永岡謙太郎

Nagaoka Kentaro

所属機関・部署：
職名：教授
その他の所属（所属・部署名・職名） (1件)：

東京農工大学農学研究院動物生命科学部門

ホームページURL (1件)： http://www.tuat.ac.jp/~nvetphys/

研究分野 (3件)：実験動物学 , 動物生理化学、生理学、行動学 , 獣医学

研究キーワード (1件)：生物進化の過程で、我々哺乳類は乳腺組織を獲得し母乳を作り子に与える「哺育」を繁殖戦略に取り入れ発展してきた。母乳成分は単に子を大きくさせるだけでなく、脳や腸内細菌叢の形成など健常に育たせるためにも重要です。私は、哺乳類を特徴付ける乳腺の役割やその疾病について、様々な動物種との比較を交えながら研究を進めています

競争的資金等の研究課題 (24件)：

2023 - 2027 ゲノム進化で獲得した産後雌特有のストレス対処機構
2022 - 2025 腸内免疫アミノ酸代謝とその変容による炎症性腸疾患増悪メカニズムの解明
2022 - 2025 犬の動物学的特性が作り出す皮膚腸相関を基軸とした慢性腸症の病態メカニズムの解明
2017 - 2019 細胞質ポリアデニル化複合体に着目した上皮悪性腫瘍抑制分子の研究
2017 - 2018 乳酸菌EC-12摂取による脳機能改善効果の検証

2018 - 2018 肥満細胞腫のコンパニオン診断とリスク評価ツリーの構築

2017 - 2018 母乳成分が決定する腸内細菌叢と脳機能の関係解明

2016 - 2017 不受胎牛早期判別法の開発事業

2016 - 2017 種雄牛の繁殖性向上技術開発

2017 - 2017 肥満細胞腫のコンパニオン診断とリスク評価ツリーの構築

2016 - 2016 肥満細胞腫のコンパニオン診断とリスク評価ツリーの構築

2016 - 2016 妊娠成立のための子宮内環境の構築と再構築

2015 - 2015 奨学寄附金

2015 - 2015 肥満細胞腫のコンパニオン診断とリスク評価ツリーの構築

2014 - 2015 アミノ酸代謝酵素(LAO)が脳内アミノ酸濃度と記憶・学習に与える影響

2013 - 2014 種雄牛の造精能力早期評価法の確立

2013 - 2013 奨学寄附金

2013 - 2013 農薬分解産物ニトロフェノールの副腎・生殖毒性機構と乳癌活性化リスクに関する研究

2012 - 2013 ウシLAOを発現するTgマウスの作出の試み乳房炎抵抗性動物作出を目指して

2012 - 2012 農薬分解産物ニトロフェノールの副腎・生殖毒性機構と乳癌活性化リスクに関する研究

2011 - 2011 農薬分解産物ニトロフェノールの副腎・生殖毒性機構と乳癌活性化リスクに関する研究

2007 - 2008 乳腺分化機構に関与するマイクロRNA(miRNA)の機能解析

2005 - 2007 マウスLAO酵素の乳腺退行因子としての可能性に関する研究

2005 - 2006 タンパク高発現系開発を目指したmRNA安定化機構の解明

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論文 (138件)：

Hong Liu, Ryo Inoue, Mihoko Koyanagi, Shim-Mo Hayashi, Kentaro Nagaoka. Potential Effects of Alpha-Glycosyl Isoquercitrin on Memory by Altering the Gut Microbiota-Blood-Brain Axis in Mice. Journal of agricultural and food chemistry. 2023. 71. 43. 15991-16002
Jun Kambe, Shiho Miyata, Chunmei Li, Yuki Yamamoto, Kentaro Nagaoka. Xanthine-induced deficits in hippocampal behavior and abnormal expression of hemoglobin genes. Behavioural Brain Research. 2023. 449. 114476-114476
Mohammad Ibrahim QASIMI, Susumu FUKUZAWA, Ken SUENAGA, Jun KAMBE, Chunmei LI, Shozo TOMONAGA, Takahiro KAWASE, Takamitsu TSUKAHARA, Kazuhiko HIRAYAMA, Ryo INOUE, et al. L-amino acid oxidase-1 is involved in the gut-liver axis by regulating 5-aminolevulinic acid production in mice. Journal of Veterinary Medical Science. 2023
Haney Samir, Ahmed S. Mandour, Faten Radwan, Ayman A. Swelum, Tomohiko Yoshida, Ryou Tanaka, Kentaro Nagaoka, Gen Watanabe, James Cummins. Diurnal rhythms in testicular blood flow, testicular morphometry and reproductive hormones in Shiba goats. Reproduction, Fertility and Development. 2022
Kazuya Kusama, Rulan Bai, Yuta Matsuno, Atsushi Ideta, Toshihiro Sakurai, Kentaro Nagaoka, Masatoshi Hori, Kazuhiko Imakawa. Characterization of Serum Metabolome and Proteome Profiles Identifies SNX5 Specific for Pregnancy Failure in Holstein Heifers. Life. 2022. 12. 2. 309-309

