研究者
J-GLOBAL ID:200901050343084388
更新日: 2024年10月31日
中務 真人
ナカツカサ マサト | Nakatsukasa Masato
所属機関・部署:
職名:
教授
研究キーワード (4件):
類人猿の進化
, 化石人類学
, 霊長類のマクロ比較解剖学
, 霊長類運動器の機能形態学
競争的資金等の研究課題 (39件):
- 2022 - 2027 ミャンマーの後期中新世のホミノイド化石から検討する東南アジアの大型類人猿の進化史
- 2023 - 2026 人類とアフリカ類人猿の分岐時期における東アフリカ霊長類の多様性の解明
- 2019 - 2024 人類の拡散の進化史:トルコ・アナトリア半島における古人類学的研究
- 2021 - 2023 ケニア北西部、中期更新世化石産地ナトドメリ調査と現代型ホモ・サピエンスの起源
- 2018 - 2023 人類とアフリカ類人猿の出現過程の解明-チョローラピテクスの進化形態学的研究
- 2017 - 2020 系統種間比較法による類人猿・人類後肢骨の進化モデル構築
- 2017 - 2020 初期人類二足歩行運動の生体力学的復元
- 2017 - 2020 人類における肩甲難産の進化:胎児・生後骨格成長との関連を探る種間比較研究
- 2016 - 2020 発掘調査から解明する人類・アフリカ類人猿系統と旧世界ザルの競合進化
- 2014 - 2017 大型類人猿とヒトにおける胎児期を含めた比較形態発生:四肢骨格類似性の進化起源
- 2013 - 2016 後期中新世ナカリ層の発掘による人類・アフリカ類人猿分岐過程の解明
- 2012 - 2016 ラミダス化石等人類進化研究を中心としたマクロ形態研究の推進と基盤充実
- 2010 - 2015 3次元モデリング技術に基づく化石頭蓋の高精度復元
- 2010 - 2014 ナカリ(ケニア)における後期中新世霊長類の発掘とその進化的意義に関する研究
- 2008 - 2011 大量に発見したアフリカ中期中新世類人猿化石の分析とヒト・類人猿共通祖先モデルの構築
- 2007 - 2011 資源利用と闘争回避に関する進化人類学的研究
- 2007 - 2009 アフリカ人類・類人猿化石の高精細CTデータの取得と比較形態解析
- 2006 - 2009 ケニア、ナカリにおける後期中新世類人猿の発掘:系統、適応、古環境の解明
- 2005 - 2009 基底核-脳幹-脊髄系神経回路網と身体筋骨格構造の力学的秩序形成による歩行運動生成
- 2005 - 2008 環境の季節変化と地域変異に対するPan属の適応機構の研究~ヒト科の乾燥地適応の解明に向けて~
- 2004 - 2006 マイクロCTによる化石ホミニド・類人猿骨格の骨梁分析
- 2002 - 2003 腰椎骨梁構築における二足姿勢負荷の影響
- 2002 - 2003 形態の3次元高精度デジタル復元システムの開発的研究
- 2001 - 2002 中期中新世類人猿のナチョラピテクスと類人猿の進化
- 2000 - 2002 ニホンザルの二足運動能力に関する解剖・生理・運動学的総合研究
- 1998 - 2000 東アフリカにおける類人猿の進化と人類起源の研究
- 1997 - 1999 生態学研究のためのCTによる三次元計測システムと形態データベースの開発
- 1997 - 1999 足根関節の分析によるヒト上科霊長類の地上性起源に関する研究
- 1997 - 1998 霊長類の樹上運動適応と人類進化におけるその意義
- 1997 - 1998 運動と骨のリモデング : 高齢化社会の健康に関する人類学的研究
- 1997 - 1997 ホミニゼーションと環境変動
- 1995 - 1997 東アフリカにおける類人猿の進化と人類の起源の研究
- 1993 - 1996 中新世類人猿の食性に関する形態学的研究
- 1994 - 1994 中新世ヒト上科霊長類における股関節構造の機能形態学的解析
- 1993 - 1993 現生霊長類における関節形状の3次元的解析と中新世化石類人猿への応用
- 1992 - 1993 アフリカ大型類人猿の病理解剖学的ならびに比較解剖学的研究
- 1991 - 1993 東アフリカにおける人類と現生類人猿の起源に関する研究
- 1991 - 1992 二足性を獲得した周防猿まわしサルの生体維持機構の追跡調査
- 1988 - 1990 東アフリカにおける中新世ホミノイドと古環境の研究
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論文 (173件):
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Marta Pina, Masato Nakatsukasa. New quantitative analyses of the Nacholapithecus kerioi proximal ulna confirm morphological affinities with Equatorius and large papionins. American Journal of Biological Anthropology. 2024
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Yuma Tomizawa, Masato Nakatsukasa, Marcia S. Ponce de León, Christoph P. E. Zollikofer, Naoki Morimoto. Shaft structure of the first metatarsal contains a strong phylogenetic signal in apes and humans. American Journal of Biological Anthropology. 2024
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Laurent Pallas, Masato Nakatsukasa, Yutaka Kunimatsu. Anatomy of the mandibular corpus of extant cercopithecids : taxonomy and variation. 2024
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Tsubamoto, T, Kunimatsu, Y, Nakatsukasa, M. Discovery of Cainochoerus (Mammalia, Artiodactyla, Suidae, Cainochoerinae) from the basal upper Miocene Nakali Formation, Kenya. Paläontologische Zeitschrift (PalZ). 2023. published online
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Hideki Amano, Todd C. Rae, Evangelia Tsoukala, Masato Nakatsukasa, Naomichi Ogihara. Computerized restoration of a fossil cranium based on selective elimination of estimated taphonomic deformation. American Journal of Biological Anthropology. 2022
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MISC (79件):
