研究者
J-GLOBAL ID：200901096999931524
更新日: 2024年02月15日
遊川 知久
ユカワ トモヒサ | Yukawa Tomohisa
所属機関・部署：
職名：
グループ長
研究分野 (4件)：
ランドスケープ科学
, 環境農学
, 園芸科学
, 多様性生物学、分類学
研究キーワード (5件)：
植物形質進化
, 植物遺伝資源
, 菌根共生
, 生物多様性保全
, 植物系統分類
競争的資金等の研究課題 (35件)：
- 2023 - 2027 トルコと周辺地域で絶滅寸前の難繁殖性ランの人工増殖を基盤とした統合的保全の確立
- 2023 - 2026 ランはなぜ木に登ったか?ラン科の着生進化に及ぼした菌類のインパクトを検証する
- 2021 - 2024 絶滅危惧ラン科植物の自生地播種試験を用いた保全手法の開発
- 2021 - 2024 定着に特定の共生菌を必須とする植物は、どうやって海洋島へ定着したのか?
- 2021 - 2024 菌根菌を用いたラン科セッコク属植物の有用物質産生システムの構築
- 2018 - 2021 植物の成長に伴い菌根菌は変わる-植物の生活史段階による菌共生パターン多様化の解明
- 2018 - 2021 菌従属栄養進化過程での光合成機能喪失の機序に迫るーサカネラン属を用いた解析-
- 2015 - 2018 菌根菌の変化が植物の寄生性進化をもたらしたか?
- 2015 - 2017 植物-菌共生系を使った菌従属栄養植物の保全技術の確立
- 2015 - 2017 植物の菌根菌遷移への適応戦略とその進化過程の解明
- 2013 - 2016 ラン科植物における花被形態の多様化とその分子的基盤
- 2013 - 2016 日本産単子葉植物全種の系統関係の解明ー分子に基づく種~目の一貫した分類体系の設立
- 2012 - 2015 植物の菌従属栄養性進化のパタンとプロセスの解明
- 2010 - 2012 ラン科モデル植物シグモルキスを用いた花器官形成モデルの構築
- 2009 - 2011 日本産ラン科植物を使った菌従属栄養性進化の総合的解析
- 2009 - 2011 絶滅の危機に瀕するサクライソウの保全のための基礎研究
- 2007 - 2009 形質転換技術を用いたラン科植物特有の花器官形成機構の解明
- 2005 - 2008 日華植物区系の西端としての南ヒマラヤ地域の植物多様性
- 2005 - 2008 ラン科の生活形と栄養摂取様式の進化
- 2004 - 2007 本邦産の難発芽性ラン科希少種の絶滅を回避するための種子繁殖法と種子貯蔵法の確立
- 2005 - 2006 中国雲南省西北部の三江併流地域を境にしたアジア広域分布植物の遺伝的分断現象の解析
- 2003 - 2005 植物園における日本産絶滅危惧植物種保全システムの確立
- 2002 - 2005 着生植物の進化に関する研究
- 2002 - 2005 ゲノム情報を用いたツツジ園芸品種群成立過程の解明と葉緑体の両性遺伝に関する研究
- 2003 - 2004 日華植物区系に広域分布する植物の起源と伝播の解析
- 2001 - 2004 シュンラン属の生活形・栄養摂取様式の進化
- 2001 - 2002 東アジア日華植物区系を中心にした北半球温帯域における植物の多様性形成過程の解析
- 2000 - 2002 熱帯域において植物から大気中に放出される極性有機化合物の分布と変動に関する研究
- 1999 - 2001 ツツジ属の分子遺伝学的解析に基づく新品種群開発に関する研究
- 1996 - 1997 バヌアツにおける熱帯山地植物相に関する調査
- 1996 - 1996 核リボゾームRNA遺伝子のITS領域を用いたラン科セッコク連の系統解析
- 植物園における栽培保全の戦略策定
- ラン科植物の分子系統
- Strategies for ex situ conservation in botanical gardens
- Molecular systematics of Orchidaceae
全件表示
論文 (178件)：
-
Kento Rammitsu, Masaru Goto, Yumi Yamashita, Tomohisa Yukawa, Yuki Ogura-Tsujita. Mycorrhizal specificity differences in epiphytic habitat: three epiphytic orchids harbor distinct ecological and physiological specificity. Journal of plant research. 2023
-
Chie Tsutsumi, Ayako Maeda, Masayuki Ishibashi, Tomohisa Yukawa, Satoshi Kakishima. Identification of Oberonia (Orchidaceae) on Kozushima Island, Japan. Bulletin of the National Museum of Nature and Science. Series B, Botany. 2023. 49. 3. 115-122
-
