研究者
J-GLOBAL ID:200901039289271734
更新日: 2024年10月11日
曵地 康史
ヒキチ ヤスフミ | Hikichi Yasufumi
所属機関・部署:
職名:
教授
ホームページURL (1件):
http://www.cc.kochi-u.ac.jp/~yhikichi
研究分野 (6件):
植物保護科学
, 植物分子、生理科学
, 生態学、環境学
, 生物分子化学
, システムゲノム科学
, ゲノム生物学
研究キーワード (6件):
細菌遺伝学
, 細菌学
, 植物細菌学
, 植物病理学
, 植物病害防除
, 植物-微生物分子相互作用
競争的資金等の研究課題 (30件):
- 2023 - 2028 四国発、世界をリードする「植物病原細菌の病原性 制御学研究・教育拠点」の形成
- 2022 - 2025 青枯病菌のPTI回避機構の解明
- 2021 - 2023 土壌中での環境適応を標的とした防除技術開発を志向した、青枯病菌のシデロフォア産生機構の解明
- 2020 - 2023 青枯病菌の3型エフェクター遺伝子超多重欠損株を利用した3型エフェクター機能解析
- 2018 - 2023 “IoP(Internet of Plants)”が導く「Next 次世代型施設園芸農業」への進化
- 2019 - 2022 病原性を特徴づける青枯病菌の細胞間シグナル伝達系ネットワークの解明
- 2018 - 2021 リン脂質代謝による植物免疫制御を介した広耐病性の分子機構の解明と病害防除への展開
- 2017 - 2021 青枯病菌の病原性細胞集団構造物バイオフィルムの形成に関わるシグナル伝達系の解明
- 2017 - 2020 青枯病菌特有のクオラムセンシング機構を阻害する次世代植物保護薬剤の開発
- 2017 - 2020 3型分泌系遺伝子発現を遮断するアンタゴニスト創成に向けた植物シグナルの探索
- 2017 - 2019 可塑性を示す青枯病菌の病原性をプライミングするクオラムセンシングの謎に迫る
- 2015 - 2018 フォスファチジン酸を介した植物免疫プライミング誘導機構の解明と耐病性付与への展開
- 2016 - 2017 難防除植物細菌病害である青枯病に対して卓抜した効果を示す防除資材のハイスループットスクリーニング法の開発
- 2013 - 2017 青枯病感受性誘導機構の解明と青枯病感受性感知システムの開発
- 2014 - 2016 青枯病菌のコロニー化に関わるシグナル伝達系の新規解析法の開発
- 2012 - 2015 アグリ・グリーンイノベーションを実現する生分解性抗菌ナノ粒子による農業用抗菌剤の研究開発
- 2012 - 2015 植物のフォスファチジン酸生合成の人為的コントロールによる耐病性付与に関する研究
- 2010 - 2012 70種類以上存在する青枯病菌エフェクターの網羅的機能解析
- 2009 - 2011 青枯病菌の感染を制御する植物生体膜リン脂質代謝機構を解明する
- 2008 - 2010 植物細菌の種の確立に伴う病原性遺伝子の彷徨と多様性に関する適応進化学的機能解析
- 2008 - 2009 Phylotype決定に基づいた青枯病菌Ralstonia solanacearum国内菌株の系統再分類による青枯病菌インベントリーの作成
- 2008 - 2009 青枯病菌の宿主域を決定する因子をゲノムの比較により解き明かす
- 2006 - 2007 時限的機能性を有する農業用微生物資材の開発に関する基盤研究
- 2005 - 2007 植物病原細菌である青枯病菌の感染初期における時系列素過程の解明
- 2004 - 2005 植物細菌の薬剤耐性機構と薬剤耐性菌の生存適応能に関する研究
- 2004 - 2005 宿主植物における青枯病菌の増殖機構の解明-宿主植物との相互応答の網羅的解析-
- 2003 - 2003 植物細菌病の発病制御機構の解明 -耐病性植物創出を目指して-
- 2001 - 2002 青枯病菌の宿主植物における認識機構と病原性発現機構の解明
- 2000 - 2001 Ralstonia solanacearumの病原性機構と青枯病発病機構の解明
- 1997 - 1998 腐敗病に耐病性を示す形質転換レタスの作出
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論文 (179件):
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Wakana Senuma, Kazusa Hayashi, Masayuki Tsuzuki, Chika Takemura, Yuki Terazawa, Akinori Kiba, Kouhei Ohnishi, Kenji Kai, Yasufumi Hikichi. Contribution of the Sensor Histidine Kinases PhcS and VsrA to the Quorum Sensing of Ralstonia pseudosolanacearum Strain OE1-1. Molecular Plant-Microbe Interactions®. 2024. 37. 9. 688-697
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Lokendra Rana, Sina Liu, Ni Lei, Masayuki Tsuzuki, Akinori Kiba, Yasufumi Hikichi, Yong Zhang, Kouhei Ohnishi. Type III effectors RipA5 and RipAM of Ralstonia pseudosolanacearum mainly activate the host plant defense system. Physiological and Molecular Plant Pathology. 2024. 133. 102364-102364
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Lokendra Rana, Miho Satoh, Masayuki Tsuzuki, Akinori Kiba, Yasufumi Hikichi, Kouhei Ohnishi. Complete genome sequence of Japanese RSSC phylotype-I strains infecting different host plants. Microbiology resource announcements. 2024. e0048324
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Akinori Kiba, Mizuki Natsume, Yuki Yonahara, Kouhei Ohnishi, Yasufumi Hikichi. Class II diacylglycerol kinases participate in the basal immune responses of Nicotiana benthamiana to Ralstonia solanacearum. Physiological and Molecular Plant Pathology. 2024. 131. 102272-102272
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Yuki Terazawa, Masayuki Tsuzuki, Hiroto Nakajima, Kanako Inoue, Sora Tateda, Akinori Kiba, Kouhei Ohnishi, Kenji Kai, Yasufumi Hikichi. The Micacocidin Production-Related RSc1806 Deletion Alters the Quorum Sensing-Dependent Gene Regulation of Ralstonia pseudosolanacearum Strain OE1-1. Molecular Plant-Microbe Interactions. 2024. 37. 5. 467-476