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Resolving the taxonomic status of Cercopithecus dryas Schwarz 1932 and C. salongo Thys van den Audenaerde 1977. AMERICAN JOURNAL OF PHYSICAL ANTHROPOLOGY. 2019. 168. 85-86
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H. Makishima, M. Katsube, R. Miyazaki, Y. Yamaguchi, S. Kobayashi, C. Uwabe, A. Yamamoto, H. Imai, A. Yoneyama, T. Funatomi, et al. Three dimensional utilization of human embryo specimens of the "Kyoto Collection". 50th Annual Meeting of the Japanese Society of Developmental Biologists. 2017. P214
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巻島 美幸, 勝部 元紀, 釜谷 美翔子, 宮崎 伶菜, 大坂 美穂, 小林 諭史, 上部 千賀子, 山本 憲, 今井 宏彦, 米山 明男, et al. 胚子・胎児標本の京都コレクションを使った様々なモダリティの三次元データとデータベース. 第56回日本先天異常学会学術集会. 2016. P-1
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木村智子, 日野広大, 河野匡暁, 金子隼也, 原澤俊也, 玉川俊広, 森田航, 中務真人, 醍醐弥太郎, 高野淳, et al. 胎生初期の低栄養暴露は生後における後肢骨成長を抑制する. 日本先天異常学会学術集会プログラム・抄録集. 2015. 139
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木村智子, 日野広大, 河野匡暁, 金子隼也, 原澤俊也, 玉川俊広, 森田航, 中務真人, 醍醐弥太郎, 高野淳, et al. 胎生初期低栄養暴露による体格形成変化についての解析. 日本先天異常学会学術集会プログラム・抄録集. 2014. 54th. 68
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書籍 (10件):
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Spinal Evolution: Morphology, Function, and Pathology of the Spine in Hominoid Evolution
Springer 2019 ISBN:9783030193492
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手の百科事典
朝倉書店 2017
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The Evolution of the Primate Hand
Springer 2016
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アフリカ社会を学ぶ人のために
世界思想社 2014 ISBN:9784790716167
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Experimental and computational studies of bipedal locomotion in the bipedally-trained Japanese macaque.
(Primate Locomotion: Linking in situ and ex situ Research) (ed. D'Aout K, Vereecke EE) p.47-59 New York, Springer. 2011
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講演・口頭発表等 (70件):
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私たちの足の進化史:サルの足、猿人の足、ヒトの足
(第3回日本フットケア・足病医学会年次学術集会(奈良市) 2023)
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Miocene Ape Evolution in Africa: What Are Apes?
(第37回国際生物学賞記念シンポジウム:人類の誕生と地球の未来 2022)
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相同モデル理論によるミャンマー産大型ホミノイド肘化石の形態解析
(第37回日本霊長類学会大会 2021)
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ミャンマー中部で発見された後期中新世の大型ホミノイド上腕骨化石
(第36回日本霊長類学会大会 2020)
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ケニア北部ナカリ層から産出する齧歯類化石の食性推定
(日本古生物学会第169回例会)
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Works (4件):
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Paleoanthropological research in Nakali, Kenya
2002 -
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アフリカ大型類人猿の病理学的ならびに比較解剖学的研究
1992 -
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東アフリカにおける中新世ホミノイドと古環境の復元
1991 -
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Study of the Miocene Hominoids and palaeoenvironment in east Africa
1991 -
学歴 (3件):
- 1989 - 1990 京都大学 大学院理学研究科 動物学教室 博士後期課程 (中途退学)
- 1987 - 1989 京都大学 大学院理学研究科 動物学教室 修士課程
- 1982 - 1987 京都大学 理学部
学位 (2件):
- 理学修士 (京都大学)
- 理学博士(論博) (京都大学)
経歴 (4件):
- 2009/11 - 現在 京都大学 大学院理学研究科 教授
- 1999/04 - 2009/10 京都大学 大学院理学研究科 准教授(助教授)
- 1995/10 - 1999/03 京都大学 大学院理学研究科 助手
- 1990/04 - 1995/09 大阪医科大学助手
委員歴 (6件):
受賞 (1件):
所属学会 (5件):
アメリカ生物人類学会
, 国際霊長類学会
, 日本解剖学会
, 日本霊長類学会
, 日本人類学会
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