Liyue Zhang, Kento Rammitsu, Kenshi Tetsuka, Tomohisa Yukawa, Yuki Ogura-Tsujita. Dominant Dendrobium officinale mycorrhizal partners vary among habitats and strongly induce seed germination in vitro. FRONTIERS IN ECOLOGY AND EVOLUTION. 2022. 10
-
Yumi Yamashita, Yuki Ogura-Tsujita, Nobuaki Nagata, Takahide Kurosawa, Tomohisa Yukawa. Molecular identification of seed-feeding flies dissected from herbarium specimens clarifies the 100-year history of parasitism by Japanagromyza tokunagai in Japan. ECOLOGICAL RESEARCH. 2022. 37. 2. 240-256
-
Wei-Chang Huang, Zhong-Jian Liu, Kai Jiang, Yi-Bo Luo, Xiao-Hua Jin, Ze Zhang, Ru-Hua Xu, John Kumau Muchuku, Stanely S Musungwa, Tomohisa Yukawa, et al. Phylogenetic analysis and character evolution of tribe Arethuseae (Orchidaceae) reveal a new genus Mengzia. Molecular phylogenetics and evolution. 2021. 167. 107362-107362
もっと見る
MISC (28件)：
-
池山裕一郎, 池山裕一郎, 蘭光健人, 蘭光健人, 渡辺侯征, 手塚賢至, 堤千絵, 遊川知久, 田中伸幸, 辻田有紀. 屋久島に自生するラン科地生種と着生種の菌根菌相比較. 日本菌学会大会講演要旨集. 2022. 66th
-
前原良美, 木下晃彦, 蘭光健人, 蘭光健人, 蘭光健人, 阿部篤志, 梶田忠, 川口大朗, 向哲嗣, 遊川知久, et al. トサカメオトランの分布拡大に関与した菌根菌の解明. 日本菌学会大会講演要旨集. 2022. 66th
-
伊藤 彩乃, 庄司 顕則, 糟谷 大河, 山下 由美, 遊川 知久. 世界の分布南限地において危機的状況にあるオオウメガサソウ(ツツジ科)の保全に関する研究 -茨城県多様性保全研究グループ-. 自然保護助成基金助成成果報告書. 2020. 29. 0. 199-211
-
辻田有紀, 大原直人, 島崎茜, 蘭光健人, 山下由美, 遊川知久. クヌギタケ科及びホウライタケ科とオニノヤガラ属植物の共生発芽. 日本菌学会大会講演要旨集. 2020. 64th
-
蘭光健人, 蘭光健人, 山下由美, 遊川知久, 辻田有紀, 辻田有紀. 着生植物カヤランの菌根菌相解明. 日本菌学会大会講演要旨集. 2019. 63rd
もっと見る
書籍 (16件)：
-
World Orchid Collections 2020
2020
-
ランの王国
北海道大学出版会 2016 ISBN:9784832914049
-
植物学の百科事典
丸善出版 2016
-
レッドデータブック2014, 8 植物I
ぎょうせい 2015
-
日本のランハンドブック1 低地低山編
文一総合出版 2015
もっと見る
Works (9件)：
-
インドネシア植物相の調査・研究
2000 -
-
ベリーズ植物相の調査・研究
2000 -
-
北部タイ植物相の調査・研究
1998 -
-
東部オーストラリア雨林植物相の調査・研究
1998 -
-
バヌアツならびに周辺地域植物相の調査・研究
1997 -
もっと見る
学歴 (3件)：
- 1989 - 1993 千葉大学 自然科学研究科 環境基礎科学
- 1985 - 1987 千葉大学 園芸学研究科修士過程
- 1981 - 1985 千葉大学 園芸学部
学位 (2件)：
- 博士(理学) (千葉大学)
- 農学修士 (千葉大学)
経歴 (3件)：
- 2007/04 - 現在 国立科学博物館 植物研究部
- 1995/04 - 現在 国立科学博物館 筑波実験植物園
- 1993 - 1995 日本学術振興会 特別研究員
受賞 (9件)：
- 2020 - 日本植物分類学会論文賞
- 2018 - 日本DNA多型学会優秀研究賞
- 2018 - 応用生態工学会最優秀口頭研究発表賞
- 2016 - 応用生態工学会優秀口頭研究発表賞
- 2015 - 日本植物園協会木村賞
- 2013 - 11th Asia Pacific Orchid Conference Poster Award First Prize
- 2011 - 20th World Orchid Conference Best Poster Award
- 2010 - 日本DNA多型学会優秀研究賞
- 2001 - Asia Pacific Orchid Conference Academic Prise
全件表示
所属学会 (3件)：
アメリカ植物学会(Botanical Society of America)
, 日本植物分類学会
, 日本植物学会