MISC (34件)：

ソビジット・ワッチャリン, ソビジット・ワッチャリー, 井上亮, 渡辺元, 永岡謙太郎. 卵巣由来プロゲステロンは腸内の乳酸菌を増やし鬱や不安行動を抑制する. The Journal of Reproduction and Development. 2019. 65. Suppl. j100-j100
臼田賢人, 福澤晋, 川瀬貴博, 塚原隆充, 友永省三, 渡辺元, 永岡謙太郎. L型アミノ酸オキシダーゼ欠損マウスの海馬内神経伝達物質代謝変化と記憶・学習能の低下. 日本アミノ酸学会10周年記念大会. 2016
水上寛健, 鈴木毅, 南保泰雄, 石丸睦樹, 内藤裕司, 頃末憲治, 秋山健太郎, 宮田健二, 山野辺啓, 永岡謙太郎, et al. 気候の異なる条件下で飼育した雌雄サラブレッド種育成馬の成長と内分泌機能変化の比較. 馬の科学 = Equine science. 2016. 53. 3. 175-182
S. Haneda, T. Hasegawa, K. Nagaoka, Y. Nambo, M. Matsui, N. Tsunoda, K. Imakawa. Identification of the gp130 receptor family genes and their expression in the endometrium and conceptus during implantation period in mares. REPRODUCTION IN DOMESTIC ANIMALS. 2012. 47. 544-545
P. Dhakal, Y. Nambo, Y. Tanaka, N. Tsunoda, H. Taniyama, K. Nagaoka, F. Sato, G. Watanabe, K. Taya. Activin A during Thoroughbred pregnancy and immunohistochemical localization of its receptors and intracellular mediators in equine fetal gonads. REPRODUCTION IN DOMESTIC ANIMALS. 2012. 47. 540-540

講演・口頭発表等 (38件)：

泌乳期の母体と子を守る母乳中アミノ酸代謝について
(第23回日本乳房炎研究会学術集会 2018)
精子に発現するL型アミノ酸オキシダーゼを用いた黒毛和種雄ウシの繁殖能評価に関する研究
(第111回日本繁殖生物学会大会 2018)
雌ウマの発情周期中における腸内細菌叢の変化と性ホルモンとの関係
(第111回日本繁殖生物学会大会 2018)
哺乳期の母体と子を守る母乳中アミノ酸代謝について
(第72回日本栄養・食糧学会大会 2018)
アジアゾウ(Elephas maximus)の哺乳期における腸内細菌叢の形成と母乳中成分の解析
(第23回Hindgut Club Japanシンポジウム 2017)

学歴 (2件)：

1999 - 2003 東京大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻
1993 - 1999 東京農工大学農学部獣医学科

経歴 (7件)：

2018/12/13 - - 東京農工大学グローバル研究院教授
2016/03/01 - 2018/12/12 - 東京農工大学農学研究院准教授
2011/03/01 - 2016/02/28 - 東京農工大学農学研究院テニュアトラック助教
2004/06/01 - 2011/02/28 - 東京大学大学院農学生命科学研究科助教
2009/04/01 - 2011/02/18 - 日本学術振興会海外特別研究員(University of Massachusetts Medical School客員研究員)

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委員歴 (4件)：

2019/09 - 2020/09 日本繁殖生物学会評議員
2019/09 - 2020/03 日本獣医学会評議員
2017/04/01 - 2020/03 日本繁殖生物学会男女共同参画推進委員
2016/04/01 - 2019/03/31 農林水産省獣医事審議会専門委員

受賞 (1件)：

2007 - (財)森永奉仕会第50周年記念森永奉仕会賞

所属学会 (6件)：

日本畜産学会 , 日本獣医学会 , 日本アミノ酸学会 , 日本繁殖生物学会 , The American Society for Cell Biology , 日本乳房炎研究会

※　J-GLOBALの研究者情報は、researchmapの登録情報に基づき表示しています。登録・更新については、こちらをご覧ください。

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