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MISC (151件):
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浜田拓弥, 三瀬和之, 木場章範, 曵地康史. Rehmannia mosaic virus日本株のトマトへの全身壊疽誘導能に対する温度の影響. 平成30年度日本植物病理学会大会. 2018
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徳永雅之, 水本祐之, 木場章範, 久保田健嗣, 津田新哉, 曳地康史. トバモウイルス抵抗性遺伝子L1をもつCapsicum属植物に全身壊疽を誘導するRehmannia mosaic virus日本株のウイルス因子の解析. 日本植物病理学会大会プログラム・講演要旨予稿集. 2013. 2013. 126
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中野真人, 中野真人, 西原昌宏, 大西浩平, 曳地康史, 木場章範. 青枯病菌抵抗性におけるホスファチジン酸の関与. 日本植物生理学会年会要旨集. 2012. 53rd
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中野真人, 中野真人, 西原昌宏, 大西浩平, 曵地康史, 木場章範. ホスファチジン酸ホスファターゼはタバコ植物における防御応答の制御に関与する. 植物微生物研究会研究交流会講演要旨集. 2012. 21st
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中野真人, 中野真人, 西原昌宏, 大西浩平, 曵地康史, 木場章範. ホスファチジン酸は植物免疫応答を制御する. 日本植物病理学会大会プログラム・講演要旨予稿集. 2012. 2012
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特許 (7件):
書籍 (6件):
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植物病理学 第2版
文永堂出版 2020
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植物病理学
文永堂 2009
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植物病の探求
2005
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Biology of Plant-Microbe Interactions
2004
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野菜・果樹の細菌性病害
2003
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講演・口頭発表等 (236件):
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青枯病菌OE1-1株におけるフェリシデロフォア受容体遺伝子の同定
(日本植物病理学会令和6年度関西部会 2024)
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転写制御因子RSp0599は青枯病菌OE1-1株の傷口を介さない感染に必要であり, 茎での病原力の抑制に関与する
(日本植物病理学会令和6年度関西部会 2024)
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青枯病菌OE1-1株は環境中のFe2+とFe3+を感知し転写制御因子Fur1とFur2の寄与度を切り替える
(日本植物病理学会令和6年度関西部会 2024)
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青枯病菌OE1-1 株において、AcrR 型転写制御因子RSp0599 は、クオラムセンシングから独立して、主要な菌体外多糖EPS I の産生を制御する
(植物微生物研究会第33回研究交流会 2024)
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青枯病菌OE1-1 株におけるフェリシデロフォア受容体の役割
(植物微生物研究会第33回研究交流会 2024)
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学歴 (4件):
- 1994 - 京都大学 博士(農学)
- 1985 - 1987 京都大学大学院 農学研究科 農林生物学専攻修士課程
- 1981 - 1985 京都大学 農学部 農林生物学科
- 1976 - 1980 栃木県立宇都宮高等学校
学位 (1件):
経歴 (10件):
- 2024/04 - 現在 高知大学教育研究部総合科学系生命環境医学部門長
- 2010/04 - 現在 高知大学 教育研究部総合科学系生命環境医学部門 教授
- 2016/04 - 2020/03 高知大学教育研究部総合科学系生命環境医学部門長
- 2010/04 - 2016/03 高知大学副学長
- 2006/04 - 2010/03 高知大学農学部長補佐
- 2000/11 - 2010/03 高知大学 農学部 教授
- 2000/03 - 2000/10 高知大学 農学部 助教授
- 1996/11 - 2000/02 高知大学 農学部 講師
- 1993/04 - 1996/10 財団法人 岩手生物工学研究センター 主任研究員
- 1987/04 - 1993/03 住友化学株式会社 宝塚総合研究所 研究員
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委員歴 (14件):
- 2021/01 - 現在 Microbiology and Immunology Associate editor
- 2015/01 - 現在 Microbe and Environments Associate editor
- 2009/04 - 現在 日本植物病理学会 評議員
- 1997/01 - 現在 植物微生物研究会 世話人
- 2022/01 - 2022/12 日本植物病理学会 令和4年度開催部会開催地委員長
- 2022/01 - 2022/12 日本植物病理学会 関西部会部会長
- 2020/01 - 2022/03 Frontiers in Plant Science Guest Associate Editor
- 2020/01 - 2022/03 Frontiers in Microbiology Guest Associate Editor
- 2017/01 - 2019/12 日本植物病理学会 原著委員
- 2003/01 - 2019/12 日本植物病理学会関西部会 監査
- 2015/04 - 2018/03 Asian Association of Societies for Plant Pathology Vice President
- 2014/04 - 2016/03 日本細菌学会 評議員
- 2008/01 - 2012/12 日本植物病理学会 原著委員
- 2001/01 - 2001/12 日本植物病理学会平成13年度関西部会 開催地幹事
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受賞 (2件):
- 2016/03 - 日本植物病理学会 学会賞
- 2007/03 - 日本植物病理学会 論文賞
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