研究者
J-GLOBAL ID:200901033048091680   更新日: 2024年11月06日

入江 一浩

イリエ カズヒロ | Irie Kazuhiro
所属機関・部署:
職名: 嘱託研究員
研究分野 (2件): 生物有機化学 ,  生物分子化学
研究キーワード (10件): ペプチド化学 ,  アルツハイマー ,  発がん ,  天然物化学 ,  生物有機化学 ,  peptide chemistry ,  Alzheimer's disease ,  carcinogenesis ,  natural product chemistry ,  bio-organic chemistry
競争的資金等の研究課題 (40件):
  • 2024 - 2027 アミロイドβとガングリオシドとの結合様式に基づく毒性オリゴマー形成阻害剤の開発
  • 2023 - 2026 アミロイドβの毒性配座に対する特異抗体を用いたADの超早期診断と予防への展開
  • 2022 - 2025 細胞膜で多彩に機能する有機化合物の合成化学的開発
  • 2019 - 2024 アミロイドβの毒性オリゴマー特異抗体による超早期のアルツハイマー病診断
  • 2017 - 2022 化学コミュニケーションのフロンティア
全件表示
論文 (265件):
  • Mako Aoki, Hiroto Takarada, Jumpei Maki, Takumi Kobayashi, Chihiro Tsukano, Kazuhiro Irie. Convergent Synthesis of Antitumor Aplysiatoxin Derivatives Based on a Combination of Ring-closing and Cross Metathesis. European Journal of Organic Chemistry, e202401074. 2024
  • Yumiko Toyama, Takashi Nirasawa, Maho Morishima, Yuko Saito, Kazuhiro Irie, Shigeo Murayama, Masaya Ikegawa. Integrated Spatial Multi-Omics Study of Postmortem Brains of Alzheimer’s Disease. Acta Histochemica et Cytochemica. 2024. 57. 3. 119-130
  • Ryo C Yanagita, Yoshiyuki Suzuki, Yasuhiro Kawanami, Yusuke Hanaki, Kazuhiro Irie. Effect of phenolic-hydroxy-group incorporation on the biological activity of a simplified aplysiatoxin analog with an (R)-(-)-carvone-based core. Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry. 2024. 88. 9. 992-998
  • Shogo Iseki, Hiroaki Ikeda, Sayaka Kobayashi, Kazuhiro Irie, Hiroshi Harada, Hideaki Kakeya. Teleocidin B-4, a PKC Activator, Upregulates Hypoxia-Inducible Factor 1 (HIF-1) Activity by Promoting the Accumulation of HIF-1α Protein via the PKCα/mTORC Signaling Pathway. Journal of Natural Products. 2024. 87. 6. 1666-1671
  • Ryotaro Yagita, Kazuhiro Irie, Chihiro Tsukano. Toward the Total Synthesis of Schinortriterpenoids: Construction of the All-cis-Substituted Cyclopropane Unit. Synlett. 2024. 35. 04. 423-426
もっと見る
MISC (363件):
  • 鈴木総一郎, 黒岩秀崇, 入江一浩, 塚野千尋. 抗HIV活性トリテルペノイド・lancilactone Cの構造訂正と全合成. 第53回複素環化学討論会、KDDI維新ホール(山口市). 2024
  • 本間慧大, 入江一浩, 中川 優. カテコールとシアル酸は相乗的にアミロイドβの凝集を阻害する. 日本農芸化学会中部支部第199回例会、名古屋大学野依記念学術交流館(名古屋市). 2024
  • 本間慧大, 入江一浩, 中川 優. GM1ガングリオシド構成糖のアミロイドβ凝集阻害活性とカテコールによる相乗効果. 糖鎖科学中部拠点第20回若手の力フォーラム. 2024
  • 木下智貴, 古賀野泰志, 入江由美, 入江一浩, 塚野千尋. 醸成ビール中の微量有機化合物の合成研究とアルツハイマー病予防を志向した構造活性相関. 2024年度日本農芸化学会関西支部大会(第532回講演会)、京都先端科学大学太秦キャンパス(京都市). 2024
  • 松島由佳, 入江由美, 景山裕介, 遠山育夫, 喜田昭子, 三木邦夫, 瀬川辰也, 前田雅弘, 牧 俊人, 久米利明, et al. 分子内ジスルフィド結合形成によるアミロイドβ42の配座固定誘導体の構造-機能解析と抗毒性配座特異抗体の開発. 第66回天然有機化合物討論会、同志社大学寒梅館(京都市). 2024
