固体相転移
- 2007 - 2008 液体界面を利用した微粒子集積技術の新しい展開
- 2006 - 2008 イオン液体系の界面吸着膜のシナジズム-相転移、濡れ転移、薄膜形成の観点から-
- 2005 - 2007 ナノ薄膜形成の新規展開-ナノ粒子・ナノ自己集合体の集積場構築への挑戦-
- 2005 - 2006 流体界面での濡れ-非濡れ転移と線張力測定から表面間相互作用への展開研究
- 2003 - 2006 水表面における2分子膜積層構造の自発的形成
- 2003 - 2004 高密度油相上での水薄膜の濡れ転移~分離圧による濡れ膜制御の確立~
- 2000 - 2003 レンズの濡れ-非濡れ転移の新展開~界面膜相転移誘起と臨界溶解誘起~
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論文 (105件):
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H. Matsubara, K. Kato. Effect of Surface Freezing of Sodium Hexadecyl Sulfate - Hexadecanol Mixed Adsorbed film on OW Emulsion Stability. J. Oleo Science. 2024. 73. 1289-1294
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H. Matsubara, Y. Tokiwa, A. Masunaga, H. Sakamoto, K. Ohshima, K. Shishida, A. Prause, M. Gradzielski. Surface freezing of cationic surfactant adsorbed films at the oil-water interface: Impact on the oil-in-water emulsion and Pickering emulsion stability. Advances in Colloid and Interface Science. 2024. 334. 103309
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H. Matsubara, J. Doi. Effect of the interfacial tension on the stability of silica stabilized Pickering emulsions near the lower critical solution temperature of 2,6-lutidine - water mixtures. J. Oleo Science. 2023. 72. 1091-1095
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K. Shishida, H. Matsubara. Demulsification of silica stabilized Pickering emulsions using surface freezing transition of CTAC adsorbed films at the tetradecane-water interface. J. Oleo Science. 2023
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H. Matsubara, X. Xu, A. Bochi, M. Aratono. Oscillation in dynamic surface tension of cationic-nonionic binary surfactant aqueous solutions. J. Oleo Science. 2023. 72. 911-917
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MISC (28件):
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松原弘樹. 界面活性剤吸着膜で安定化された泡膜の膜厚と分離圧測定. 2024. 24. 33-38
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松原弘樹. 界面活性剤吸着膜の相転移を応用したピッカリングエマルションの自発解乳化. 月刊ファインケミカル. 2023. 52. 10-14
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松原弘樹, 磯野晃太朗. メタノール-シクロヘキサン系の上部臨界溶解点近傍でのピッカリングエマルションの解乳化に関する一考察. 材料表面. 2022. 7. 52-57
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松原弘樹. 界面吸着の熱力学を基盤とした泡膜の状態制御. 膜. 2021. 46. 275
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松原 弘樹. 吸着膜相転移を応用したO/Wエマルションの状態制御. コロイドインターフェイスコミュニケーション. 2019. 35-37
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書籍 (6件):
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ピッカリングエマルション技術における課題と応用
シーエムシー出版 2024
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Encyclopedia of Biocolloid and Biointerfacial Science
John Wiley & Sons 2016
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基幹教育シリーズ 化学 基礎化学熱力学
丸善 2013
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Without Bounds: A Scientific Canvas of Nonlinearity and Complex Dynamics
Springer 2013
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現代界面コロイド科学の事典
学術図書出版 2009
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講演・口頭発表等 (17件):
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Surface freezing of cetyltrimethylammonium chloride - hexadecanol mixed adsorbed film at dodecane-water interface
(2021)
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界面吸着の熱力学を基盤とした泡膜の状態制御
(日本膜学会「第43年会」境界領域シンポジウム 2021)
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Finite-size line tension effects for nanoparticles at the air-liquid and liquid-liquid interfaces
(International Conference on Colloid & Surface Science 2019)
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線張力に根差した界面吸着ナノ粒子の状態制御
(九州コロイドコロキウム 2018)
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Unique Colloidal Systems from Simple Components -Utilization of 2D Phase Transition-
(IRTG 1524 colloquium on Self-Assembled Soft-Matter Nanostructures at Interfaces 2017)
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学歴 (4件):
- 2000 - 2003 九州大学大学院 理学府 凝縮系科学専攻博士課程
- 2001 - 2002 オックスフォード大学 Colin Bain 研究室
- 1998 - 2000 九州大学大学院 理学府 凝縮系科学専攻修士課程
- 1994 - 1998 九州大学 理学部 化学科
学位 (1件):
経歴 (5件):
- 2020/04 - 現在 広島大学大学院先進理工系科学研究科 准教授
- 2014/08 - 2020/03 九州大学大学院 理学研究院化学部門 准教授
- 2000 - 2003 日本学術振興会特別研究員DC1(2000-2003)
- 2003 - 九州大学大学院理学研究院化学部門助手(2003-)
- 2003 - 日本学術振興会特別研究員PD(2003)
委員歴 (10件):
- 2020/04 - 現在 日本分析化学会中国四国支部 支部幹事
- 2019/04 - 現在 日本化学会コロイドおよび界面化学部会 討論会委員会
- 2018/04 - 現在 日本化学会コロイドおよび界面化学部会 事業企画委員会
- 2014/04 - 現在 日本化学会コロイドおよび界面化学部会 役員幹事
- 2021/01 - 2023/01 日本分析化学会 分析化学誌編集委員
- 2021/04 - 2022/03 日本化学会中国四国支部 庶務幹事
- 2016/04 - 2018/03 日本化学会コロイドおよび界面化学部会 将来構想委員会
- 2016/04 - 2018/03 日本化学会コロイドおよび界面化学部会 財務委員会
- 2008/04 - 2018/03 日本化学会コロイドおよび界面化学部会編集委員
- 2006/04 - 2018/03 日本化学会コロイドおよび界面化学部会 若手ワーキンググループ
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受賞 (6件):
所属学会 (7件):
日本分析化学会
, International Association of Colloid and Interface Scientists
, 熱測定学会
, 日本化学会コロイドおよび界面化学部会
, 日本化学会
, アメリカ化学会
, 日本物理学会
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