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J-GLOBAL ID:200902112153350374   整理番号:93A0679077

景観研究の系譜と展望-風致工学から景観設計へ

A brief history of landscape and civic design research and its perspective.
著者 (1件):
資料名:
号: 470  ページ: 35-45  発行年: 1993年07月 
JST資料番号: F0028A  ISSN: 0289-7806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
引用文献 (31件):
  • 1) 中村良夫: 土木構造物の工業意匠的考察, 東京大学土木工学科卒業論文, 1963. 3.
  • 2) 中村良夫: 土木空間の造形, 技報堂出版, 1967.
  • 3) この辺から第II期にかけての状況については中村, 樋口, 篠原: 景観工学の来し方, 将来を語る. 土木学会誌, 1987. 9を参照されたい.
  • 4) 都市のデザイン, 建築文化, 1961. 11又は都市デザイン研究体: 現代の都市デザイン, 彰国社, 1969. 伊藤ていじ他: 日本の都市空間, 建築文化1963. 12. または伊藤ていじ編: 日本の都市空間, 彰国社, 1968. これに続く一連の著作として, 日本の広場, 建築文化, 1971. 8がある. 又, これらの著作のまとめ役となった伊藤ていじには日本デザイン論, 鹿島出版S. D選書, 1966や借景と坪庭, 淡交新社, 1965などがあり景観研究の多大の刺激となった.
  • 5) K. Lynch: The Image of the City, M. I. T. &Harvard Uni. Press, 1960, 丹下健三, 富田玲子訳: 都市のイメージ, 岩波, 1968. D. Appleyard, K. Lynch and J. R. Myer: The View fromthe Road, M. I. T. Press. 1964. なお, これらの著作は都市あるいは景観研究者に大きなインパクトを与えたが, アーバンデザイン, あるいは景観設計研究には以下の3つの大きな流れがあり, Lynch らの著作はその1つの, 新参のイメージ論にすぎない. 他の2つの流れとは, G. Cullen: The Town scape, Architectural Press 1961. 北原理雄訳: 都市の景観, 鹿島出版S. D. 選書, 1975や Sitte, C.: City planning According to Artistic Prirciples, Random House, 1965, Spreiregen, P. D.: Urban design, the architeture of towns and cities McGraw Hill, 1965, 波多江健郎訳: アーバンデザイン, 青銅社, 1966等を代表とするより実体的なタウンスケープ派と, 世界諸都市のあこがれとなったバロック式のアーバンデザイン派である. 後者については, Bacon, E. N.: Design of Cities, Thames & Hadson, 1974や H. Saalmann: Haussman: paris, 小沢明訳: パリ大改造-オースマンの業績, 井上書院, 1983に紹介がある程度でその華やかさに比べ, 著作, 研究は意外なことに少ない.
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