もっと見る
特許 (6件):
  • アミロイドβ42架橋アナログペプチド
  • 抗アミロイドβモノクローナル抗体
  • 新規アプリシアトキシン誘導体及びそれを含有する抗がん剤
  • アミロイドβの22位及び23位のターン構造を極めて特異的に認識する抗体
  • Antibody recognizing turn structure in amyloid β
もっと見る
書籍 (16件):
  • 医学のあゆみ 質量分析イメージング法を用いた創薬・医学研究 -時空間マルチオミクスの力
    医歯薬出版 2023
  • 海洋天然物化学
    共立出版 2023 ISBN:9784320044845
  • 認知症, 実験医学増刊, Vol.35-No.12, 2017
    羊土社 2017
  • 有機化学要論 : 生命科学を理解するための基礎概念
    学術図書出版社 2016 ISBN:9784780604795
  • アプリシアトキシンの骨格を利用した抗がん剤シーズの開発研究
    日本化学会編,CSJ Current Review 19, 生物活性分子のケミカルバイオロジー, Chapter 12, p127-133 2015
もっと見る
講演・口頭発表等 (47件):
  • アミロイドβの毒性配座に対する特異抗体の開発とアルツハイマー病の早期診断への応用
    (2024年度日本農芸化学会関西支部大会(第532回講演会)-農芸化学会創立100周年・関西支部創立90周年記念- 京都先端科学大学太秦キャンパス(京都市) 2024)
  • アミロイドβの毒性配座を基盤としたアルツハイマー病の早期診断法の開発
    (脂質のテーラーメイドで実現する膜機能のデザイン・キックオフシンポジウム(愛媛大学農学部) 2024)
  • 天然PKCリガンドとともに40年ー医薬品シーズを志向した構造単純化
    (Visionary農芸化学100シンポジウム、天然物化学:4.0「構造・合成・生物活性の先にあるもの」(東北大学農学部) 2023)
  • Synthesis and characterization of dimer and trimer models of amyloid beta tethered at the C-terminal region
    (6th International Symposium of Kyoto Biomolecular Mass Spectrometry Society (Doshisha University) 2023)
  • アミロイドβの毒性配座を標的とした立体構造特異抗体の開発とAD診断
    (第11回日本認知症予防学会学術集会(福岡国際会議場、福岡市) 2022)
もっと見る
学歴 (2件):
  • 1982 - 1984 京都大学 大学院農学研究科 食品工学専攻
  • 1978 - 1982 京都大学 農学部 食品工学科
学位 (1件):
  • 農学博士 (京都大学)
経歴 (7件):
  • 2024/04 - 現在 同志社大学 研究開発推進機構 嘱託研究員
  • 2007/07 - 2024/03 京都大学 教授(農学研究科食品生物科学専攻)
  • 2001/04 - 2007/06 京都大学 助教授(農学研究科食品生物科学専攻)
  • 1999/04 - 2001/03 京都大学 助教授(農学研究科応用生命科学専攻)
  • 1998/04 - 1999/03 京都大学 助手(農学研究科応用生命科学専攻)
全件表示
委員歴 (7件):
  • 2021/09 - 現在 日本認知症予防学会 基礎研究推進委員会 委員長
  • 2009/09 - 現在 日本認知症学会 代議員
  • 2021/05 - 2025/05 日本認知症予防学会 代議員
  • 2021/05 - 2023/05 日本農芸化学会関西支部 支部長
  • 2011/07 - 2014/03 日本学術振興会学術システム研究センター 研究員
全件表示
受賞 (6件):
  • 2023/03 - 日本農芸化学会 2022年度 BBB Most-Cited Review Award New diagnostic method for Alzheimer’s disease based on the toxic conformation theory of amyloid β
  • 2019/03 - 日本農芸化学会 日本農芸化学会賞 アミロイドβの毒性配座理論を基盤としたアルツハイマー病の予防戦略
  • 2016/09 - 日本学術振興会 平成28年度科研費 審査委員表彰
  • 2009/03 - 日本農芸化学会 2008年度BBB論文賞 Verification of the Intermolecular Parallel β-Sheet in E22K-Aβ42 Aggregates by Solid-State NMR Using Rotational Resonance: Implications for the Supramolecular Arrangement of the Toxic Conformer of Aβ42
  • 1994/03 - 日本農芸化学会 農芸化学奨励賞 発癌プロモーター・テレオシジンの作用機構に関する有機化学的研究
全件表示
所属学会 (7件):
日本認知症予防学会 ,  日本認知症学会 ,  アメリカ化学会 ,  日本農芸化学会 ,  日本ペプチド学会 ,  日本化学会 ,  日本癌学会
※ J-GLOBALの研究者情報は、researchmapの登録情報に基づき表示しています。 登録・更新については、こちらをご覧ください。

前のページに戻る